第5話 ラッシュワールドのうらばなし 3話め 雑談と解説1

『吊革世界(ラッシュワールド)の裏話』


第3話 急の一 雑談と解説?





―人物紹介―


司会進行:にゃん丸「に」

時おり解説:みなはら「み」


―タイトル(お題)―


吊革世界(ラッシュワールド)の四方山ばなし 転じて 関連含む四方山ばなし


―キャスト(朗読者または演技者)―


『吊革世界』

僕(主人公):にゃん丸「に」

彼女(OLさん):稲荷狐「狐」

おじいさん(長老):かずま「か」


『テレビ脇の恐怖』

あたし(主人公):猫又「猫」

ゴミ箱の草?:みなはら「み」


『あなたに逢えた、ぼくは待ってる』

ぼく(わんこ):にゃん丸「に」



◇◇◇


に「えーと、

吊革の世界で、スマホが使える設定は後付けなんだそうです」

に「お話の展開で間が持たないから、少し書いてみたというお話です」


に「吊革上りや、吊革渡りとか、

隠し機能でヒモが伸びて、吊革主人公たちが世界の探索、冒険に出かけてゆくのも考えたらしいのですが、

如何いかんせん人が多すぎて、

人の上を渡っていかないとできないな…、と考えて、廃案になったと…(えーっ!?)」


猫「モンティ・パイソンかい!!(笑)」

か「猫又、モンティ・パイソンって?」

猫「ちょっと前の映画だよ。30年くらいは経つかねぇ(笑)

ベストキッドとかやってた頃かな?」

か「ベストキッドはもっと新しいじゃん(笑)おれも見てるよ♪」

猫「あれはリメイク(笑)

あの頃見た2作めは大笑いしたけど、ピーター・セテラの歌は、すごく良かった♪」


猫「昔話はいいんだ。

クロコダイル・ダンディーは、その頃の洋画、ヒューマンドラマでラブストーリーだよ(笑)」

猫「アボリジニの世界で生まれ育った白人の男性、ミック・ダンディー。

ツアーガイドを生業なりわいとしていた彼が、アメリカのジャーナリストの女性と出会って、

彼女に連れられて、ニューヨークを旅して、恋をするお話」


猫「最後の告白シーンが好いんだ(笑)

ああいう恋もいいね〜(笑)」


か「おれがやろうか(笑)」

猫「(笑)、

かずまじゃ無理。

ミックはどちらかというとスーパーマンタイプ。

とぼけたタフガイだね(笑)」

猫「かずま、

ナイフ一本でクロコダイルを殺せる?」

か「どのぐらいの?」

猫「かぶれるくらいかな。3メートル?(笑)」


猫「それにしても、

張り合わないのっ、お話だよ(笑)、妬かない妬かない♪」

か「ああ…」

狐「かずまくん、ガンバっ!!」

に「かずまさん、がんばって!」

猫「(笑)」



猫「それでね、さっきのミックのたとえは、

ニューヨーク地下鉄の、ラッシュで混み合って動きの取れないホームで、離れた端っこ同士で告白するシーンがあって(笑)

お互いの気持ちを確かめたあとに、ミック・ダンディーが彼女の元に向かう時、ホームの乗客の上を渡って行ったというお話(苦笑)」


狐「えーっ!!

わたしわ告白の仕方のほうが気になるっ。

ふたりとも端っこだったんでしょ!?」

猫「自分で見てね(笑)、面白いよ♪」


猫「でも、ほんとに面白かったのはダンディー2のお話(笑)」

猫「ミックは、とある事件に巻き込まれた恋人を助けるため、彼女を手助けして二人でミックの故郷へと避難し、

二人を追ってきた犯罪グループの殺し屋たちを、アボリジニの知恵と持ち前のサバイバル技術で撃退するんだ♪」


か「親父から借りて見た、たランボーとかの映画みたいなジャングル戦っていう感じかなあ?」

猫「近いね(笑)、でも、あんなに血なまぐさくない。

ミックは戦士でも殺し屋でもなくて、アボリジニの伝統と共に生きる人だから♪」


狐「わたし、ちょっと見たくなったよ♪」

猫「じゃあ今度、一緒に見よう♪

稲荷ちゃんのネット勉強もかねて、ネットサーフィンしながら探そうかな(笑)」

狐「えーっ!!いやぁ〜っ」



に「あとは、先ほどの続きなんですけど、

みなはらさんは、

大人の世界『吊革世界ラッシュワールド』に対して、

子供の世界『遊園地世界アドベンチャーワールド』っていうのを作って、

子供の主人公を大人の世界に紛れ込ませて、足元をくぐらせたり這い回らせたりして冒険させるお話も検討したらしいです(苦笑)」


か「ダメだろう!それは(笑)

女の人も居るんだし」

猫「まー、かずまのスケベ!!(笑)」

か「言ってない!!」

猫「思ったけど(笑)」

狐「男の子って…」

か「稲荷ちゃ〜ん(泣)」

か「みなはらさん!!おれの扱いヒドいんだけど!!」


み「仕方ない、かずまだから(笑)」

か「ひでぇ!!」

猫「(ジャイ○ン口調で)かずまのクセに〜、かずまのクセに生意気だぁ(笑)」

か「泣いてもいい?」

狐「よしよし。猫又ちゃん、あんまりかずまくんイジメちゃだめよ」


猫「はいはい(笑)」

狐「まったくーっ。好きな子イジメる、イジメっ子なんだから(笑)」

猫「ちがう〜!!」

狐「はいはいっ♪」





-つづく-

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