応援コメント

第112話 教皇ウィクトル」への応援コメント

  • フィオレンティ神父を異端裁判で刑死させる。
    それで教会分裂を防ぎ、戦争の惨禍拡大も防ぐ。
    フィオレンティ神父自身もその為に、
    教会へ命を差し出す事を納得している。
    それでいいのだろうか?

    こんな理不尽を招かぬ為に
    教会の知性と権威があるはずだ!

    ヴォルカニック皇国は貧困層を
    「棄民」しているではないか!

    王国の奴隷制度は、
    生活が立ち行かなくなった者達を生かす、
    セイフティネットの一面もある。
    確かに人権蹂躙や虐待も行われているが。

    ヴォルカニックは棄民した者達を
    賊として(そうならざるを得ない境遇に追いやって)
    騎士に殺害させている。
    果たしてこれは国として正しい事なのか?

    それを棚に上げて王国を非難するのは
    厚かましいだろう。

    国が国民の命を恣意的に刈り取るのと
    奴隷としながらも生かして行くのと。
    どちらがマシなのだろうな。

    フィオレンティ神父のような人に死んで欲しくない。
    異端裁判中にエリーセが飛び込んできて
    ヴォルカニックの言い掛かりを
    論破・粉砕してくれないかな…。

    作者からの返信

    人間の唱える正義なるものは偽善と欺瞞にまみれている。
    しかし、世界はそれを軸にして動いてゆく。
    ・・・それが人間の辿ってきた歴史だ。
    と、いう考えが根底にあります。

    次回、山場です。