上洛ニョロよ〜

(2020年10月11日 第27回「宗久の約束」視聴後)


 明智光秀十兵衛の顔付きが、変わりましたね。

 「燻っている浪人」から、「仕事をしている侍」の顔です。

 これからが、本番。


 堺が織田の接近に超警戒していますけど、これは「三好との間で大規模戦争が起きる」という心配以上に、織田家に対してですね。

 信長の祖父の代から、「儲かる貿易港を牛耳る」という政策でボロ儲けしてきましたので、国際貿易港・堺にとっては、存亡の危機です。シロクマに狙われた、ペンギン状態です。特に、堺の権力者である今井宗久は、交渉次第で真っ先に始末されちゃうポジション。

 軍資金の提供と、代官の配置、堀の埋め立てという三つの要求をされるのは有名ですが、それらより先に今井宗久から「織田に加担するから、京に入る時は鎧を装備しないで」という無茶振りが。

 マジか?

 これに織田の家老クラスが猛抗議する訳ですが、そらそうですよ、戦国時代だもの。聖闘士が戦闘地域で聖衣を装備するなって言われて、大人しく脱ぐのはドラゴン紫龍だけですよ。

 猛反発されているこの案件の判断を義昭に丸投げするあたり、信長の室町幕府悪用は、既に始まっていますね(笑)


 まあ、次回はきっと史実通り、織田軍は超規律正しく上洛して、評判を高める訳です。寄付金も朝廷にどっさり持って来たし。

 治安維持には、やっぱり金だよね。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。


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