♪分かっちゃくれとは言わないが そんなにノブが悪いのか?

(2021年1月31日 第43回「闇に光る樹」視聴後)


 番組開始早々、信長が降伏してきた人達を打首にしていますけど…あれは発作的な事ではなく、以前に休戦協定を破った前科があるからです。

 信長から見れば「あいつら裏切り者じゃん? よし、死刑!」という訳でして。

 あと、佐久間さんがリストラされていますけど、日頃の生意気発言に加えて、本願寺の本拠地を引き継ぐ前に、大火事で消失してしまった失態が原因。

 こういう情報は、大河ドラマでは省略されます。

 この時期は、「本能寺の変」へ向けて、織田信長が討たれても仕様がないという雰囲気を作る最中ですので、処刑やリストラされる側の落ち度は、描かずに済ませています。毎度毎度。

 こういうドラマを作る側の作為を鵜呑みにはしたくないので、ここで書いておきます。

 

 今作は、終盤で様々な人々が明智十兵衛光秀を唆したり誘導したりと、信長への謀反フラグを煽る訳ですが、今回、とうとう、最後のトリガーが引かれました。

 帰蝶によって。

 ここで帰蝶投入!

 「本能寺の変」の巻き添えを喰らう被害者としてではなく、十兵衛の背中を押す、最後の仕掛け人として!

 ラストシーンで、イジメられる光秀を庇うように間に入る蘭丸を投げ飛ばして、超怖い目で信長を睨む十兵衛。

 いい展開。

 本当に、いい展開。

 見ていない奴がいるなんて、信じられないよ。

 


 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。



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