応援コメント

◇後日談 惚れた弱み その3」への応援コメント


  • 編集済

    作品ジャンルとしては女性向けなのでしょうが、楽しませていただきました!
    自身男性のため男性目線というか、男性キャラの心情に共感や異議を唱えながらも一喜一憂しつつ読ませていただきました。

    もちろん、ローネの揺れ動く感情もとても良く伝わってきました。
    流れ込むように入ってくるその気持ちは全編を通して幾度となく心を揺さぶられました。

    セアンに全て投げ打って欲しかった、というのもあったりはしますがそうしなかったのがまた、彼の魅力なのだろうと思います。

    決して混ざることのない空と海は、彼の瞳の中でだけ溶けて混じりあう。

    この表現には私もうっかり吸い込まれそうになりました(笑)
    セアンその人を表す印象的な一節ですね。

    想う気持ちはありながらも伝えることは出来なかったセアンには、一国の王子であるというところよりも無責任なことは出来ないという誠実さを強く感じました。自身の傍に置くことは出来たかもしれませんがそれではお互いに満たされないと自分よりもローネの気持ちを慮る深い優しさに心が洗われる様でした。

    まぁ…そうは言っても私はカイが好きでしたが(笑)
    あれはかわいい弟です。

    ユリウスとローネの末永き幸せを願いつつ…この感じでしたら心配には及ばなそうですが(笑)

    時に甘く、時に真に迫る、おどけた様な飄々としたような掴みどころはないけど自分の気持ちに素直なユリウスに苦労はさせられそうではありますが、この「ふたり」なら何があっても共に乗り越えていける、そう感じさせて貰える結末でした。

    楽しい時間をありがとうございました!!

    作者からの返信

    おる様

    なんと一気読み?!ありがとうございます……。前の作品ということもあり、キャラメイクが甘かったところや多方面と被るところ等、至らない点ばかりで反省も多いのですが、どうか笑ってお許しください。拙いものでも楽しんで頂けたとは、いやはや作者冥利に尽きますね。

    揺れ動く感情、ううむ、うまく筆に乗せられたのかわかりませんが、伝えられたのなら泣いて喜びます。

    セアンですが最初は「王道の優しい王子様」のつもりで考えました。ですが、人魚姫を現実的に考えると、王子と結ばれるのは想像以上に難しいんじゃないかな、というところから発想を得て広げていきました。身分はもちろん、周囲の反対や国としての利益等。お互いを思うが故、これで綺麗なお別れ……になったのでしょうか。彼にも幸せになってもらいたいですが、なんだかんだ引きずりそうですね。

    空と海の描写は本当に偶然、思いついたものですが、それだけはあの時の自分を褒めてやりたい気分です。

    なんと、カイ推しとはまさか過ぎました。初登場時は殺伐としすぎて、出番も少ないし不憫かと思っていたのですが、これで弟君も救われますね。

    最後はユリウスの魅力極振りで書かせていただきました。なんだかんだ紆余曲折ありこのエンディングにたどり着きましたが、これからの「ふたり」に幸があらんことを作者ながら祈っております。

    ご丁寧な感想、ありがとうございました。自己満足で独りよがりに書いたものではありましたが、気に入っていただけてこんなにも嬉しいものかと大変励みになりました。一つ一つのお言葉を大切に、創作の原動力といたします。

    それでは、また別の作品で、お会いいたしましょう。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

  • 完結、お疲れさまでした!
    毎週定期的に更新を続けてきたことが、とても凄いと思います。

    私は最初セアン押しでしたけれども、ある少年の独白シリーズを読んでから、ユリウスと結ばれて欲しいと思っていました。だから最後、ホント良かった。ユリウスの方が上手なので、これからも翻弄されていく主人公が目に見えるようです。
    最後まで楽しく読ませてもらいました。ありがとうございました(◍•ᴗ•◍)

    作者からの返信

    遊井そわ香様
    こちらこそなんと最後までお読みいただけるとは…もう感謝感激でございます(´;ω;`)ご丁寧な感想までありがとうございます!

    毎週更新は自分に課した課題のようなものでしたが、楽しみに読んでくださる
    方がいなければ途中で投げ出していたことでしょう…笑

    気ままに書いたので至らない点も多々あったとは思いますが、セアンもユリウスも気に入っていただけて嬉しいです。私自身どちらも大好きなキャラクターです。(もちろん全員大好きなのですが)
    今まで辛い思いをしてきた分、ユリウスにはローネを翻弄しつつ幸せになってもらいたいものですね。

    長々と最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!
    改めてまた作品を届けたいと身が引き締まる思いです。
    新作か、はたまた別の後日談があるかはまだわかりませんが、どうぞ次回作をお楽しみに。