第1004話 完全にやり過ぎな人
俺はかなりの数のスキルを選定したが、今回はいつもと違って本気なのだ。まだまだやりこんでいく、仙術もふんだんに使って。
最終的にどれとどれを組み合わせればいいのか、またこれとこれを繋げるためには何が必要なのか、というパズル的な思考回路へと陥っていた。その結果がこちらだ。
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【時間歩行】を獲得しました。
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【
ーーースキル【原初之体】を獲得しました。
ーーースキル【
ーーースキル【
……うん、流石にこれはちょっとやりすぎたよな。自分でも分かる、これはやりすぎだと。
でも、俺にも言い分があるのだ。俺のスキルがあまりにも多すぎて戦闘時に何を使えばいいのか迷ってしまうことがある。もしそうなるくらいならばまとめてスッキリさせてしまった方が良いだろう?
それにもう最近では使ってなかったスキル、腐っていたスキルがあったからな。これを機に強化することでこれからも使っていこうというわけなのだ。
そしてこれが今の俺のスキルだな。うーん、減ったはずだよな? 確実に前よりは減ったはずだと思うんだが、まだまだ結構あるんだな。でも戦いやすくはなったはずだ。
スキル:【藕断糸連】【乾坤一擲】【貫通】【怒髪衝天】【麻痺の魔眼】【無限魔力】【召喚】【龍宿】【パキケファロ頭突き】【人魔一体】【仙術】【死骸魔術】【魔王勅命】【攻贖他愛】【監視統率】【鴉狼一夜】【再生の焔】【蒼火】【憤怒】【獄門橋】【封印】【石化の魔眼】【重体渋滞】【獄絡饒駑】【霊体改編】【天絶之剣】【殲爆魔法】【無彩魔法】【万能細胞】【級水支配】【悠久之盾】【超能力】【武神之構】【鏖禍嵐蔓】【時間歩行】【死之宣告】【全知全眼】【我霞故我】【血契遵守】【運之指弾】【怪光砕心】【皇鵝襲刃】【原初之体】【狂愛開花】
ふぅ、そして新しいスキルを手に入れたとなると、やることと言ったら一つだよな? そう、試し撃ちだ。
今しがた手に入れたスキルたちがどれほど強いのか、それを確認しに行かねばならない。確認する相手はプレイヤーでもいいんだが、今回はこの選定中に情報が入った、悪魔の城に向かいたいと思う。
相手としても不足ない場所だろう。どれだけこのスキルたちが猛威を振るってくれるか非常に楽しみだ。
俺はメガネくんに教えてもらった地点へと時間歩行で移動した。この時間歩行というのは俺自身も最初はえ? ってなったスキルなんだが、どうやら物凄い速さで移動することによって時間をズラす、みたいなスキルのようだ。
例えば俺が歩いたら十五分かかるところ地点に一瞬で移動すると、十五分もタイムラグが発生するだろ? つまりはそういうことだ。そう、俺も良く分かっていないのだ。
ただ、一つ確実なことがある。それはこのスキルを使って移動すると、あまりの速さに周りの地形に甚大な被害が及ぶ、ということだ。
……ちょっとこれ使いにくくなってないか?
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運営編にこれらのスキルの説明と組み合わせが書いてありますのでぜひお立ち寄りください!
[412話]
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054896389186/episodes/16816927862245948890
因みに、時間歩行についてですが主人公はINTが足りなかったのか誤った解釈をしております。時間歩行の解説もこちらで少しおこなっております!気になる方はどうぞ!
[413話]
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054896389186/episodes/16816927862273497417
……ちょっとやりすぎましたかね?
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