心・配・御無用!

(2020年7月12日 戦国大河ドラマ名場面スペシャル「秀吉」視聴後)



 竹中直人の竹中直人による竹中直人のための「秀吉」です。

 竹中直人のテンションに合わせて大成功をした大河ドラマです。

 織田信長に渡哲也大門団長、明智光秀に村上弘明スカイライダーという布陣でも全く陰らずに、主役オーラを一年間全開放出!!

 地球全体の平均気温が、三度上がりました(誇張)


 原作、実は存在します。

 堺屋太一の三作品を基に構成されているのですが、中でも『豊臣秀長』が、俺の愛読書の一つでして。

 兄・秀吉を天下人にした名補佐役。

 秀長の視点から見た秀吉の歴史って、新鮮ですよ本当に。秀吉の出世は奇跡ではなく、超合理的な上司・信長と、下から実務諸々を支える秀長の力に依るというテーマで書かれた『豊臣秀長』をネタの一つにした大河ドラマが放送されるって、もう盛り上がった盛り上がった。

 リアタイ時は、秀長(高嶋政伸)を目当てに視聴していました!

 譜代の家来がいない秀吉の頼みで、一大決心をして馴染みのない武家の世界へと転職し、金銭・人事・運営等で兄・秀吉を補佐し続け、引き摺られていく秀長の苦労!

 大河ドラマでも、バッチリ描いてくれました。


 この作品は、好きな所だらけですね。

 明智光秀は人柄と有能さが目立つキャラ付けで、石川五右衛門が秀吉の幼なじみで、蜂須賀小六は大仁田厚だし(笑)

 石田三成が真田広之って所もポイント高いですよ。石田三成・子役も小栗旬という、伝説的なキャスティング。

 徳川家康が西村雅彦という変化球も有るし。


 物語の最後も、秀次の事件が起きる前に終わらせているので、耄碌した暴君描写が始まる前に、完。

 まあ、そうなるよね。

 俺も、その先は見たくなかったし。

 つーか、秀長が死んじゃった後は、もう、YouTubeだとバンされるレベルの統治だし。

 正解だよね、そこで止めて。

 『軍師官兵衛』で、最後までやっちゃったけど(笑)



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。


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