信長、チョロ松になる、の回(笑)

(2020年11月29日 第34回「焼き討ちの代償」視聴後)


 比叡山焼き討ちへの、それぞれの反応が描かれる回でした。


 庶民は恐れ慄き、或いは反感を持ち、将軍様はブチ切れ、帝は不快感を表に出さずに、信長を褒めていなすという(笑)

 帝が一番上手く信長と関係を結べた所にオチを見出すのは、凄いですね。この辺に注目した本作品は、偉い!


 松永弾正が、「将軍様はガチガチの守旧派。信長は破壊的改革派。長続きはしない」って光秀に教え諭す重要回になりました。

 混迷する京都編も、これで視聴者に分かり易くなりました。

 つーか、そういう解説役だよね、松永さん。


 筒井順慶に焦点が当てられていますが、これがもう新鮮で新鮮で。

 これまでの筒井順慶は、「本能寺の変」で日和見をした武将として、永らく日和見の代名詞のように語り継がれてきた人なので、「本能寺の変」以前の姿を描くのは、この大河ドラマが初めてかも。

 晩年、汚されまくったからねえ、秀吉に。

 その後の悪評も、天下人・秀吉に忖度して広められた現象かも。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。

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