第107話 痴漢関係とかフェミの主張する何とやらとかはかなり何処かの世界の話に感じること
いや実際遭ったことありますよー。直接的な痴漢も微妙な奴もただの変態も。
大学時代。
そのいち。
ウチの寮は山の上にあったので、裏のやや斜度のある暗い坂を一人バスから下りて登っていたら、後ろからたったった、と走る音が。
と思ったらばっと後ろから抱きつかれ胸をがしっと。
慌てて振りほどいたら逃げていき、こっちも息せき切って坂道を駆け上りましたよー。
そのに。
東京に向かうJR東海道線。
熱海-東京間の空きまくった列車で寝てたワシ。目覚めたらあちこち空いてるのに横に座ってる男がいる。何じゃい。ということで移動。
そのさん。
おなじくJR東海道線のやっぱり熱海-東京間。
ボックス席の席はさんだ向こう側でいちもつをしごいてる男が。
そのくらいですがね。全く無い訳ではないので、少しは言う資格あるよね(笑)。
でも満員電車もしくはバスというものと無縁な環境ならば、結局それだけなんだよな。もうそれだけで地方と都市部の違いでかいのよ。
そんで今となってはバスすら廃線になった地域に住んでするワタシとしては、乗れる人は車、乗れない人は自転車で移動するしかないので、「痴漢が嫌なら自転車で行けば?」とつい言いたくなってしまう訳ですよ。
反論は認める。たぶん格好とか着いた時の汗とか距離とか色々あるんだとは思う。が、「アオバ自転車店」シリーズではそんなケースも出ているんだよな。全くそれが不可能とは思えないんだよ。乗れないひとはどーやったらいいか、も出てるし。
そんでまた痴漢する側、の気持ちを考えてみると。
まず集団女子は狙わないな。集団の女子ってのは怖い。つか痴漢する奴、でなくて単にワタシとしても、中高の女子が固まってるとこには近づきたくない。あれは存在が実に怖い。オバサンなワタシとしても、あの集団は滅茶苦茶怖い。
なので単品でおとなしそうな女子ないしは男子がターゲットになるわな。その場合対象が反撃してこない、と見てとっている訳だ。反撃されたら自分がやばいだろ。だから危ない橋を渡らずに済みそうな相手を狙う。
そんでそのターゲットになった子は「されたこと」自体がショックとなってまた怖がって~で、ターゲットにまたなる。
いやよく聞くんですよ。「何度も遭う」と「遭ったことない」の差が大きいというの。当人が悪い意味ではない「遭いやすい」子ってのは確かにある訳なんですね。
自衛が必要だけどそれもできないならそもそも逃げとけ、というのがワタシの意見で、だから自転車乗ったらどうですか? なんだけど。
遭いやすい子が悪い訳ではないけど、引きつけてしまうという事実は存在する訳だ。
集団になれれば一番いいんだろうけど、それもできないなら反撃、それも無理なら逃げておけ、と言うしかねえのよ。
痴漢「してしまう」のはもう一種のビョーキで、それに付き合う必要はねえの。ビョーキな奴に付き合って悩むのは損なんだわ。
そこで男性社会が…… と言っても不毛なんだわ。女性社会になったとしても、じゃあ女性車両で痴女が出たらどうすんだ、ということもある訳よ。
痴漢痴女その他は社会の中のもの凄い低いパーセンテイジで現れる何とやらなんで、そのために多数が馬鹿馬鹿しいまでに引きずられるのもアホらしい。
とはいえ弱気の子に強くなれというのもこれはこれで苦だろうなので、もう「そこは逃げとけ」だわさ。付き合う必要は無い。
つか昔むかしは意味は違うけど色々男女別に教室とか車両とかあったんじゃなかったかな。それを「同権!」って一緒にしてみたら問題が出るのは当たり前なんだよな。
ワタシは生産性云々に関しても、「生物的に」という意味にあの言葉は正しいと思うし、自分はその意味では生産性ゼロで社会には寄与してない人間だと思ってる。
そんで少子化だと騒いでも、いやそれそもそも社会が変わったら仕方ねえだろ、という話なんだよな。
昔むかしはそもそも子供は田舎ではどんどん作られたし生まれたし死んでった。
ウチの母親は四人かきょうだいの末娘だったけど、ガキの頃に死んだ姉というのがいたらしい。そんで今一つ頭の弱い、ワタシにとっては頭の弱いよなとすぐに判る伯父さんも居た。
父親も数人きょうだいなんだが末息子で、年上のきょうだいばかりだったし、なおかつ彼は親戚付き合いが嫌いだったからワタシはさほど知らなかったんだけど、今50代のワタシの従姉で既に60越えの銀座で飲み屋系?やってるひとも居たりして、正直よくわからん。
鬼滅の刃で主人公の兄弟もあれだけ身体の弱そうな父親のもとに子だくさんなのも、まあ当時は当たり前の話なんだよな。それこそ10歳になるかならないかで既に働き手となる時代なんだから。
そういう時代は確かに子供の死亡率も高かった。けどそもそも出産率/生産率が高かった。そんで母親/主婦の役目は育児だけじゃなかった。泣こうが何だろうが転がしておくことも多かった。そんで生き延びた子は生き延びるし、弱い子はそもそも「七つまでは神の子」だわ。
さてそれが核家族化してワンオペ育児になったら。
……色々気にしすぎじゃね? と思わざるを得ないんだよ。古い人間で、ついでにそういうものを面倒だし関心ねえと全く近づけてこなかった人間としては。
子供には格差があるのは当然でその中でのし上がる奴は勝手にのし上がるし心を病んで死ぬ奴はやっぱりそうなる。昔に比べると手厚すぎる程厚いと思うんだがな。
何だろねえ。貧困っていうのは相対的感覚だよな。
ワタシの今の住まいとか住み方とかも端から見たら恐ろしいまでに「何じゃこりゃあ」だと思うのよ。けど当人からしたら満足した生活な訳だわな。だとしたら自分にとっては貧困ではないのよ。
ついでに言うとワタシは今考えると+先生曰く確実に発達凸凹で、それだけに延々働いてきたのも大半が肉体労働だし、客観性が低いから文章も独りよがりになりがちでプロには手が届かなかったし、他人が生活に入り込むのが嫌できっと死ぬ時も一人だろうけど、まあそんなものだろう、なんだよな。
だからまあ、満足してるかどうか、なんだと思うんだよなー。
最初の痴漢関係にしても、極端な実害は主観によるものが多いので「それがどうした」側の自分を含めたひとにとっては異世界の話なのよ。
だからまあ、自分の生きやすい方向に逃げろ、と。ワタシはそう思うんだよな。
別にわざわざ戦っても、と。
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