ショッピングモールのニルヴァーナ
光が飛ぶ
アレは光の波に乗って消えてった
光の軌道は捕らえられ、時間は2次元
青青青青青青青
「このエスカレーターは下りエスカレーターで、上りエスカレーターです」
失われた未来はどこにだって遍在する
エスカレーターの粒子をはっきりと捕らえられた
赤赤赤赤赤赤赤
どこにも向かわない運動を繰り返すうち、猫は宇宙に消えた
片手で拍手を送りながら
目を刺す色を作り出す
目を刺す色が作り出す
黒黒黒黒黒黒黒
革命家の血の色まで黒くなる
真っ黒の亡霊が立ち尽くしてる
ショッピングモールのバリケード
潰れた泡のエチュード
あなたは机 机はあなた
あなたは犬 犬はあなた
あなたは鉛筆 鉛筆はあなた
あなたは はあなた
ソラから伸びる臍の緒を登り続けるロボットに蝶々の話を聞かせたい
ソラの青さはお前の煩悩
切る 殺す
あなたは犬を殺す
犬はあなたを殺す
未来で描いた蛆虫を革命家の死体に埋めておく
色が身体を突き刺し涅槃
The Mechanical God りょう(kagema) @black-night
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。The Mechanical Godの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます