84 遥花のおっぱいクールダウン♡

「うぅ~、痛いよ~……」


 遥花が小さく涙を浮かべながら、胸を揉んでいる。


「遥花、もしかして……また、胸を痛めたの?」


 僕は尋ねる。


「うん、そうなの。昨日、幸雄とロビンにおっぱいビンタをしまくったせいで」


「ごめん」


「申し訳ありません、遥花さま」


 僕とロビンさんは謝罪をする。


「良いの、あたしが好きでしたことだから」


 遥花は言う。


「けど、今日はおっぱいを休めないと」


 そう言って、遥花はテーブルにおっぱいを載せた。


「ふぅ……でも、まだズキズキする」


「遥花……僕も何かしてあげたいな。けど、どうすれば……」


「お二人とも、私に名案があります」


 ロビンさんが言う。


「遥花さま、ちょっと失礼しますね」


 そう言って、ロビンさんは遥花の巨大な乳を持ち上げる。


「んっ」


 その下に、タオルを敷いた。


「ロビン、何をするの?」


「とても気持ちの良いことですよ」


「えっ?」


 ロビンさんは不敵に微笑みながら、何やらバケツを持って来た。


「こ、これは……氷?」


「ええ、そうです」


 ロビンさんは怪しく微笑む。


「今から、遥花さまのおっぱいをクールダウンして差し上げます。そうすれば、熱を持って炎症を起こして痛んでいるおっぱいも、きっと良くなるはずです」


「ロ、ロビンさん……僕が言うのもなんですけど、すごい変態ですよね」


「ええ、私は変態です。こと、遥花さまに関しては……ハァ、ハァ」


「ロ、ロビン。あまり嫌らしいことをしたら嫌よ?」


「ご安心下さい、遥花さま」


 そう言って、ロビンさんはアイススコップで氷をすくう。


 そして、パラパラ、と優しく遥花のおっぱいに氷をふりかける。


「ひゃああああああああああああああぁん!?」


 遥花の甲高い声が響き渡る。


「遥花さま、痛くありませんか?」


「い、痛いというか……くすぐったいと言うか……これ、何かすごいよ」


「では、ドンドン行きましょう」


 ロビンさんは次々に遥花のおっぱいに氷をかけて行く。


「んっ、ひゃううううううううぅん!」


「は、遥花……」


 僕はそんな彼女を見て、ゴクリと息を呑む。


「幸雄さま、何をボーっとなさっているのですか」


「え?」


「あなたは遥花さまの旦那なのですから、遠慮せずに氷をかけてあげてください。この素晴らしい爆乳に!」


「い、いや~ん」


「わ、分かりました」


 僕はロビンさんからスコップを受け取ると、氷をすくう。


「は、遥花。行くよ?」


「う、うん。来て……」


 そして、既に氷で埋まりかけている遥花のおっぱいに、さらに氷をふりかけた。


「ふあああああああああああああああぁん! 幸雄にぶっかけられたああああああああああああぁん!」


「ええええええええええええぇ!?」


 遥花のとんでもない叫び声に、僕は思わず目を見張ってしまう。


「幸雄さま、遠慮なさらず。もっと、遥花さまにぶっかけて下さい!」


「いやいや、何を言ってるんですか……」


「ね、ねえ。この氷に、シロップをかけたら美味しいかもよ?」


「遥花!? 君は何を言い出すの!? 自分がされているのに……」


「そう言うと思って、ご用意しております」


 ロビンさんがササッ、とかき氷のシロップを用意する。


「無駄にできるメイドさんだな」


「さあ、幸雄さま。どれでも好きなものを、遥花さまに……ぶっかけるのです」


「そうよ、幸雄。遠慮せずあたしに……ぶっかけて」


「君らの頭はおかしい」


 僕は文句を言いつつも、内心では少し興奮していた。


「じゃ、じゃあ……メロンにしようかな」


「ふふ、あたしのおっぱいメロンどころか、スイカ以上なんだからね♡」


「遥花さ~ん……」


 僕は半ば呆れつつ、メロンのシロップを垂らす。


「んっ、あっ!……ゆ、幸雄、もっと一気に……ぶっかけて」


「そうですよ、幸雄さま。遠慮せず、遥花さまにぶっかけて下さい!」


「ああ、もう。分かりましたよ」


 僕は半ばヤケになって、シロップの入った瓶を逆さにする。


 ドバッ、と液体がこぼれて、氷と、それから遥花の爆乳を濡らす。


「ふああああああああああああぁ! これすごいのおおおおおおおおおおおぉ!」


 遥花がのけぞってビクン、ビクンとした。


「ハァ、ハァ……ゆ、幸雄にいっぱい……ぶっかけられちゃった♡」


「は、遥花……ごめん、やりすぎた」


「ううん、良いの。じゃあ、後は美味しく食べるだけよ♡」


「じゃあ、ちょっといただこうかな」


 僕は遥花のおっぱいに乗っていた氷をひとつまみすると、パクっと口に放り込む。


「どう? 美味しい?」


「うん、美味しいよ」


「やった~。じゃあ、あたしも……」


 ヒョイ、パクッ。


「う~ん、おいちい♡」


 遥花はキュートな笑顔を浮かべる。


「は、遥花さま。私にも下さい……ハァ、ハァ」


「うん、良いよ」


「では、いただきます」


 ロビンさんもそれを食べる。


「……ああ、遥花さまのおっぱいの味がします」


「メロンの味ですね」


 僕は訂正する。


「あっ……でもこれ……すごく気持ち良くなって来たかも……おっぱいがシロップでベトベトだけど……あっ、そうだ」


 遥花がニコリとして、僕の方を見る。


「ねえ、ダーリン」


「何かな?」


「これを食べ終わったら……遥花のおっぱい、いっぱい舐め舐めしてね?」


「えっ? いや、その……」


「幸雄さま、無理でしたら私がいくらでも代役を引き受けますよ」


 ロビンさんがヤバいくらいに目をギラつかせていた。


 だから……


「……いや、僕が全部なめます」


「クソッ、何とうらやましい……!」


 ロビンさんは本当に悔しそうに床を叩く。


「あ、じゃあ、ひと舐めくらいなら……良いよね、遥花?」


「うん、良いよ」


「え、マジですか!?」


 ロビンさんは急に元気になる。


「あんっ、あっ♡ 氷が溶けて……遥花のおっぱいに染み染みして来る……気持ち良い~」


「あぁ、遥花さま。何てエロチックなことでしょう……計画通り」


「何か言いましたか?」


「いえ、何でも」


「あんっ……あっ……ちべたい♡」


 絵面はともかく、遥花のおっぱいはしっかりとクールダウンされたようだ。







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