第2話「色欲と強欲の悪魔達」
※重大な注意!
このお話はR15描写成分があります。
苦手な方はこのお話を飛ばしてくださいね!
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~あらすじ~
悪魔を止める為にサバンナ地方へと向かった二人だったが果たして二人は無事に終われるのか、、、。
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~二人の悪魔~
颯真「、、、居た。」
オレンジ「え?サーバルと、、、フェネックが、、、黒い!?」
颯真「黒サーバルが強欲で、黒フェネックが
色欲だ、、、どうやら、、、一足遅かった様だな、、、既にかばんと、、、コスモスが
洗脳状態にあるみたいだ、、、。」
オレンジ「洗脳!?」
颯真「解除するにはconect aliveを本人に
使わないと解除出来ないが、、、。」
オレンジ「じゃあ、、、無理!?」
颯真「無理に近い、、、。」
アスモ「やぁやぁ、、、久しぶりだねぇ?」颯真「チッ!」
現れたと同時に鼻が曲がる様な匂いが二人を
襲う、、、その匂いにオレンジは、、。
オレンジ「何だ、、、これ、、、ッ!」
ドサッ!
アスモ「あぁ~それはフェロモンだよ~?
私の能力の一部なのさ~、、さ~てマモン?終わった?早くしてね?」
マモン「ちょっとまってね!今
終わらせるから!アスモ!」
アスモ「まぁ、、、私のシたい事は
出来たから、、、じゃあ、、、君達も私の僕になろうか~。は~いこっち向いて?」
颯真「うっ、、、思考が掻き乱される、、、面倒だぜ、、、全く、、、ッ!」
アスモ「あぁ~あ、ちっとも楽しくないや~じゃあ、、、コスモスちょっとこっち来て?私とヤろうか~、、、ウフフ、、、。」
オレンジ「え?」
すると、、、瞳がハートになったコスモスがアスモに近づく、、、。
コスモス「なんだい?アスモ、、、。」
アスモ「キスして~?」
コスモス「わかった、、、。」
オレンジ「あぁッ!」
颯真「チッ!させるか!」
コスモス「させないよ?フフ、、、。」
颯真「何!?」
突然真後ろから生えてきた物凄く太い樹木に
吊り上げられる。
颯真「くそッ!離せッ!」
コスモス「大好きだよ、、、アスモ。」
アスモ「私もだよ~?」
そう言った二人は深く、長いキスをした。
颯真「あぁ、、、ッ!」
オレンジ「そんな、、、。」
マモン「アスモったらまたヤってる~。」
アスモ「これが私なのさ~。」
マモン「まぁ、、、終わったからさっさと
撤収するよ?アスモ。」
アスモ「わかったよ~。行くよ?コスモス。私達の住み処にね~。」
コスモス「わかった。」
颯真(連れ去られる、、、ッ!俺が弱かったばかりに、、、くそッ!どうにもッ!)
オレンジ「待て、、、。」
マモン「?」
オレンジ「待てよッ!」
マモン「あらあら、、、どうしたの~?
立ち上がれないのに、、、。」
オレンジ「俺の友達に、、、手ぇ出し
やがって、、、許さねぇッ!」
アスモ「マモン?行くよ?」
マモン「わかった!」
三人は、、、闇に消えた。
颯真「くそォォォォッ!」
オレンジ「コスモス、、、ッ!!」
颯真「絶対に、、、許さねぇッ!」
オレンジ「あぁ、、、。」
その後、、、タイリクオオカミを除く、
ロッジ組が颯真とオレンジの元にたどり
着いたが、オレンジの説明を聞いた途端に
皆は血相を変えた、、、。
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~ロッジに着いてから3時間後~
颯真「、、、。」
オレンジ「どうしよう、、、。」
颯真「こうなったら意地でも助けるしかないんだが、、、どうだ、、、。」
オレンジ「駄目だ、、、あの感じ、、、
嫌な予感しかない、、、。」
颯真「だが、、、手をこまねいていては何も進展しない、、、こっちからうごかないと、相手は益々強くなるばかりだ!」
オレンジ「わかってる!」
颯真「、、、。」
オレンジ「クッ!」
颯真「わかった、、、じゃあ俺一人で行く。お前は最愛の人と一緒に居ろ。」
オレンジ「そんなの無茶だ!」
颯真「安心しろ。必ず生きて帰ってくる。」
そう言ってロッジから向かった、、、。
オレンジ「おいッ!」
~颯真がロッジから出て10分後~
タイリクオオカミ「ねぇオレンジ?」
オレンジ「何?」
タイリクオオカミ「君は今、、、何が、、したいんだい?」
オレンジ「友達を、、、助けたい!」
タイリクオオカミ「そう、、、じゃあさ、
行こうよ、、、私はここで待ってるから。」
オレンジ「、、、。」
タイリクオオカミ「大丈夫。ロッジの皆が
居るからさ、、、行って来て?きっと彼は、死んででも君の友達を助けにいくよ?」
オレンジ「あぁ、、、。」
タイリクオオカミ「オオカミの群れは仲間を見捨てないんだよ?さぁ、、行って来て?」
オレンジ「わかった、、、俺、、、
いってくるよ!待ってて!直ぐに戻って
くるから!」
タイリクオオカミ「うん!待ってるよ?」
オレンジ「わかった。」
武器を持ってロッジを飛び出した。
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~一方の颯真と言えば?~
雪原を走りながら悪魔の方へ向かう!
颯真(力は約2割、、、ユニオンフレンズはまだ使えない、、、でも刀なら、、、
しかし、、、倒せるのか?俺は、、、
オレンジの友達を、、、助けられるのか?
今考えたら無謀にも程があるな、、、
ははっ、、、よく霊夢やかばんに言われた
もんだな、、、俺は時に正義感が強すぎて、回りを見てない、、、だから窮地に
陥るんだ、、、ぐっ、、、今後悔しても、、遅いじゃねぇか、、、。)
雪原を抜けてサバンナ地方に入ったその時!
颯真「!?」
そこにいたのは橙色のセルリアン。
颯真「チッ!相手にしている暇は
ねぇんだよッ!!其処を退けッ!!」
パッカァン!
刀を使って石を叩き切るッ!
回りを気にもせず更に走る、、、。
颯真「またかよッ!」
今度は桃色のセルリアンが現れた。
颯真「そこを退けぇッ!」
パッカァン!
颯真「ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!」
するとその時ッ!
ドゴォォォン!
颯真「!?」
コスモス「ここは通さないよ?」
颯真「コスモス!?」
コスモス「何で君が僕の名前を知っているか知らないけど、、、僕達の前から、、、
消えてくれよ、、、ねぇ?」
颯真「チッ!醜い事をしやがる、、、
さっさとかかって来い、、、。」
コスモス「ウフフ、、、言われなくても!」
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~嘆きのコスモス戦~
颯真「ハァァァァァァァァァァァァッ!」
刀で攻撃するも、容易に回避される。
コスモス「どうしたんだい?さっきから
攻撃が一回も当たってないよ?」
颯真「グァッ!」
フェネック特有の引っ掻きが多段ヒットする
颯真「ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!」
コスモス「どうしたんだい?さっきから
ずっと息切ればっかりだよ?」
颯真「後ちょっと、、、後ちょっとだ。」
コスモス「何を言っているんだい?」
颯真「クックックックックックックックッ
フッハッハッハッハッハッハッハッ!!」
コスモス「何を、、、気持ち悪いッ!」
颯真「後少しなんだよ、、、さて、、、
さっきはお前が狩る方だった、、、だが!
今度は俺が狩る番だッ!」
コスモス「その体で何ができるんだい?」
颯真「お前を殺せる、、、。」
コスモス「!?」(雰囲気が変わった!?)
颯真「サァ、、、狩りのハジマリダッ!」
瞳の色が、、、赤い!
コスモス「何、、、!?」
颯真「油断し過ぎだ、、、ば~か。」
まるで瞬間移動したかの様に接近する!
コスモス「いつの間に、、、!?」
颯真「ヒャッハァッ!もう我慢デキネェゼ!暴れたくて仕方ねぇッ!!」
髪や毛皮の色が、、、黒く、、、染まる!
颯真「ハハハハハハハハッ!脳ミソが刺激
サレマクリダゼェ!ハハハハハハハハッ!」
尖った爪で胴体に突き刺すッ!!
コスモス「グハッ!アァッ!」
颯真「ドウシタドウシタァ!?サッキマデノ威勢ハドコイッタンダァ!?オラァッ!」
傷口に蹴りを入れる!
コスモス「グァッ!、、、グハッ!」
颯真「チッ!面白くネェナ、、、サッサト
気絶サセルカ、、、アバヨ!」
頭部に蹴りを入れて脳震盪を引き起こし、
コスモスを気絶させた、、、。
颯真「これでも喰らいな!」
コスモス「グァッ、、、。」
ドサッ!
颯真「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。
何とかなった、、、早く悪魔を止めないと、大変な事に、、、ぐっ、、、はぁ、はぁ。」
色が元に戻る、、、。
颯真(体が急に重く、、、息切れが、、、
激しいぜ、、、もう、、、動きそうに、、、ない、、、かばん、、、霊夢、、、俺は、、諦めたくない、、、だが、、、呼吸しても、酸素が、、、入ってくる気がしねぇ、、、
サンドスターも、、、足りてねぇ、、、
体が、、、ふらついて、、、仕方ねぇ、、、後少しなんだ、、、後少し、、、なんだが、
駄目だな、、、これは、、、戦った所で
どうこう出来る問題じゃない、、、だから、ヨハネから貰ったんだ、、、奇跡を、、、
起こせる能力を、、、だから、、、俺は、、絶対に、、、諦めないッ!!)
エミカ(そうだよ!諦めないで?)
セリアン(もっともだ。)
エミカ(いや~力を失った時はどうしようかと思ったよ~♪颯真が力を取り戻したから、僕達が戻ってきたんだ~♪)
颯真(エミカ、、、。)
セリアン(地に伏せるのはまだ早いぞ?)
颯真(セリアン、、、。)
エミカ(さっ、行こうか!)
セリアン(私達には、やるべき事がある!)
颯真(あぁ、、、そうだな、、、俺達なら、
絶対に出来る!行くぞ!)
エミカ(うん!)
セリアン(あぁ。)
颯真(ユニオンフレンズ、始動ッ!!)
キーーューーイーーーン!
エミカ(よし、、、安定稼働してる!)
セリアン(まぁ82%と言った所か、、、。)
颯真(じゃあウイングとかは使えないか、、なら、、、コード:セブンスガンモード!)
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※コード:セブンスガンモードとは、、、。
文字通り七つの銃を一気に扱うモードであり機動力を多少上昇させるモード。
使用する武器名/個数:格納部位
グロッグ19/二丁:両太もも外向部に格納
P90 sb/二丁:腰の外向部に格納
ブラック・スコーピオン/二丁:背部に格納
ヘカートmarkⅡ/一丁:背部に格納
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~いきなり実戦~
颯真(よし、、、上手く行った、、、。)
エミカ(かなりゴテゴテだけど大丈夫?)
颯真(問題無い、、、さて、、、敵さんの
お出ましだァッ!)
うようよ、、、うようよ、、、うようよ。
敵は二種類、桃色と橙色のセルリアン。
颯真「退けぇッ!!!」
P90を2つとも上に射出してキャッチ!
そのまま片手でP90を乱射して行く!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!
パパパパパパパパパパパパパパパッカァン!
颯真「よし、、、どうにかなった、、、
早く行かねば、、、。」
アスモ「させないよ~?」
颯真「うおッ!?あぶねぇ!」
アスモの引っ掻きが颯真の体を掠めた!
颯真「チッ!邪魔しやがって!」
アスモ「もう少しでマモンが本気になれる
からね~ここで時間稼ぎさせて貰うよ~?」
颯真「それならッ!」(全部だ!少しの間
だけで良い!全部出せるか!?エミカ!)
エミカ(わかった!僕、がんばる!)
アスモ「!?」
颯真「お前に現時点での本気を見せてやる!覚悟しやがれ!悪魔め!」
その瞬間!手に持っているP90以外の武器が
アスモの周りを飛び回り出した!
颯真「ハァッ!」
アスモ「!?」(捉え切れない、、、ッ!)
颯真(よし、、、押し込んでる!だからと
言って、、、慢心は、、、しない!)
アスモ「ウフフ、、、フフフ、、、。」
颯真「何が可笑しい!」
アスモ「私の本気を、、、見せてあげるよ!ここは別次元、、、天国じゃないから、、、本気ガダセルヨ!!フフフ、、、。」
颯真「しまった!時間を掛けすぎた!」
アスモ「ジャア、、、イックヨ~?」
その瞬間、、、アスモの回りを黒い霧が
吹き荒れる!背中に蝶の羽が生えて、、、
瞳が赤く、、、白目が黒く変色する!
颯真「ッ!!」
アスモ「アハハハハハッ!最ッ高ッ!!
最ッ高ニ気分ガ良イヨ!!脳ガ満タサレル!ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァアハハハハハッ!タノシイヨ!!」
霧が晴れる、、、。
颯真「えぇ?」(こいつ、、、壊れたぞ?)
アスモ「ネェネェ、、、タノシイヨ、、、
キミハ、、、タノシイカイ!?」
これを聞いたと同時に颯真は後ろに下がる!
颯真「うおッ!?まずい!」
アスモが颯真の左下腕に触れた、、その時!
颯真「ウガッ!アァッ!」(一瞬、、、意識が、、、崩れそうに、、、ッ!)
アスモ「アハハハハハッ!サワラレタネェ?モウソノウデハツカエナイ!アハハハッ!」
颯真「グゥゥゥゥッ!オラァッ!」
P90の弾倉の角でこめかみを殴打する!
アスモ「グァッ、、、アハハハハハッ!
イタイ、、、イタイヨ、、、アハハハハッ!マッテタヨ、、、コノイタミ、、、最ッ高!モット、、、モット、、、ネェ?」
殴られたこめかみからは血が流れている!
颯真「良い加減くたばりやがれ!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!
P90二丁をアスモに向けて連射する!
アスモ「アッハハハハハハハハハハハッ!」
颯真「なっ、、、何ィ!?」
アスモ「流動化デキナイナンテ誰ガ言ッタノカナァ?アッハハハハハハハハハハハッ!」
颯真「まさか、、、セルリアンに!!」
アスモ「ソウダヨォ?ソシテ私達ノォ、、、勝チダヨォ?アッハハハハハハハハハッ!」
颯真「何!?間に合わなかったか、、、ッ!仕方ない、、、ッ!」(エミカ!セリアン!
本気、、、だせるか!?)
エミカ(でも!今は不完全なんだよ!?)
セリアン(そうだ!無茶は出来ない!)
颯真(だが、、、ッ!このままじゃ、、、。)
アスモ「ンゥ?マモンカラダタァ♪ドウシタノカナァ?ドレドレェ?」
今の動きは完全にブリキの人形である。
颯真「!?」(気持ち悪いな、、、。)
橙色のセルリアンがアスモに話しかける。
橙セルリアン「d4jfvnfvhdjuvcefh:vnfcvnjt」
アスモ「ウンウン♪ソレデ?」
橙セルリアン「fdetkjgcxdkeghbebnff!!」
アスモ「ハァ、、、アッソゥ?フフフ、、、あぁ、、、戦う理由が無くなっちゃったあ♪じゃあね~、、、ばいば~い♪」
後ろの闇に姿を眩ませた、、、。
颯真「おい!待てよ!、、、チッ!」
セリアン(逃げられたか、、、。)
颯真(取り敢えずコスモスを回収する。
早くロッジの方へ行かねば、、、。)
変身を解除してロッジに向かう、、、。
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~ロッジ前~
颯真(以外に遠かった、、、。)
すると、、、。
オレンジ「居た!」
颯真「オレンジ!大丈夫だったか?」
オレンジ「君こそ!左腕が黒くなってるけど大丈夫かい?もしかして壊死して、、、?」
颯真「してねぇよ、、、ちゃんと動く。」
左腕を少し動かす。
オレンジ「あっ、本当だ。」
颯真「それよりかばんを取り戻せたんだな。よかった、、、。」
オレンジ「颯真、、、。」
颯真「ん?何故俺の名前を?」
オレンジ「写真の裏に書いてあった。」
颯真「あぁ、、、成る程、、、。」
オレンジ「それより、、、ありがとう。」
颯真「どうしたんだ?急に。」
オレンジ「僕の友達を助けに行ってくれて。僕は、、、その、、、。」
颯真「なんだよそんな事か、、、礼なら
要らねぇ、、、さっさと帰るぞ。」
オレンジ「わかった。」
そして二人はロッジの扉を、、、開けた。
次回に続く!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~後書き~
はい、、、今回はアスモ&マモンの悪魔組が登場しましたが、いかがだったでしょうか。次回もお楽しみに!
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