密デス! 密デス! 密デス!

(2020年9月20日 第24回「将軍の器」視聴後)


【速報】

 室町幕府十三代将軍足利義輝が、ソーシャルディスタンスを守ろうとしない敵兵を、愛刀・三日月宗近や薙刀で無双かまして退けていましたが、アクリル板、いえ、障子で取り囲まれて討たれました。

 密です。

 やはり密は危険デス。


 足利家が所蔵する宝剣を並べての「ゲート・オブ・足利」とまでは行きませんでしたが、足利義輝(向井理)が愛刀を抜いて無双しただけで、よしとしましょう。

 遠巻きにして火矢で焼き殺す大炎上死ではなく、障子が攻略アイテムでしたが(笑)



 この後の朝倉義景の動きが、相当に怪しく、日和っているのか策謀しているのか、チャンスの到来に心躍らせているのか? 全然分かりませんが、結果は一つ。

 他の戦国大名よりも遥かに有利な条件で「京の三好政権と戦える」にも拘わらず、対決を迷っている内に、時間切れ。

 主人公・明智十兵衛光秀に見限られます。

 そこいら辺は史実通りとして、見所は、関白さんです。

 近衛さんです。

 大河ドラマで尽く黙殺されて来た近衛前久の行動が、バッチリ描かれています。

 巻き込まれているだけなのに、何故か当事者として扱われて政争にハマっていく近衛前久の面白さ。

 この人の面白過ぎる受難は、なんと本能寺の変まで続きますので、是非とも注目したままで。

 トイレタイムじゃないからね、近衛前久の出番は!

 



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。


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