応援コメント

第108話 少子化がそんなにアレなら人工子宮の開発をすればいいと思ってしまうSF脳。」への応援コメント

  • あー、僕もなんとなくその感覚は分かりますね。大学の時、ふと取った他学部の授業で家族論というものがあったのですが、そこで考えたのは「養子制度なんてものがあるくらいなんだから、家族になるには血のつながりなんて重要じゃないよね」ということです。ペットは家族!!なんて価値観は今ですら一般的ですし、究極的には自分が生んだからなんなんだ、ということです。

    あらゆるリスクを考えて、人工子宮が一番だってなったとしたら、わざわざ自然分娩を選ぶメリットって、親の満足感にしかないんですよね。そこから、更にヘテロとかホモとかの問題が入ってくると余計に人工子宮は理想的になってきそうなんですけどね。

    この感覚は多分一般的ではないんでしょう。「お前はお腹を傷めないからそう思うんだ!」って言われそうですが、痛い思いしたら愛情が増すのか?ってところに疑問を感じてしまいます。

    作者からの返信

    そーなんですよ。
    ワタシも産まない作りたくない人間だからあれこれ言われるとは思うのですが。
    痛いのが辛いし身体にもよくないから無痛分娩もある訳だし。
    どうせ本能が壊れているのが人間だったら~と思う訳ですね。
    それこそLGBTQのひとたちも「パートナーの子供が欲しい」という願望も叶えられるんではないですかね。人工子宮ができるくらいの技術ができるくらいになったら遺伝子情報だけそれぞれの卵子精子から抜き取って受精卵を作るとか。

    まあじゃあそういうのは果たして人間か?
    子供は国のものになってしまうのか! 
    という話でまた倫理とか宗教とかがーがーなるでしょうが、「これでもかとばかりに少子化」したらどうなんでしょうね。国家が存続するにはそれなりにマンパワーが必要な訳ですが他国からむやみに入れるのはよろしくないです。何が起こるか判りません。できるだけ自国内で増加させるのが一番です。
    だから養子制度をもっと楽に~とすると今度はそれで金目当ての~が出たりまあ面倒な話になってきたり、条件において今の日本ではまず夫婦であることだったりとかだし、結局結構手詰まりじゃないかと。

    岡田尊司氏の「回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち (光文社新書)」という本でも「そういうタイプ」の人間が増えてきていることが~という話が出てます。これが2013年ですよ! もうこの逆は少なくとも日本では無いと思いますし、他国でもある程度以上の生活ができる情報過多の現代社会で生きていて、それこそこのコロナであれこれ変わらされた生活に適応できうる人々とか考えたら。

    ……と言っても50代のワタシが生きてる間にどうこうなるとは思えませんがね。あと30年くらい以内では。見てみたいものですが。
    ディストピアとみるかユートピアとみるか。それはその時次第なんですよねー。
    「復活の日」なんて、極端な男女比の場合人類存続のためにどうする? と1960年代か70年代に考えたのが「女性は皆母だと思え」「マスでもかいてろ!(この台詞は原文)」ですもんねー。