アディオス、一乗谷

(2020年10月4日 第26回「三淵の奸計」視聴後)


 朝倉義景のライバル・朝倉景鏡かげあきらが登場しました。役者が手塚とおるなので、視聴者の脳裏には様々なネガティブな展開が想起されたと思いますが、全て実現します(笑)

 なんか「越前は、一向一揆も鎮めなきゃならないから、大変なんです」と泣きを見せていますが、同情しなくて大丈夫。

 きっちり、裏切ってくれます。

 最悪のタイミングで。

 その後のお仕置きタイムも、歌舞伎じゃないのかと疑う程に、因果応報。

 ある意味、貴重な人物です。


 上杉にも上洛の話を持ちかけていた描写に続いて、松永弾正も実は義昭の上洛を支援していたという描写も、点数高いですね。織田の軍勢が、単独で京都の三好を退けられるのかという問題も、ちゃんと触れているし。

 すんごい無謀に見えるけどね、それまで京都周辺を支配している三好を敵に回すのって。

 でも戦国時代だから、三好の勢力も各方面で戦に勢力を裂かれて、意外と織田だけで上洛出来たという、運の良さ。

 京都に着いて、足利義昭を将軍にしてからが、連戦ですけど。

 新参だし、肩身狭かったろうなあ、十兵衛。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。

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