第12話文化祭!!!

朱里は6月の初めに退院した特になにもないだろうと思い俺は気にしてはいなかった。今日は久しぶりに朱里と帰っている朱里は夏頃まで仕事の量をかなり減らすらしい(ほんとに大丈夫かな)


「今日も授業疲れた...」

「そうだねでもあと少しで文化祭じゃん!」

「そうだね朱里のクラスはなにやるの?」

「えっとねまあメイド喫茶みたいなものただメイドとか執事の格好して接客するだけの予定だけどね」

「メイドかぁ朱里は着るの?」

「着るよ!楽しみにしといて」

「楽しみにしとくよ!」

「渉のクラスはなにやるの?」

「カレーを作って売るだけみたいだよまあ俺の担当は下準備だけだから文化祭期間中は1日暇な感じ」

「カレーかぁいいね!私はシフトは両日午前だけだからあとは一緒に回れるね!」

「そうだね!一緒に回ろう!」


朱里のメイド服かぁなんかすごい楽しみだ

そして約1週間後今週はずっと文化祭の準備だ授業がないだけかなり楽だが俺たちのクラスは木曜にならないとテントやら鍋やらが届かないためかなり暇だ俺は暇すぎてやることがないから友達数人と帰ろうとしたら担任に見つかり怒られた(最悪だ...)そこからなにもやることがないので(女子はなにかやっていたが知らない)水曜までゲームやらトランプやらを友達として過ごした。(っていうか文化祭の準備に1週間もいらねーよ)木曜ついにいろんな使うものが揃ったため色々準備をしてついに土曜になり文化祭1日目の日がやってきた俺は朝6時に学校に来て下準備をし開場の前に仕事を終わらせた。

そして俺は川瀬と合流した


「よっ石垣!」

「なんか久しぶりな気がするな」

「そうかなまあいいやとりあえず回ろうぜどこ行く?」

「とりあえず3-11のメイド喫茶朱里がいるんだよ」

「そっかあ小川先輩のメイドかぁ可愛いんだろうなあマジでおまえが羨ましいぜ」

「とりあえず早めに行くぞ」


そして俺は3-11がやっているメイド喫茶に来た既にそれなりに並んでいてかなり客入ってるんだなあと思った


「かなり人多いなあ一般人も多いからやっぱ小川先輩目当て?」

「そうなのかなぁよくわかんないや」

「いやいやおまえ小川先輩っておまえが思ってるよりもかなりの人気なんだよ?」

「そうなのか全然知らなかったよ」

「せいぜい週刊誌には気を付けろよ」

「はいはい」


たわいもない会話を川瀬としていたらあっという間に案内された

中はかなり綺麗に装飾されていたこの前朱里が言ってたみたいに女子はメイド服、男子は執事の格好をしていた。席に座ると朱里がやってきた


「あっ渉!来たんだ!」

「うん!めっちゃ可愛いね」


朱里のメイド姿はもうめちゃくちゃ可愛かった


「ご注文はなににしますか?」


「俺はコーヒーで川瀬は?」

「じゃあ俺もコーヒーで」


「小川先輩可愛すぎないか?」

「うんやばいほど可愛い」

「おまえが羨ましいよほんとに」

「さっきから同じことばっか言ってる気が」

「だって事実だもん」

「あーそうですか」


そして朱里が注文したコーヒーを持ってきて朱里を交えながら談笑して3-11の教室をあとにした


「小川先輩ってあんなに笑う人だったんだね」

「うんそうだよ結構笑ってるよ」

「前はなんか笑ってるの告られてるときしか見たことなかったからね」

「ん?おまえやっぱ見てたのかよ!声だけ聞いてるのかと思えば!」

「まあまあそこは気にせずに」

「気にするわ!」

「なんか今日のっていうかここ1週間ぐらいだけど見かけたとき無理に元気そうに見せてる感じあったんだよね」

「やっぱ川瀬もそう思う?俺そこがかなり心配なんだよねこの前入院してたし」

「それが関係あるんじゃ?」

「ないとは言い切れないかな」

「それかおまえのせい浮気はやめろよ」

「浮気はしてねーよなんであんな俺にはもったいないぐらいの彼女がいて浮気しなきゃいけないんだよ!」

「そっか」


そのあと午前いっぱいは川瀬と一緒に回り午後から朱里と合流するため3-11のところに向かった


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