第2話 彼女との出会い

彼女、秋山由貴との出会いは高校1年の入学式からだった。学校までの道のりを歩いていた僕は、ハンカチを拾った。ハンカチを拾った僕は、前を歩く女性に声をかけた。よく見ると、僕と同じ学校の生徒だった。「あの、ハンカチ違いますか?」僕は、彼女に聞いた。すると、「はい、私のです。ありがとうございます!」とお礼を言われた。「名前聞いてもいい?」

そう彼女に聞かれあわてて「僕の名前は、桜沢嘉人です。あなたは?」僕も聞き返した。「私の名前は、秋山由貴です。」彼女はそう名乗った。それからしばらく学校までの道のりを彼女と一緒に歩いた。「一緒のクラスだといいねー」みたいな話をして学校に着いた。学校に着いたらクラス分けの紙が貼ってあった。自分の名前を探していると彼女が、「ありました!桜沢さんと同じクラスです!」僕は、安心感を覚えた。僕は、「1年間よろしくお願いします。」そう彼女に話した。彼女も「桜沢さんよろしくお願いします!」と言い返した。今でも、彼女の期待と不安混じりの笑顔を忘れない。

こうして僕、桜沢嘉人は高校生活初日に秋山由貴と出会うのだった。

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