第38話新しい生活(改)

私達は新しい家に引っ越し、新生活が始まった


私が立ち上げたモデル会社は、四条グループの圧力に吸収された。

私は代表を解雇、これは離婚した時点で覚悟していた。むしろ解散するつもりだった。


会社もなくなった事でこれからの事を全員で話し合うことにした。


「みんなこれからの事何だけど、お母さん会社が無くなったけど、またモデル会社を始めるつもり何だけど、皆協力してほしいんどけど」


すると周りが静かになる


百合が席を立ち上がり、1枚の書類を私の目の前に置く


「奥様新しい人材派遣事務所の書類でございます、サインをお願いします」


「はい?え?どういう事?」


志保が立ち上がり説明を始める


「梨香さん、新しい人材派遣事務所は設立してます。後は梨香さんがサインしていただくだけです。社名はエイトクローバです」


えーー!そこまでできてるの?何この仕事のできるメイド


理沙がさらに説明を始める


「梨香母様、この人材派遣に登録してるのは、メインモデルとして、真帆、志保、紫苑、補助に私理沙と百合を登録してます。

美少女タレントとして空を既に登録しホームページも作成して全員のプロフィールも載せています。」


百合も立ち上がり説明を始める


「新しい住居は、事務所も兼用になってます。改装も既に終えてます。後は、新しい住居に移ってから説明いたします」


志保が梨香に話しかける


「梨香母様、この前の初めての雑誌の仕事の事覚えてますか?」


「え?観光列車と温泉をテーマにした雑誌でしょ?」


「はい!あの後空ちゃんの神秘的な姿がネット上で飛んでもないくらい人気が出て各地の温泉地から是非とも来てほしいとホームページ上に依頼が殺到してます。

それに新しい出版社から私達に表紙モデルの依頼も来ています。

それに今まで仕事をしてた雑誌社もエイトクローバーと契約したいと言って来ています。」


梨香は、次々報告される事に唖然として聞いている


何この状況、新しく立ち上げた会社が既に仕事が殺到してるって事?凄いわね、この子達のためにも私がしっかりしなきゃ、恐らく四葉グループは、私達を潰しに来るからその対抗手段も考えなきゃ


「皆ありがとう、いつまでも落ち込んでられないって事ね、目が覚めたわ、もう大丈夫よ、じゃ続きは、新拠点に行ってからお話ししましょう」


「「「「はい!」」」」


「空も頑張るから」


ボク達は、千葉にある新しい拠点になるお家に移動してきた。



「うわー凄くひろーい!」


理沙が先に中に入り後から続けて入ると、理沙が説明を始める


「1階は、全て共用スペースになってます、事務所、食堂、風呂、機材倉庫、マシーンルーム、厨房などを占め、2階が居住スペースとなっています」


百合が補足説明をする


「2階の居住スペースは、階段に近い部屋が空、その隣は、抽選で決めたいと思います、皆、空の隣を希望すると思いますので… 」


その発言に皆目の色が変わるがさらに空が驚きの発言をする


「百合お姉ちゃん空まだ体調よくないし、まだしっかり歩けないから、誰かと一緒にいないと無理なの」


皆が驚く


「「「「え?」」」」


百合が改めてきく


「空どういう事?」


「だから空のお部屋荷物置くだけで、誰かと一緒がいいの、空の事皆好きだから問題ないでしょ?ダメですか?」


百合は、即答する


「はい!問題ありません!では、空は、私と一緒と言う事で、よろしくね♪」


「はい!よろしくなのです」


その他が反論する


「「「「ちょっとまったぁー!」」」」


百合は、しれっと話す


「何か問題でも?」


「空は、シオンと一緒のお部屋なのよ!何勝手に決めてるのよ!」


「いいえ!空は、今日私と結ばれるのです!シオン、あなたは、まだ何も見せてないでしょ?私は、縛られた状態で空に全てを見せたのです。だから空の全てを見せてもらって今日結ばれるのです」


「ちょっと風香お姉ちゃん!私なんかお互い全てを見せあったのです!空の大きさも知ってるの、まず私が結ばれるのです」


「私なんかバスの中で、エッチな顔見られたのよ!だから私も今日見せてもらうのよ、そして結ばれるのよ」


「ちょっと待って下さい、私は病院で空の身体の全てを見て知っています、勿論あそこの大きさも、だから私の全てを知ってもらって結ばれます」


真帆が驚き騒ぎ出す


「な!何よそれなら私も見たわよ!」



シオンがブツブツと何か言ってる


「あそこの大きさ…」


みんな何言ってるの?空とエッチなことするの決まりなの?それはダメなのです、ボクは、父さん見たいになりたくないです


「お姉ちゃん達ちょっと待って!空、エッチなことして大切な人傷つけたくないです、だからエッチなことしないのです」


「空…そんなつもりじゃないのに」

「空誰が傷つくのよ…」

「空は、私のこと好きじゃないの?」

「空…まだ過去の事が…」

「そんなぁ…」

「空…」


梨香は、悲しそうにうなだれる空をそっと抱きしめ話す


「空ここにいる家族は、みんな貴方の事が大好きなのよ、だから大好きな空と結ばれたいと思ってるのよ、勿論私も空の事好きだから、愛してほしいけど、こんなおばさんじゃ嫌よね、でもね、みんなどんな事があっても空の事嫌いにならないから私達を、信じてみんなを愛してほしいかな」


みんな空を見つめる


空は、下を向いたまま話し始める


「ボク、酷いお父さん見たいになりたくないから… でもみんなの事大好きです、ボクどうしたらいいかわからないです」


梨香は、抱きしめたまま


「空、みんなね、あなたの優しさに引かれたのよ、すぐには、無理でも私達を信じて空の思うようにしなさい」


空は、顔をあげてみんなを見つめる


「空は、こんなに小さいけど、これから先もここにいる梨香母さん、風香お姉ちゃん、理沙お姉ちゃん、百合お姉ちゃん、真帆お姉ちゃん、志保お姉ちゃん、シオンお姉ちゃん、と一緒に暮らしたいです、エッチなことは、まだ無理だけど、ダメですか?」


梨香が嬉しそうに話す



「みんなそれでいいわね」


「空の補助は、私と百合に任せて、愛してるわ空♪チュッ」


「理沙お姉ちゃん…」


「空私の事もっと知ってほしいから見ててね、愛してるわチュッ♪」


「百合お姉ちゃん…」


「もちろんよ、シオンは空以外興味ないから安心して大好きだよ空チュッ♪」


シオンお姉ちゃん…


「この家も家族も空も私が守るから空は、心配しなくても大丈夫よ、愛してるわ空チュッ♪」


「風香お姉ちゃん…」


「空、いっぱい助けてくれてありがとう、何も気にすることないから、私志保は、空以外の男は、興味ないから、あなただけよ愛してるわ空チュッ♪」


「志保お姉ちゃん…グスン」


「空、九州で助けてもらった時あなたが沖縄でも助けてくれたのを知った時、私は、空が運命の人だと感じたわ、九州から帰って連絡ができない時、真帆は空がいないとダメなのがわかった。何番目でもいいの私は、空がいないと生きていけそうにないから… 真帆は、生涯空を愛し続けることを誓います。愛してるわチュッ♪」


シオンが叫ぶ


「お姉ちゃんずるいよぉシオンも誓う!シオンは、生涯空を愛し続けることを誓います」


志保がシオンのキスを妨害する


「シオン、ダメよ2回もするのは」


「えーー!いいじゃん」


百合も頷く


「ダメよシオン」


梨香は、微笑みながら空をもう一度抱きしめる


「空良かったわね、たくさんお嫁さんができて、みんな平等に愛してあげるのよ♪」


空は、怒りながら梨香に話す


「むー!梨香母さん何言ってるですか?空は、梨香母さんが大好きです!ボクのお嫁さんになってください!」


梨香は空の告白に驚き空を見つめる


「やっぱり空は、汚れてるからダメですよね、ごめんなさい…」


ギユーー


「こら!バカ空!こんなおばさんの私もお嫁さんにしてくれるの?」


空は、涙を流しながら梨香に飛びつき押し倒してしまう


「バカなのは、梨香母さんなのです!梨香愛してる空のお嫁さんになって!ブチュー」


んーー♪


「「「いいなぁー」」」


風香が真帆達に話しかける


「みんなこれからよろしくね、みんなで空を助けて行きましょう」



「「はい!よろしくお願いします」」


「空を不安にさせない!みんなで空を守るの」


「うん♪みんなの空だもんね」



「風香お姉ちゃんあの二人まだ抱き合ってキスしてるわよ」


「ゴホン!いつまで抱き合ってるのよ、!お母さん!」


やっと離れた二人は嬉しそうに見つめ合う


「お母さんどうしたの?」


「空と大人のキスしたら、とろけそうになっちゃったのよ、こんな気持ちになったの初めて、みんなも後でしてもらうといいわよウフフ」


「!」

「!」

「!」

「!」

「!」


「みんなこれから空との生活楽しみましょうね」


「「「「「はい!」」」」」

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