第15話それはいきなり訪れた

次の日俺はなにをしようか迷っていた。とりあえずゲームしてって思っていたら電話がかかってきた。


「朱里かあどうしたんだろう」


『もしもし朱里?どうした??』

『どうしたもなにも昨日かけな直すっていったっきりかけてこないしこっちから電話しても出ないし』

『あーごめんごめん』

『で昨日はどうして慌てて切ったのかなぁ?』

『あーいきなり幼なじみが部屋入ってきてそれで』

『へーー』

『それだけ!』

『ふーん浮気ではないんだ』

『浮気!?まさか朱里以外は好きにならないよ』

『そうそれなら安心したあもう撮影だから切るよ』

『じゃあまた』


俺はテレビにゲーム機を接続してゲームを始めた。

よくあるRPGで数ヶ月前に買ったもののできてないものだった俺は昼飯も忘れてすすめ気づいたら夜になっていた今日は両親共に出張に行っていていないため完全に忘れていたのだ。

その後も夜中までゲームをやり続けたのだ

翌朝

俺はなり重いまぶたを無理矢理上げて登校していた隣には朱里もいる


「かなり眠そうだけどなにしてたの」

「ゲームやってて気づいたら3時で急いで寝た」

「規則正しい生活しなきゃだめじゃん」

「気をつけるよ」


そのあと朱里と別れ俺は教室に向かった。俺は今日は授業中爆睡だなあと思いながら意識が飛びそうになったそのとき目が一気に覚めるイベントが起きたなんと黒板の前に彩乃がいたからだ


「こちらは三郷彩乃さん親の都合でこっちに来たらしい仲良くな」

「三郷彩乃ですよろしくお願いします」


俺は彩乃がこの学校に来るなんて予想してなかったからほんとびっくりした俺はとりあえず寝ようと思い無視していた。彩乃の方を見ると女子たちに囲まれていた

眠いのと朝の衝撃でじゅぎょうがほんとに頭が入らないそんな午前中を過ごしていたら気づいたら昼休みになっていた朱里のところに向かおうとしたら朱里が教室の前にいたそのあと俺たちは屋上に向かった屋上にあるベンチに座っていつも通りお弁当を食べ始めた。


「今日朝眠そうだったけど大丈夫だった?」

「眠かったっていうか死にそうでした」

「もうねなきゃだめじゃん」

「次から気をつけますって」


そのとき屋上のドアが開いてなんと彩乃が入ってきたのだ

彩乃は俺を見つけると手を振ってきた俺は会釈してやり過ごそうとしたが朱里に見つかった。


「ねーあの子こっちに手振ってるけど知り合い?」

「うんただの知り合いです」


「ただのってなに!?幼なじみでしょ!?」


「あの子が言ってた幼なじみ?」

「とりあえずあいつのことは無視でいいから」

「そ、そう?」

「無視するなあああああああ昼休みになったからやっと渉と喋れると思ったのに授業終わったらすぐ教室でてくしあとつけたらなんかここくるし」

「朱里こんな感じでこいつはかなりのストーカーにしてかなりめんどくさいんだよ...」

「んーなるほど」

「ストーカーじゃねー!!でまあそれはいいとしてあなたが渉の彼女さん....は?えっと」

「はじめまして私は小川朱里です」

「やっぱりあなたは小川朱里!?アイドルで女優の!?」

「まあとりあえずうるさいから教室戻れ」


彩乃はかなり驚いた様子で立ち尽くしていた


「と、とりあえずも、戻るよ邪魔して悪かったわねじゃあまた」


彩乃は教室に戻った


「なんか嵐のように去っていったね」

「そうだねまあそれはいつものことだから」


そして昼休みが終わり午後の授業が始まった俺は眠すぎて死んだ


そして帰り駅まで朱里と一緒に行き仕事がある朱里を送り帰りはじめた最寄駅に着くとなんか違和感を感じた


「なんかいつもより車が多いような気がするなぁ」


自宅に近い駅はいつもは全然車通りが少なく路上駐車している車も少ないのだが今日はやけに多い

違和感の正体がわからないまま俺は家に着き部屋に行き着替えたそれとほぼ同じタイミングで電話がかかってきた朱里からだ


『もしもしどうした?』

『渉私たちしばらく会わない方がいいかもしれない』


それはいきなりだった




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