第20話新たな嵐の予感

いろいろあった1学期も終わり今日から夏休みだ夏休みだ特に補習などというものに引っかかることもなく休みを迎えた

夏休みといえば海に山に祭りだだが受験と仕事で忙しい朱里を無闇に誘うわけにもいかず1人家でゴロゴロしていた

実は彩乃とは結局あの公園以来話すこともなかった彩乃のあの時の無理矢理作ったような笑顔が忘れられない

まあいろいろと後悔とかいろいろ考えても仕方ないからとくにもう考えないようにしていた

ごろごろしていたら電話がかかってきた誰だ?


『よー!石垣!』

『川瀬かあなんのようだ』

『あそぼーぜ』

『こんな暑いのに外出たくない』


今の気温は30度を超えていた


『まあまあ気持ちはわかるけどよ』

『でどこ行くの』

『うーむどうするか』

『は、決めてないのかよ!』

『いやあなんか決めるのめんどくさくてさとりあえず電話しちゃえみたいな』

『みたいなじゃねー決めてから電話してこいや!』

『あーそうだ27か28で夏祭り行こうぜ』

『まあどっちでもいいけど』

『あれ小川先輩とは約束してないんだな』

『まあな忙しそうだしとか思ってたら連絡するの申し訳なくって結局できてない感じ』

『早くしろや!浴衣姿がみられるかもしれないんだぞ』

『まあ誘ってみるかなぁじゃあどっちかということでまた連絡するわ』

『おうじゃあな』


うーんなんか忘れてるような気がするんだよなあまあいっか朱里に電話しよっと


『もしもし』

『もしもし朱里?今大丈夫?』

『うん大丈夫だよ』

『あのさ27か28で夏祭り行かない?』

『27か28?ちょっとまってて今スケジュール確認するから』

『うんわかった』

『27なら大丈夫だよ!』

『わかった!じゃあ27に行こう』

『うんわかったじゃあまたね』

『うんじゃあね』


朱里と夏祭りに行けるなんてものすごい楽しみだ


朱里との電話を終えなにしようと考えてたらまた電話かかってきたまた川瀬だ


『なんのようだ』

『まあまあさっき忘れてたけどどこいく?』

『えーっとまあその辺でいいんじゃねっていうかなんで行くことになってるんだよ』

『えっ行かないの?』

『行くけどさー』

『じゃあ10分後に駅ね』

『はえーよ』

『じゃあ5分後?』

『なんで早くなってるんだよ。まったく』

『じゃあ20分後駅ね』

『はいはい』


俺は急いで支度して駅に向かったら川瀬がいた


「よー元気そうだな」

「昨日もあったばっかじゃん」

「まあそうだなでどこ行こうか」

「涼しいとことか?夕方から俺バイトだからそれまでなら大丈夫だ」

「じゃゲーセンとかカラオケとか行くか」


結局川瀬とゲーセンやらカラオケやらなんかいろいろ行き疲れた

夕方川瀬と別れると俺はバイトに向かった


駅を降りてバイトに向かっているとふと懐かしい道を見つけた


「最近通ってなかったけどそういえばここで朱里とぶつかったんだよな」


そう朱里と初めて会話した場所を通った


「ここから全てが始まったなぁ」


俺は思い出にひたりながらバイト先に向かった


数時間でバイトは終わり俺は家に帰ろうと向かっていた

俺はいつものように電車に乗り最寄り駅で降りて家に向かった

俺はいつもどおりの道を通り家の前に着くと声をかけられた


「石垣渉君ね」

「あなたは...確か朱里のマネージャーの...」

「あなたに少し話があるの少し時間いいかしら」

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