この今川義元、容赦せん!
(2020年5月31日 第20回「家康への手紙」視聴後)
桶狭間の戦いに関して、忘れておくべき偏見があります。
一、今川義元は、織田信長に対して油断していません。
二、今川の本陣は、盆地で休んでいません。そんな攻め込まれ易い場所で、休んだりしません。
三、今川は、弱くありません。本陣に接近した織田の第一陣は、瞬殺されています。
これらの偏見に関しては、視聴者には何の責任もありません。映画やドラマ、漫画や小説で散々に「油断しまくって盆地で休み、優雅に酒を飲みながらランチしていたデブ貴族の今川義元が、織田信長に奇襲を喰らって一撃で戦死」というクソ雑魚描写を繰り返し見た結果、埋め込まれた偏見です。
でもほら、ちょっと考えてみようね。
そんなクソ雑魚なら、武田や北条がとっくに攻め滅ぼしているよ!
滅ぼすどころか、今川・北条・武田で不可侵条約を結ぶ程ですよ。
あの武田信玄が、侵略を諦めるレベルの戦国大名です。
あの武田信玄が。
隙あらば「侵略イカ娘」の主題歌を歌いながら侵略してくる、あの武田信玄が!
なめたらあかんぜよ?
という訳で、それでも尚、諦めずに戦って勝った織田信長を、もっともっと評価しましょう。
今回は、これまでにいたしとうございます。
アテブレーべ、オブリガード。
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