後ろからなんか音が聞こえるポタポタと、、、

アディダスオレンジ

第1話

私は、櫻井 桜子。今年から社会人だ。IT企業に運良く採用された。しかし、その会社は想像を遥かに超える忙しさだった。新社員って言う事で、ほとんどの人が私の机に資料を置いていく。社長も怖くて、少しでもミスすると怒鳴られる。そんな、会社だが、女性社員のトップの人が美人でとても気にかけてくれて、優しくしてくれた。名前は香本 彩音先輩。さっきも言ったがとても美人で仕事も早い。そして、たまに飲みに連れていってくれる。だから、彩音先輩がいる限り絶対にこの会社を辞めない。

ある日のこと。仕事が多く、彩音先輩は休みだったので、残業時間に入ってしまい、電車の終電時間にギリギリ間に合って帰る。最寄り駅に着いて降り、家まで歩き出した。後ろに気配を感じ、振り返ったが、誰もいない。気のせいかと思い、また歩き出す。すると今度はなにかが垂れる音がした。そして、勢いよく後ろを向くと、顔が長細く、目は真っ黒で、髪は長い髪の毛がボサボサしていた。垂れる音の原因は右手に持っていた、キャップのない天然水のペットボトルだった。そして、「タスケテ…」と言ってきた。あまりにも不気味で走り出した。そいつは、「ウ〜、マ、マッテ…ワタシをタスケテ…」と言って追いかけてくる。そして、ヒールが石に引っかかり転んでしまった。

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後ろからなんか音が聞こえるポタポタと、、、 アディダスオレンジ @Hikarihoshi

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