第14話まさかの再会


「彩乃...なんでここに」

「親の仕事の都合ででこっちに戻ってきたんだよ連絡なかったから心配してたよ」

「なるほどねじゃあまた俺は今日は帰るから」

「えーもっと話そうよ!」

「ちょっと疲れてるから」

「じゃあまた今度家行くからよろしく!」


そういうと彩乃は家に戻った


三郷彩乃は俺が物心ついたころからずっと一緒にいた幼なじみだ家が隣ということや年齢が一緒ということから2人でよく遊んでいたのだ。そんな彩乃のことが俺は好きだったのだだが中学1年の終わり親の仕事の都合で彩乃が九州に引っ越してからはあまり連絡を取らなくなったのだ最後に連絡をとったのはいつだったかな


俺は家に帰った明日は代休で休みだほんとは朱里と過ごしたかったのだが明日は仕事みたいなので残念ながら1人で過ごすことにした。

明日はどうすごそうと思い制服を着替え特にやることもなかったから1階に降りてテレビを見ることにした。

1階に降りテレビをつけた

ピンポーン


「ん?誰だ?まあどーせ宅配便かなんかだろ」


母親が玄関に向かったそしたら


「おじゃましまーす」


ん?彩乃の声!?そういえば来るって言ってたな忘れてたよ

そして彩乃は普通にリビングに入って来た


「渉さっきぶりだね久しぶりだしゆっくり話そうよ」

「元気そうだな久しぶりじゃあ上行くからまたね」

「それだけ!?ほかなんかないの!?」

「そうよ渉久しぶりに彩乃ちゃん来たんだからゆっくり話せばいいのに」


母親まで....


「朱里から電話きたから俺行くから」


もちろん嘘だ。

とりあえずこの状況から脱出したいまじで照れ臭くて話なんてできないし


「朱里って誰?彼女かなんか?」

「そうよ渉は最近彼女が出来たんだよ」

「渉その辺について色々聞かせてよ」

「お母さんも聞きたいなぁ」

「絶対話さないし母さんも話に入って来ないでややこしくなるから!」


俺はそういうと急いで上に行ったそして疲れたと思ってたらほんとに朱里から電話が来た


『もしもし渉?』

『もしもし朱里?どうした?』

『急に声が聞きたくなって今暇?』

『暇だよ!』


朱里と電話していたらいきなり部屋の扉が開いたと思ったら彩乃が入ってきた


「彩乃....おまえ...なんでここに」


『どうしたの?』

『いやなんでもないちょっとあとでかけ直すわ』


「いやなんでって部屋知ってるからに決まってるからでしょ」


そういって部屋のなかのものを色々調べ始めた


「おい勝手にいじるなって」

「この部屋もあんま変わらないね」

「まあなとりあえず出てけ!」

「まあまあ、でこのCDなに?」

「いやCDだけど」

「渉ってアイドルに興味あったっけ?」

「さあな」

「渉が付き合ってるのって同級生?」

「違うよ一つ上」

「年上なんだどうゆう人?」

「宇宙一可愛い」

「...気持ち悪っ」

「気持ち悪いとかいうなよ」

「だって事実だし」

「ああそうですか」

「なんか久しぶりに渉と話したけどやっぱ楽しいわこっち来てよかった」


そういうと彩乃は少し寂しそうな表情をした。


「じゃあそろそろ帰るよじゃあまた」

「またな」


そういうと彩乃は部屋を出て帰っていった。

そのあと夕飯を食べ風呂に入り寝ようとベットに入った


「なんか今日はなんかすごい1日だったなでもなにか忘れてるような気が...」




おまけ

さっき電話をしていた朱里のお話



『あやの....なんでここに....』

『どうしたの?』

『いやなんでもないちょっとあとでかけ直すわ』


あやのって誰だろ?まさかとは思うけど浮気?

まさかね渉を信じるしかないよあとで電話かけ直すって言ってたしそのときに聞いてみようかな


あとあのこといつ渉に打ち明けるべきなんだろ



約4時間後


なんで4時間経っても電話ないんだろ!絶対忘れてるよねもうこっちからかけよ!




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