〈人物紹介〉魔王軍&神々


 ◾️イラスト置場(デジ絵、ラフ絵、アナログ絵写真、混在)

 https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/1177354054908791812


 ※魔王軍の外見詳細については第一章の人物紹介をご覧ください。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894409037/episodes/1177354054922244583



【魔王軍】


 ◾️魔王ルウォーツ/ディヴァス・ウィルレーン


 五百年前に討たれた魔王ルウォーツの記憶を持ち、時の権能を持つ、上位竜族。人間の親から産まれており、実年齢はまだ十七歳である。

 双子の妹であるアルテーシアとは、魔王化した後も良い関係を保っており、魔王軍にいながらセスたちのためにも便宜を図ってくれている。妹のことも魔王軍の者たちのことも『大切な家族』と考えているらしい。



 ◾️災厄の魔女グラディス/リュナ・クリスタル


 セスの義妹で、黒髪にすみれ色の目を持つ十四歳の少女。彼女の身体には、五百年前の魔王ルウォーツの妻で『星龍の権能』を持っていた、グラディスという女性の魂が宿っている。第二章を経て、現在の関係は良好のようだ。現在はセスやラファエルと共に行動している。



 ◾️イルマ


 五百年前の魔王と魔女の息子で、星属性の半竜。人間時は銀の髪に紫水晶アメジストの目、竜化時は黒銀の直立竜で羽毛の翼を持つ姿になる。詳細は明かされていないが、時の狭間に匿われていたところを人間によって召喚されてしまったらしい。

 被召喚時から二十歳まで人間のつもりで過ごしてきたが、ティークに使役されたことが切っ掛けで過去の記憶を思い出した。現在はセスたちと一緒にいるものの、ずっと一緒にいるつもりはないようだ。



 ◾️光の魔将軍・ネプスジード


 魔王軍では唯一、現代を生きる人間で、グリフォンに騎乗する神官戦士。魔王に関わる過去は知らず、ただ自分の目的のため魔王軍に協力(利用)している。現在は、エルデ・ラオ国の治安と主城再建のため奔走ほんそう中。



 ◾️地の魔将軍・ナーダム


 魔法狩りの時代、人間によって滅ぼされたエルフの村で生き延びグラディスに拾われたという過去を持つ、エルフの青年。当時は精霊魔法の使い手だったが、魔王とグラディスを失ってから豊穣神の加護を受け、守護騎士となった。翠飛竜の名前はギディル。

 第二章を経て行方をくらませたグラディスを追い、猛追してくることが予想されている。



 ◾️炎の魔将軍・ラディオル


 魔法狩りの時代、人間によって狩られたらしい家屋に遺されていた卵からかえった、下位竜族の子供。発見時、殻にはヒビが入っており、生命をつなぐためセルフィードによって『原初の炎』を付与された。卵を温めて孵したのは火炎竜のヴェディ。



 ◾️水の魔将軍・アロカシス


 魔法狩りの時代、亜人や幻獣種を抱えはじめていたルウォーツとグラディスを医者として手助けするため、自らやってきた水棲すいせい種族の女性。光源によって光沢の変わる蒼く波うつ長髪に、ぬめりのある両生類下半身を持つ、絶世の美女である。男好き。

 医者としての腕は確かだが、喋り方や接し方が露悪趣味なため誤解をうけやすい。グラディスにとっては良き理解者であり、ナーダムと豊穣神が交わした契約についても知っていて、気にかけている。



 ◾️風の魔将軍・セルフィード


 冥海神ウィルダウの使い魔であった大烏。錬金術師であり、竜族に詳しい医師でもある。ウィルダウが裏切ったあとも魔王軍に留まっていたが、ウィルダウが『星龍の権能』を奪った際にどさくさ紛れで身体を奪われた。現在は小型大烏の姿から再出発させられている。




【神々】


 ◾️戦火神/朱龍しゅりゅう


 我らがフィーサスの正体は戦火神だった!

 五百年前に冥海神と争って敗れ、御神体ほんたいを時の狭間に封印されてしまった。今の身体は、月虹神が仮として造ってくれたもの。現在は権能を取り戻すため、デュークやフィオと共に砂漠の神殿へ向かっている。



 ◾️豊穣神ほうじょうしん翠龍すいりゅう


 魔王軍側についた神で、ルマーレ共和国を占拠し邪神的な行為を行なっていたが、今は大人しくしている模様。ナーダムに加護を与えて守護騎士パラディンとし、ルウォーツやグラディスの魂を保管して現在の器たる肉体に継承させた。冥海神ウィルダウを強く恨んでいる。



 ◾️天空神/天龍


 五百年前に人間の英雄を導いて、時の竜ルウォーツを殺させ、時の権能を奪ったあとで天空の地に引きこもった神。レーチェルたち天空人てんくうびとにとっての主神である。レーチェルは、眠りについている彼を目覚めさせることができるだろうか。



 ◾️冥海神めいかいしん玄龍げんりゅう


 セスに憑依していた『英雄の盟友』ウィルダウが、冥海神だった。『星龍の権能』を奪った際に憑依先をセルフィードに変えたので、今セスの中にはいない。セスが魔獣を召喚する権能を扱えなくなったかどうかについては、現在まだ明らかになっていない。



 ◾️月虹神げっこうしん/白龍


 時の狭間で世界の流れを見守る、白狐の姿をした神。魔と人の争いに対しては中立的だが、世界の未来には強い関心を寄せている。呪歌の創作者であり、予言を記した『古代叙事詩レジェンドサーガ』の執筆者でもある。



 ◾️星宣神せいせんしん/星龍


 古代の炎禍えんかにより滅びかけた世界を再生させるため、星魔法を使い尽くして命尽きた神。その権能はグラディスへと引き継がれ、今は冥海神が奪って持っている。優しい気質の黒銀の竜だったということ以外は知られていない。




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