持たざるモノを持った『人形』。しないハズの行動を取った『人形』。彼らを作った、とある研究者の彼らへの想いとは。少年少女と新しい看守との出会いが紡ぐ、戦時中のお話。一話ずつの内容は短いけれど多くを語らないその”間”が登場人物の心情や周囲の情景を彷彿とさせてくれます。雰囲気は少し暗く切ない感じ。今後の展開が楽しみです。