第19話真帆と志保と空の出会い(改)

ボクは、就職した会社を女性問題で辞めて、癒しを兼ねて沖縄の石垣井島にバイトで行っていた時、綺麗な女性と出会った。


一人はモデルの九条真帆さん!

もう一人は四宮志保さん!

二人とも有名なモデルさんで、ボクとの身長差30cm以上美人で、すごく綺麗な人で、スタイルよくてモテるだろうなぁ・・って印象だった。


最初に出会ったのが、真帆さんだった。

道に迷ったのか観光客があまり来ないところで、男たちに絡まれていた。


この時ボクは、急病でバイトのできなくなった、女の子の代わりに女装する事になった。

最初断ったけど、バイト料金の1.5倍に釣られ、引き受けたのだった。


☆・☆・☆

「キャー誰か助けてえーー!」


ボクは声のする方に走っていった。

見ると地元で有名な奴らが、絡んでて女の子を連れて行こうとしてた。


「うるさい!諦めな!ここに入り込めば声なんて聞こえないよ!

これからたっぷり俺たちのおもちゃになってもらうからな!」


「嫌ーーー!離して!誰かーー」


ボクは、男たちの中に割って入った。


「お兄さん達!ダメだよそんなことしちゃ!」


ヤー!

ドス!


「ぐぇ!誰だてめえは!

おい!このチビを捕まえろ!」


「ちび!お前も裸にして、ネットにUPしてやるぜ!おらー!」


ボクは、女の子を捕まえてた男を、頭目掛けて飛び上がりハイキックをした。


ぐぇー!


男が悲鳴を上げ膝をつく、女の子はその隙にボクの後ろに隠れる


「お兄さん達、不細工で女の子がいないからって、無理矢理は犯罪だよ!

それにナイフなんか握って、男なのに情けないね。

ボク見たいな小さい子にナイフ使うんだ!ばっかじゃない!」


男達はイラついて屑なセリフを言ってくる


「うるせえ!てめえらは、捕まえて生配信で裸にさらしてやる!」


女の子は、ボクの横からさっき倒れてた男が、近寄ってボクを捕まえようとしているのを見て叫ぶ!


「危ない!逃げて」


「てめぇーー」


ほんと男ってどうしてこんな屑ばっかなの・・



「大丈夫、ゴキブリは、ここで退治するから」


ボクは、女の子の腕を引っ張り捕まえようとした男に、回し蹴りをして、再び男を蹴り飛ばす、


ハァー


「ヤー!」


ドカッ!


「くそガキーがぁ!」


男は、激怒してナイフをを振りかざして来る男に、スカートのアクセサリーの鎖を外し男に対峙する。


「凄いね、やっぱりゴキブリだね」


男はボクを見て屑なセリフを吐く


「ちびてめえは、ボロボロになるまで犯してやるよ!」


ボクは男を怒らせる事を言って、手首を上手く使いブンブン振り回し男のナイフ持ってる手に投げる


「ふん!ゴキブリは、しゃべったらダメでしょ」


「ガキーがぁ!」


ヒュンヒュン


「えい!」


「痛っ」



男は、持っていたナイフを落とすと男がナイフを拾いあげる前にボクは男に向かって走る


「ゴキブリは、駆除してやる!ヤー!」


ドカ!


男の後頭部に蹴りを入れると相手は、気絶した。


「うっ」


ドサッ



女の子は、あまりの出来事にびっくりして茫然としてた。


女の子は、怖くてボクにしがみつき震えていた。


その後警察に通報し、事情を説明したら、彼らは前から問題を起こしてた二人組で、警察でもマークされていた二人組だった。


ボクたちの証言で、逮捕できると、感謝された。

ボクは女の子とは警察で別れた。


警察官に、お礼とかいいので、女の子には、ボクのことは知らせないでと、お願いし警察署を後にした。


・・・・・・

その後何事もなく平穏に時間は過ぎ


1か月くらい経った時、ボクはあるパーティー会場のヘルプで呼ばれ、裏方で倉庫から厨房へ食材を運んでいた。

するとホテルの裏から女性の怒鳴るような声が聞こえた。


ボクは、気になりそっちに向かった。


「しつこい!プライベート撮影なんてお受けできません!

変なところに連れていかれても困りますから!」


数人の若い男たちが女性を囲んで喚いている


「てめぇ、調子に乗るなよ!今から俺らの秘密の別荘で、その綺麗な身体に、タトゥーをする動画を撮影して、その後AVデビューだギャハハハ」


屑な発言をする男達


「キャー!」


ボクは、綺麗な女性を連れ去ろうとしてる男に、体当たりをして女性を男から引き離し、こっちに引き寄せる


ボクはお姉さん交番から警官を呼んでくるようにお願いする


「ボクが、あの屑の相手をするので、お姉さんは、この少し先に交番があるので、警察の人呼んで来てください!」


女性は頷き走り出す


ボクは女性が走っていくのを確認し男たちを見ると

男たちは、ボクを見てニヤニヤし、屑セリフを吐いてくる


「まぁいいや!美少女AVでデビューさせてやるよ!やれ!」


男たちが、ボクを捕まえようと向かってくる。


「屑が3人か…フン!」


「やかましいチビ!」


ボクは、向かって来た一人目の男に、足払いをかけ、倒れる男にボクも身体をあずけ一緒に倒れ込み、地面に着いた衝撃と同時に、鳩尾に肘を叩き込む


「やー!」


ドスー!


「ぐぇーーー!」


ガクッ


フン!


二人目は、殴ってくる男のパンチをかわして、腕を掴み、肘を肩に乗せ相手の力を利用して、投げ飛ばし倒れた男に、鳩尾に拳を叩き込む


「ギャー腕がおれるーー!」


ドサッ


「やーー!」


ドス!

グエーーー!

ガクッ


フン!ばーか!


3人目はボクにめがけて蹴りを入れてくる。


「おらーー!」


それを見て、ボクも相手の蹴ってくる力を利用して、踵を蹴り上げた。


ドカ!


「え?うわーー」


相手の男は、たまらず転倒し後頭部を強打する。


ドスン!


「ギャー頭がぁー!」


「フン!ばーか」


そこにパトカーのサイレンが鳴り響き近づいてくる。


ファンファン


ボクは、かかわるのが嫌で、その場から離れた。


☆・☆・

志保視点……


お巡りさんあの人たちです。


連れて来た警察官が倒れてる男性に見覚えがあったみたいで感謝される


「こいつら、前からマークしてた連中じゃねえか!

お嬢さん協力感謝する。

おい!ここなら、あの防犯カメラにこいつらの所業が映ってるはずだ!

データーを回収してこい!」


あれ?あの女の子がいない・・

どうして?お礼言いたかったのに・・


男たちは、連行され取り調べで白を切っていたが、防犯カメラの映像が証拠になり男たちは逮捕された。


映像を見て、私も警察の人も驚いた。


「この子凄いな、こんな小さい体で大男を瞬殺かよ・・」


私は映像を見て胸がときめいた。この女の子のことがもっと知りたい・・


☆・☆・☆・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る