応援コメント

第110話 東方3国と教皇国」への応援コメント


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    やれやれ。
    政治と宗教は絡み合うと、ろくなことにならない。
    現代の私達は、歴史上の数多くの過ちを
    知るがゆえに
    「政教分離」の原則を理解してるけれど
    中世的なヘルザ世界で政教分離を成した
    イエナー陛下は正に先進的な人物ですね。

    もっとも、彼の場合。
    「国を治めるは王の務め。
    そこに教会ごときが口を挟むなど言語道断!」
    …と言った所かもしれませんが。

    サルマン大公がヴォルカニック皇国に
    乗せられた経緯は分かりました。
    けれどヴォルカニック皇国自体の侵攻理由が
    はっきりしませんね。

    エリーセが滞在してた時は
    社会システムに多少問題があった程度で
    積極的に戦争を起こす理由は
    無いように思えたのですが…。

    作者からの返信

    “ヴォルカニック皇国自体の侵攻理由”ですが、それは理想的な中世国家を目指している国と、中世から近世になだれ込もうとしている国とのあいだでの路線闘争と言ったところです。戦役篇の冒頭でちょっとだけ説明したりしておいたのですが。
    次話からの3話は、その陰惨なイデオロギー闘争が話のタネになります。乞うご期待です。