67 マッサージタイム

「んっ、んっ、あっ♡」


「どう、痛くない?」


「ううん、気持ち良いよ」


 僕は久しぶりに、遥花をマッサージしていた。


 ちなみに、彼女は水着姿でベッドの上だ。


 その方が、体のラインがよく分かるし。


 今日は、少し新しい試みをしたかったから。


「じゃあ、オイルを付けるね」


 僕は瓶を手に取る。


 それを手の平に垂らすと、ほのかに良い香りが漂った。


「アロママッサージなんてドキドキしちゃう♡」


「まあ、そんな本格的なものじゃないよ。とりあえず、少しでも遥花が喜んでくれたらなと思って」


「嬉しい♡」


「じゃあ、行くよ」


 僕はオイルをしっかりと馴染ませた手で遥花の背中に触れる。


「んっ……気持ち良い」


「本当に? 不快感とかない?」


「無いよ……本当に気持ち良い……あっ」


「じゃあ、続けるね」


 彼女と付き合って1年が経っている。


 初めて出会った時から高校生離れしたダイナマイトボディだったけど。


 この1年で、さらに成長した。


 特に、成長の留まる所を知らないおっぱいが、すごい。


 こうしてうつ伏せになると、両端からおっぱいがはみ出している。


 このはみ出し巨乳が、ものすごくエロい。


 僕はマッサージをしつつ、指先でチョンと触れた。


「あっ……」


 遥花はピクンと反応する。


 彼女はチラと僕の方を見るけど、何も言わずに微笑んでいる。


 それからも、マッサージは続いた。


「こっち裏側は終わったけど……どうする?」


 僕が言うと、


「延長で♡」


 遥花はそう言って、表側を向く。


 裏側ははみ出し乳を始め、フェチズムの宝庫だった。


 それに対して、この表側はもうド直球の破壊力。


 もはや、108cmとか言う訳の分からないサイズのおっぱいが、ドドーン!と主張して、僕にこんにちはをしてくれる。


 まあ、いつも面を合わせているんだけどね。


「ていうか、こんなのぶら下げて、本当に重くないの?」


「重いよ。けど、あたしの幸雄に対する愛の方が重いの♡」


「確かに」


「確かにって、もう♡」


 僕は迷わず、遥花の爆乳に触れた。


「んっ……ちょっと強いよ」


「あっ、ごめん。つい、興奮しちゃって」


「いつも揉んでいるでしょ?」


「アロマのせいかな」


「アロマって、何かエッチな響きだよね」


「怒られるよ?」


「一緒にね♡」


 それから、僕は遥花のおっぱいを揉み続ける。


「けど、すごいね。おっぱいはこんなに大きいけど、お腹はちゃんと引き締まって。縦にラインも入っているし。きれいだな」


 僕は思わず、遥花の腹筋のラインをなぞる。


「あっ♡ ゾクゾクしちゃう……♡」


 そのまま、おへその周りもなぞる。


「あっ♡ あっ♡」


「これもう、マッサージじゃないね」


「けど、あたしにとっては何よりも気持ち良い……あっ!」


 遥花はビクンと震えた。


 クタっとなり、息を乱す。


「少し休む?」


「ううん、続けて。もっと、気持ち良くなりたいの」


「分かった」


 僕は改めておっぱいに戻る。


 それは原点回帰のごとく。


 両手でいっぱいのおっぱいを掴み。


「あっ」


 少し強めに揉んだ。


「うん、ちょっと凝っているね」


「そ、そうかな?」


「もっと強くしても良いかな?」


「アレアレ、今日の幸雄くんはSっ気があるのかな?」


「だって、こんなに大きいから。生半可なマッサージじゃ効かないでしょ?」


「うん。ぎゅってして」


 遥花の言う通り、僕は両手でぎゅ~っとおっぱいを圧縮させ。


「んっ!」


 一気に離す。


「あっ……」


 そうやって、緊張と緩和を繰り返すことで、おっぱいのコリをほぐして行く。


「あ、そういえば。遥花のおっぱいって凄く大きいけど、あまり垂れていないよね」


「うん。おっぱいストレッチとかで鍛えているから」


「そういう子は、この胸の上の筋肉に触れてあげると……」


 ギュッ。


「んっ……あああああああああああぁん!?」


 遥花が大きな声を出した。


「やっぱり、ここの胸筋がすごく凝っているね」


「そ、そうなんだ……知らなかった……けど、気持ち良い……」


「じゃあ、もっと触るよ?」


「す、少しは手加減してね?」


 遥花はそう言うけど。


 その後、僕はあまり手加減が出来なかった。


「あああああああああああぁん!」


 壁が厚くて良かった。







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