第13話文化祭2
文化祭1日目の午後朱里のシフトが入れ替わるぐらいのときに俺は3-11に向かった。
教室の前で少し待っていたら朱里が教室から出てきた。
「待った?」
「いや今きたところ」
「嘘はよくないよ5分くらい前からいたじゃん」
「ばれた?ごめん待ちきれなくて」
「いや別にいいよじゃあ行こうか」
俺たちはそこから色々回ることにした。
「どこ行く?俺はお化け屋敷とか行ってみたいんだけど」
「お、お化け屋敷?」
「そー怖いの?」
「いやそんなことはない」
「じゃあ行こうか」
朱里は怖そうにしていたが向かうことにした。
お化け屋敷は大会議室全部を使ったものすごいでかいものになっていた10分ぐらい待って中に入ることができた入るときに俺の手を朱里が握ってきた
中は暗くなっていてかなり怖そうな感じがした
「わ、渉先行かないでよ...」
「行くわけないじゃん」
俺は後ろに気配を感じ振り返った朱里も同じようで振り返っていたそこにはゾンビ?らしきものがいた。
「あ、あ、きゃあああああああああああ」
「あ、朱里引っ張らないで」
俺は走って逃げる朱里に引っ張られ走る羽目に、少し行って角をかなり曲がったところで朱里はやっと止まった。
「もうここまで来れば大丈夫だよ」
「渉ごめんいきなり走ったりして」
「いいよ大丈夫」
「もうでないよね...」
「走ってきたときに結構飛ばしたと思うから多分あと少しじゃないかなあ」
「そういえばあんなところに井戸なんてあった?」
「あれここきたときはなかったような気が...」
「ぎゃああああああああああああああああ」
なんとなかから髪を前に垂らして死に装束の格好したものが出て引っ込んでいった
悲鳴を上げていた朱里を見ると固まっていた。
「おーいおーい朱里大丈夫か?」
「びっくりした...大丈夫は、早く出よう」
そして朱里が走り始めたのでそれに引っ張られるようにお化け屋敷をあとにした
「疲れた..」
「でも楽しかったまさかお化けが怖いとは」
「いや怖くないって」
そのあとは喫茶店やってる教室に行きゆっくりしたあと適当に色々回り1日目は終わった。
2日目は午前も特になにもなく暇だったからクラスのところで手伝いをした。
午後は昨日と同じく朱里と一緒に回ったリベンジだって言ってお化け屋敷に再挑戦したが朱里は相変わらず走っていた。
そして文化祭は楽しく終わり後片付けも終わり俺は朱里と家に向かっていた
「文化祭楽しかったね」
「そうだね今年は最後だったから一緒に回れてよかった」
「そっか朱里3年だもんね」
「来年も一緒に回りたいなあ文化祭」
「仕事がなかったらね」
「わかってるって」
そして朱里を家の前まで送り俺は家に帰っていたそして家のすぐ近くまで来るとここ数年空き家だった隣の家に引っ越し業者が来て荷物を家に運びこんでいた。
そして少し視線を逸らすと見覚えのある顔を見つけてびっくりした
幼なじみにして俺の初恋の相手中学1年の時に引っ越した三郷彩乃がそこにいたからだ。
「あっ渉君?久しぶり!中学1年の時以来だから4年ぶりだね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます