第17話朱里と彩乃

私は小川朱里アイドルと女優をやっている高校3年生だ最近まあ色々あって渉とは学校以外では会えない日々が続いてる私は渉のことが大好きだだからこの日々がほんとにつらいでも乗り切らないといけない

今日は月曜日だ私は午前中仕事だったので午後から授業に参加した授業が終わり帰ろうとすると教室の前に渉の幼なじみ確か名前は彩乃さんだったかながいた誰かにようかなと思い前を通って帰ろうとすると呼び止められた


「朱里さん少し時間いいですか」

「今日はなにもないからいいよ」

「ここじゃあれなので屋上行きましょう」


私たち2人は屋上へ向かった

そして彩乃さんが喋りはじめた


「朱里さんあなたは渉を渉をほんとに幸せにできると思ってるんですか?」

「私は渉のことが大好き今は誰にも渡したくない」

「そいうことを聞いてるんじゃないです私、私はあなたが渉を幸せにすることができるかを聞いてるんです!」

「あなた...わかんない私は渉を幸せにできるかはわかんない」

「わかんないってなんですかあなたこうなることわかってなかったんですか?ネットでなに言われてんのか知ってます?渉なんて特定されて危害を加えられるかもしれないのに...」

「このことはほんとに渉には悪かったと思ってるよ...こうなるとは思ってなかった私は覚悟が足りなかったかもしれない」

「渉と今すぐ別れてください渉が好きなら」

「あなた渉のことが好きなのねでも今はそれはできない渉は誰にも渡すことはできないわ」

「好きですよ私は小さい頃から彼のことが好きでしたよここに戻ってきたときやっと渉に会える好きって言えるって思ったのに...思ったのに...」


彩乃さんはそういうと泣きはじめた


「あなたが渉を好きなのはわかったけど渉は渡せない私だって渉のことが好きだものたとえあなたでも渉を渡すことはできない」

「私はあなたを許さない渉を危ない目に合わせないで」


そういうと彼女は走って行ってしまった

私はそこに立ち尽くすしかなかっただってもうなにがなんだかわかんないのだ私は渉を危ない目に合わせるつもりはなかった私はこれからどうするべきなんだ正直こんな大ごとになるなんて思ってなかった学校出ると記者に囲まれるし

私は渉と別れた方がいいのかな...私は渉の幸せのために渉と別れた方がいいのかな...


私はそう思いながら屋上をあとにした

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る