第155話 王国、そして誰もいなくなった。

【勇者イヤースより長老ピピン宛の書簡】

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結婚してからこの先、何もかもがいっぺんに変わってしまった。

オマケに付いてきたサムエル貴族の次男坊三男坊たち、連中が動き始めると王国がいっぺんに変わったんだ。

それまではすべて諸侯連中との話し合いで決めていたんだが、何事も義理人情とどんぶり勘定って事になるわナ。ところが連中が来て以来、すべてが計算ずくで決まってゆく。こっちは細かい話は嫌なんで、下手に口出しできなくなってしまったナ。

まあ、それでもそれがいいんだろう。それで、世の中うまくいってるんだろうから。

商売している連中もやりやすくなったと言ってるしな。


しかしな・・・心得違いしている奴もいる。あんたは言ってたろぅ、優秀なのからそうでないのまで居る、って。

なかには、自分がよほど偉くなったと勘違いしている奴もでてきたんだ。

邪神と血を流して戦いぬいた諸侯達の事を、時代遅れの無能な邪魔者としか思っていない奴が。

町や村で生活している庶民の事を、まるで家畜の売買を計算するのと同じように考えている勘違い野郎が。


新たな王国の新制度をよく理解できていない連中・・・おれも、良く分かっていないからその内だ・・・を相手に、『法』やら『制度』やらを振り回して無理やりに押さえつけて、脅かし、奪い取ろうとする奴らが出てきた。

何のための誰のための、『法』やら『制度』やらがあるのか、わかっていないアホゥが。


そんなアホゥは、心の内を隠す事すらしない。だから、傲慢な態度に出るし、摩擦を引き起こすし、そして不公平で横暴な権力をふりまわす。

・・・で、反感を買って問題を起こす。


そんな問題が出てきたので、みんなの面前でその事を問い糺してやったんだ。

そしたらそいつは、得意満々の表情で口元をニヤリと歪め、ぬけぬけとこう答えやがった。


「小官の横暴は、陛下のご威光でございます。」


そして、うすらハゲの頭を深々と下げて顔を隠しやがる。

一瞬全身がゾワッと鳥肌が立ったよ。それで俺は思ったんだ・・・“この首は切り落とさないといかん!”、とナッ。

でも嫁の方が手が早かった。いや足が早かった。横の王妃席からタタッと駆け出し、ジャンプしてうすらハゲに向けてハイキックの一撃。見事に決まったナ。

そいつは、「ギュゲッ」とかゴブリンの悲鳴の様な声をあげて横に吹っ飛んだよ。そして、そいつに跨ってうすらハゲの毛を両手でむしり始めたんだ。

いや~、大変だった・・・うすらハゲが血まみれのハゲになっちまったんだから。それで、


「なぁ~てこと言うの!

お前なんか打ち首よ。」


とか言いだした。でもダメだろう、そんな血みどろになったハゲ頭どこに晒すってんだ。見苦しいのにも程があるだろう。だから、


「ならぬ、名誉を奪った者の命を取ってはならん。

すでに、命以上のものを奪ったのであるから。

それがテルミスの流儀だ。」


とか言って何とかその場を納めたよ。そいつはその場で追放としてやったから、もうそっちに帰ってんじゃないか。

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まあ、そういう事もあるだろうナ~



【長老ピピンより勇者イヤース宛の書簡】

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君が正しい、まったくもって君が正しい。

君の取った処置も正しい、まったくもって正しい。


王国は、諸侯・君の騎士達・君の官僚達、その3者で成り立っている。

これまではそれぞれの流儀でやってきた。

でも、これからは王国の流儀を統一してやっていかないといけない。


だから、3者それぞれに不満が出る。当然だよ。

でも、そこを宥めて、押さえつけて、叩いて、やって行かないとダメなんだ。

そして、君の流儀の一本にまとめないといけないんだ。


だから、王である君が正しい。

君のやることが正しい。

それが、君の王国だ。


君のその苦労をわかってない官僚なんて、

打ち首にして当然だよ。


とはいうものの「名誉を奪ったら命を取ってはならぬ。」

この言葉の理屈はよくわからない・・・論理的とはいえないからネ。

でも、カッコイイ台詞だからこれは慣習法となるよ、多分。

・・・気を付けナヨ。


頑張ってほしい。

次の世代になったら、君の流儀が当然という事になる。

それまでは、なんとか頑張ってほしい。


僕は君の味方だ。

いつも、どんなことがあってもキミの味方だ。

なぜなら君に王位を押し付けた張本人は僕だから。

それが人々のためになる、一番の道だと信じているから。

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ピピンも必死。

イヤースがまたぞろ「俺ヤダ~」なんて言い出さないように。



【宰相ヴァルカンより長老ピピン宛の書簡】

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残された賢者、我ら迷える者の牧者、ピピン教皇さま。ご健勝であられましょうか。

あなたの導きを願う者ヴァルカンであります。

今回はいささか憂鬱な報告と相談を致さねばなりません。


王国はただいま真っ二つに分かれようとしております。

ひとつは私のように元から居た者ども。いずれも邪神との戦いを戦い抜いたとの誇りと矜持を持ち、何よりも勇者イヤースとのより良き未来を望んでいる、かような者どもであります。

今一つは、王妃と共にやってきて未来の王国の盤石たる柱石を築かんとしているものたちであります。


かたや忠誠と誇りを第一と考え、かたや新しい制度と法を第一としております。

そして、後者が今の主流であり、前者が過去の遺物となろうとしている・・・これは明らかです。ですが私といたしましては・・・理において抗弁できませんが、情において到底納得できるものではありません。


そして・・・互いに相手を理解しようとするよりも、邪魔として排除する事をのぞむ世になってしまいました。

その溝・・・いや今となっては深い谷は、もはや埋めることができそうにありません。


イヤース王がもっと狡猾に立ち回ってくれたら・・・とも思わなくもないですが、元よりそのような期待は求めますまい。そんな器用なことはできなくても構わないとの事で王位を押し付けたのですから・・・。


このままでは内乱・内戦が起きかねません。

そうなっては、せっかくの新王国が大きな傷を負う事になります。それだけは何としても避けねばならない・・・思い切った策を講じなければならない。

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だ~か~ら~・・・イヤースに王様なんて無理なのよ・・・



【長老ピピンより宰相ヴァルカン宛の書簡】

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常に誠実で公平なるヴァルカン殿。

あなたの深刻なご報告を読ませていただきました。


そして、王国が大きな危機を迎えていることをよく理解いたしました。

そして、それが悪意や強欲によってもたらされているわけでもない、ということも理解いたしました。


対立する2つの立場。しかし、そのいずれも王国にとって欠くべからざる方々なのです。

ですから、どちらが悪いと言えるようなものではありません。

ですから、何とか工夫するより他ないのです。

互いに満足できる結果なんぞはない、互いに妥協と忍耐を求めるような策しかありません。


しかし、次の事を忘れないでください。

王国は、過去の武勇を称えるためにあるのではなく、新たな権勢を誇るためにあるのでもない。

王国とは、聖ネンジャ・プの清らかな教えをまもる人々が平和に生きるための家であり、それゆえに繁栄してゆかねばならない、という事を。

この王国を守る事、それを第一に考えねばなりません。


私はあなたの正義を知っております。

それ故に、いついかなる時でも私はあなたの正しい心を証言いたすでしょう。

教団はいかなる事態となろうとも、あなたと共にあって援助いたすでありましょう。

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イヤース国王擁立の一番の黒幕が、ちょっと逃げを打っている。

この狡さも・・・海千山千ピピンらしいところ。



【勇者イヤースより長老ピピン宛の書簡】

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ヴァルカンが去っていった。


あいつは何も悪くない。

悪いのは、自分たちこそが王国を建てた王国の持ち主だと思い込んでいる諸侯共であり、その誇りをよく理解して捌けなかった官僚たちだ。

その諸侯と官僚の間にできた対立の溝を、俺は埋めることができなかった。


結果、諸侯筆頭のヴァルカンが王国を立ち去ることとな。った、強硬派の仲間たちを引き連れて。

これで王国内の勢力対立はなくなるだろう。強硬派の諸侯達がヴァルカンと共に去ってゆくから・・・。


しかし、なぜヴァルカンがその責を被らないといけないのか。でも、あいつはその責任を引き受けて出ていくと・・・それが一番丸く収まるからと・・・


北の方にまだ未開拓の原野があるという。そこを開拓するとのことだ。

ならば、そこをヴァルカンの地:ヴォルカニックと名付けよう。


ミクラタナが、小麦の種籾たねもみを創ってくれた。寒冷の地でも豊かな実りをもたらす麦だ。

ヒガタノカガミが、薬の鍋を造ってくれた。水と薬草を放り込んで少し煮立てただけでポーションができる優れモノだ。

ヒヒイロガネが大量の鍬と鋤を鍛えてくれた。錆びない、磨り減らない、最高の鍬と鋤だ。

これら一切を贈り、彼らを見送った。

万を超える人々が家畜を引いて長い列を作り、北へと旅立ってゆく。その最後が北の森の中に消えるまで、俺は夕日の中で見送った。

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結局こういうことになる。一番責任感の強い人が全部引被って去ってゆく。



【長老ピピンより勇者イヤース宛の書簡】

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ヴァルカン達は、新たな王国を夢見ながら邪神と戦ってきた。

そして、いざ新王国ができてみると・・・それは自分たちのものではない・・・と、いう事を思い知らされた。そして失望してしまった・・・良く分かるよ、その気持ちが。


でも、考えてみて欲しい。王国の王様は君なんだ・・・ヴァルカン達ではない。


そして、王国の持ち主は?誰のための王国なのか?

もちろん官僚のものでも、官僚のためのものでもない。

王である君のものでもない、君のためのものでもない。


王国は・・・名も無き人々のものであり、その人々のためのものなんだ。


だからその事実を受け入れることのできる者しか、王国に居ることができない・・・そうだろう?


ヴァルカンもその事をよくわかっていたから、自ら身を引いたのだと思う。

彼と別れることとなった君のつらい気持ちも分かるよ。でも、王様はその原則を守り通さないといけない・・・王国は名も無き人々のものであり、その人々のためのものであるという事を。


教団もヴァルカン達を援助する。そのために特別な職位を設けた、枢機卿ってんだ。かっこいい名前だろう。

説教するだけでなく、ヴォルカニックの新たな国の制度や法律も考えないといけないからね。特別優秀なのを派遣するよ。

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次の書簡まで10年の歳月を隔てている。まあ、この間は無難にやって来たわけだ。



【勇者イヤースより長老ピピン宛の書簡】

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モルツ坊主が逝った。

もういい年だったからナ、大往生だわ。


奴が死ぬ2年前に一人の青年を連れてきた。


「この者は、優れた知性と正しい心を持っておる。

だから、私の名を継がせることにした。

できたら、王国としてその家を認めてやって欲しい。」と、言ってな。


なんと!、モルツの跡継ぎ?。坊主に跡継ぎってあるのか?。

しかし奴の一番弟子なんだってんだから、人材としては折り紙付きだわナ。

だからモルツ家ってことで、いきなり伯爵位にしてやったよ。爵位のある方が、王国の中では羽振りが利くからナ。


俺が、「さてどんな仕事をしてもらおうか。」って、言ったら、

「それは、こちらで考えておる。お前さんは考えなくてよい。」

・・・だとよ。


モルツ坊主は元邪神の民の孤児たちをあつめて育成してきたんだが、そのうちの一人とのことだ。

邪神の民たち・・・邪神領は結局のところ全部俺の直轄支配下となった。そこで生活していた邪神の民たちも全部俺直轄の民という事になっている。

モルツ坊主の一派は、その連中の民政・農政を一手に引き受けてくれている。

そのリーダー格にする腹積もりなんだろ。


静かな毎日だ。

一緒に戦ったヤツはみんな居なくなった。

今は、あの戦いの事を何も知らない奴らが王国を牛耳っている。

そのくせに、戦いの詩なんぞを歌って英雄に憧れているが、そんな詩なんてみんな嘘だ。

本当の戦いなんて、もっと惨めで悲惨で愚かなものだったんだ。その事をスッポリとぬかした詩なんて、からきしの嘘八百だろぅ?

自分らの楽しめるように勝手に話を作って、面白可笑しく歌っている・・・ダケさ。


今のおれには家族がいる。

息子が2人、2人ともよく躾られて行儀がいい。おつむの方は・・・俺の血を引いてるからナ・・・それなりだ。

二人ともよくなついてくれて、俺にあの戦いの話をせがむが・・・本当の話なんて、子供に聞かせても仕方ないわナ。あんな恐怖と憎悪の思い出は、俺で終わりにするのがいいんだよ。

こいつらは、もう別の世界の人間なんだ。あの恐怖と憎悪の時代の人間ではないんんだ。

だから、結局のところ俺はボッチになっちまうがナ。


でも、それが一番なんだわ。

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なあ、愚痴だな。イヤースもそうなったらお終いネ。



【長老ピピンより勇者イヤース宛の書簡】

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フフフ、長生ちょうせいの副作用を味わっているネ。

世の中は変わってゆく、そこで生きている人達が替わってゆくのだからね。その良し悪しはともかくとして。

君なんかよりも、僕の方がその事をずっと思い知らされてんだ。


何しろ、古代魔法王国からネンジャ・プの大暴れした時代、そして邪神時代とそれを討伐した勇者イヤース・・・キミの事だよ・・・の時代、って具合にね。その長い年月のあいだに大勢の人たちが通り過ぎていった。そしてひとり残された僕は長老と呼ばれ、みんなの心配事を一身に背負わされてきたのさ。


寂しいかい?でも、それは贅沢ってもんさ。

僕なんか、今までそんな余裕もなかったからね。

まあ、今は静かな時代だから・・・ちょっと寂しいかもしれない。でも、僕は贅沢な時間だと思って、よく味わっている。


寂しいと思ったら手紙をくれたらいい。いや、何ならこっちに遊びに来てくれてもいい。

歓迎するよ。御馳走するよ。

僕らの語り合うネタは山ほどあるはずだ。


うん、一度こちらへおいでよ。

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愚痴にもちゃんと返事を書いているピピン。筆まめピピン。

次の書簡までまた20年ほど離れている。



【勇者イヤースより長老ピピン宛の書簡】

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長男に王位を継承した。

もう30にもなって、そろそろって頃だしな。

俺の息子だから、精々十人並みの出来で可もなく不可も無しといった処だ。が、二十歳から統治デビューして、この2年はほとんど俺の代わりを務めてきたかいもあって、周りもそれが当然とみなしている。


王位継承式の式典で、

「俺の血を引いているからナ、自分のおつむには自信を持たなくていいぞ。何事も、周りのいう事を話をよく聞いてだナ、そいつらにやってもらえばいい。」

って、助言してやったのさ。そしたら、

「いくら何でも、それはないでしょう、父上。

精一杯頑張らせてもらいます。」

だとさ。


・・・そうか?

無能な奴は頑張らんでいい、有能な奴の邪魔をするだけなんだから。

まっ、宰相のモルツが見張ってくれてるからナ。まあ、それでいいだろう。

そう、宰相のモルツってのはモルツ坊主の養子としてきた奴だ。あれからもう25年にもなり今は50前のいいオッサンだわ。確かに有能だわ、それだけでなく土性骨が入っている。ガキの時に苦労したんだろうな。


そして俺は今、タルクスという小さな湊町にあるあんたの教団の支店にいる。そして、この手紙を書いている。


タルクスって町は、邪神『富貴』のいたところだよ。あの池をヌカイ河につなげて船着き場にして、交易の町になったんだ。チッチャイ町だがナ。


隠退はまだちょっと早いんじゃないかと言われたが、俺がいやになっちまったんだから・・・仕方がないだろう。

という事で、さっさと城を逃げ出して来た。嫁は、あきらめ気味にこう言ってたよ。

「早々のお帰りを」ってな。


言っとくが、早々にお帰りする予定はない。俺の仕事はまだ終わったわけではないんだ。王国ばかりにかまけているわけにはいかないんだよ。


暫く、姿を消すよ。

じゃあな。

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「暫く、姿を消すよ」・・・(´・ω・`)エッ?



【長老ピピンより勇者イヤース宛の書簡】

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君が突然退位して姿を消してしまったこと、大騒ぎになっているよ。

まあ、君がいやになったんだから・・・仕方がない・・・そう思うよ。

ご苦労さん。

後継ぎが育つまで頑張ったんだ。もう十分、君は責任を果たした。

また、月々一万グランの“ナマポ”を送ろうか?

前の様に教団の支店に顔を出してほしい。


のんびり過ごしなよ。

こっちに来た時でいいから、会いに来てくれたらうれしい。いつでもいいから。

「ピピンに呼ばれてきた」、そう伝えてくれたら僕の元に案内してくれるはずだ。

御馳走するよ、おいしい酒だってある。サルマンってそういう所なのさ。


この手紙が君の処に届くように・・・今の僕の願いはそれだけだ。

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イヤースは、やっぱり油断できねぇ~わ。



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