第3話「暴食と怠惰の悪魔達」
※重大な注意!
このお話はR15グロ描写がございます。
苦手な方はこのお話を飛ばしてくださいね。
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~前回のあらすじ!~
二人の悪魔に襲われるも何とか危機を脱出し退ける颯真とオレンジだったが、余断を
許さない状態がなおも続く!果たして、、、二人はどうなってしまうのか!
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~またかよ!?~
颯真「さて、、、疲れた、、、怠い、、、。なんだこの感じ、、、やけに怠い。」
オレンジ「僕も、、、怠い、、、。」
アミメキリン「私も、、、怠いわ、、、。」
タイリクオオカミ「私に限らず皆まで、、、何か、、、おかしい、、、。」
アリツカゲラ「私もです、、、。」
颯真「ちょっと外行ってくる、、、。」
オレンジ「行ってらっしゃい、、、。」
~ロッジの外~
颯真(体が、、、だりぃ、、、しかも、、、
やけに、、、!?この匂い、、、血の匂い、まさか!?早く行かなくては、、、ッ!!)
気が付くと体は軽くなっていた、、、。
颯真(!?なんだ、、、体が、、、軽く
なってる!?やけに怠いのも無い、、、。
これは、、、もしや、、、。)
走ってロッジに戻る。
~ロッジ内~
颯真「大変だ!、、、オレンジ!?」
オレンジ「どうしたの?、、、。」
颯真(ヤバい、、、ッ!!皆が、、、
ペルフェゴールの能力に掛かってる!
まずいぞ、、、俺一人だけだ!)
オレンジ「料理なら自分で作ってね~?」
物凄く怠そうに返答する。
颯真「ちょっと用事が出来た。森林地方に
行ってくる。まぁ数時間位で帰ってくるからお留守番頼んだ。」
オレンジ「わかった~、、、。」
颯真(早く倒さねぇと、、、まずいぞ!)
内心凄く焦りながら森林地方へと向かった。
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~道中~
颯真(森林地方は、、、あっちか、、、。)
エミカ(どうするの?)
颯真(超高速移動に入る。歯ァ食いしばれ!)
エミカ(わっ、、、わかった。)
颯真(ユニオンフレンズ、
キュイィィィィィィィィィィィィィィィン!
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※解説その1ハイリマース!
ユニオンフレンズアクセルダッシュとは、
アクセルの亜種に当たる形態であり、
ユニオンフレンズを超高速移動型に特化
させる事で、一時的に陸上をマッハ2まで
一瞬で加速出来る能力を引き出せる形態の事を指す。タンクよりも早く走れる為、稼働
時間に制限がある。尚、生身の人間が超高速移動をすると四肢がもげる模様。
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~いざ!~
颯真(A´!目標へ超高速移動する!
ハァァァァァァァァァァァァァァァァッ!)
ガシャン!ガシャンガシャン!キュイーン!
エミカ(速ァァァァァい!)
颯真が通過した所にはソニックブームが
起きて地面が抉れる!
颯真(もっと、、、もっと早くッ!!)
※現在マッハ1.1
颯真(まだまだァァァァァッ!!)
※マッハ1.5
エミカ(ちょっと!加速し過ぎだって!)
※マッハ1.9
颯真(見えたッ!!喰らえッ!!)
マッハ2.0の蹴りをペルフェゴールに
喰らわせる!その攻撃は誰にも捉えられる
筈も無く、横方向に大きく吹き飛ばされる!ペルフェゴール「!?グァッ!」
ベルゼバブ「何!?ペル!」
カカオ「助かった、、、?」
颯真「大丈夫か!」
フレンズに戻り安全を確認する。
カカオ「うん、、、大丈夫、、、それより
君は?何て言うんだい?」
颯真「俺はエゾオオカミ!お前は!?」
カカオ「僕はカカオ!オオコノハヨルノズクのフレンズだよ!」
颯真「そうか、、、宜しくな!」
ベル「何をごちゃごちゃと、、、黙って
私に喰われれば良いのです、、、ッ!!」
※以下、グロ注意!
颯真(血生臭ぇ、、、さては誰か喰ったな?)
辺りを見回す、、、。
颯真(お前か、、、ッ!!助手!)
カカオ「それより、、、助手が!」
助手の右腕は千切れて取れていて、胴体に
小さめの穴が開いていた。かなり出血
していて体が結構冷たい、、、。
颯真「大丈夫だ!この程度ならまだ治せる!カカオ!ちょっとの間だ!ちょっとの間
だけで良い!時間を稼いでくれ!」
カカオ「ちょっと!僕には、、、。」
颯真「早く!助手を見殺しにしたいのか!」
カカオ「、、、、、、わかった、、、。」
ベル「グァァァァァァァァァァァァァッ!」
カカオ「コノハちゃん、、、僕が君を、、、止めて見せる!ハァァァァァァァァァッ!」
颯真(お願いだ、、、ラファエル!俺に、、全てを癒す力を、、、ッ!!)
ラファエル(待ってたぜ!)
颯真(ラファエル!)
ラファエル(さ~て、、、本領発揮だ!)
颯真の両手が発光しだす!
ラファエル(俺の力は、全てを癒す力だ!)
颯真(
ピかァァァァァァん!
助手「この、、、光は、、、。」
颯真「じっとしてろ、、、。」
両手から放たれた光を受けた助手は、
みるみる内に傷口が塞がって行き、千切れて居た右腕もくっ付いた。
颯真(良し、、、傷口はふさがった、、、。)
助手「お前は、、、一体何者なのです?」
颯真「俺は、、、エゾオオカミ。」
助手「冗談を、、、。」
颯真「良く見ろ耳と尻尾があるじゃねえか。それに、、、これは毛皮だしな。」
助手「、、、。」
颯真「そろそろ行かないとカカオが
まずそうだ、、、行ってくる。」
助手「博士を、、、お願いするのです。」
颯真「わかった。」
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~VSベルゼバブ~
颯真(居たァッ!)
カカオ(分解しても、、、分解しても、、、
また肉塊が出てくる、、、ッ!)
颯真「大丈夫かッ!!」
カカオ「エゾオオカミ!?」
颯真「後は俺に任せろ!お前は助手を守れ!ベルゼバブは俺じゃなきゃ倒せない!」
カカオ「、、、わかった。」
颯真「さぁ、、、勝負だ!」
ベル「フフフ、、、久しぶりですねぇ?」
颯真「あの時以来だな、、、。」
ベル「今度は負けませんよぉ?」
颯真「ふぅーーー、、、、ッ。」
ベル「ハァッ!」
肉塊を飛ばして投げつける!
颯真「ハッ!」
刀で全て真っ二つにして行く!
カカオ「刀を!?」
助手「やはり、、、只者じゃ無いのです。」
カカオ「何でフレンズが武器を、、、。」
颯真「ハァァァァァァァァァァァァッ!」
ベル「やりますねぇ、、、でもッ!」
背中に肉塊で作った羽を使って颯真に
攻撃を仕掛ける!
颯真「チッ!なら、、、ッ!」
エミカ(あれだね!?)
颯真(あぁ!ユニオンフレンズ、、、
コード:セブンスガンモード!!)
カカオ「形態が、、、変わった!?」
ベル「そんな力では、私を倒せませんよ?」
颯真「オラァッ!喰らいやがれ!」
ブラック・スコーピオンをベルに向けて連射して、すかさず上に投げP90を連射する!
ベル「フフフ、、、フフフ。」
颯真「なっ、、、何ィ!?」
弾を喰らったベルの体は何ともない、、、
自身の体で一つ一つ食べていたのだ!
颯真「銃弾が、、、効かない!?」
ベル「鉛玉は実に美味なり、、、フフフ。」
颯真(このままだと、、、俺のサンドスターが尽きる、、、早めに決着を付けないと、
負ける、、、ッ!)
エミカ(それならさ!あれだね!)
颯真(う~ん、、、やるか!)
エミカ(だね!)
颯真(コード:セブンスソードモード!!)
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※解説その2!
コード:セブンスソードモードとは、、、。
セブンスガンモードと同系統のモードであり七つの剣を自在に操る。
使用する武器名称/本数:格納部位
ミニウイングブレード/ニ本:背部に格納
10cmダガー/ニ本:太ももの外向部に格納
パーティクルブレード/ニ本:下腕部に格納
刀(黒刀吹雪)/一本:腰の外向部(右)に格納
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颯真「どうだ!」
ベル「更に進化しているんですね、、、
でもォ、、、私ニハ、カナワナイデスヨォ?本気ノ私ニ、、、カテルカナァ?」
颯真「ヤバい、、、時間を掛けすぎた、、、カカオ!助手を連れて逃げろ!」
カカオ「え?」
颯真「早く逃げろッ!!」
カカオ「わっ、、、わかった!」
※以下、グロ描写注意!
ベル「フハハハハッ、、、私ノ真ノ姿、、、コレヲ見タ者、即チ死デアル!フハハッ!」
グシャッ、、、グチュ、、、グチュ、、、
ピシャッ、、、ドロドロ、、、ジュウ、、、
ベルの体が、、、みるみる内に肉塊と化す。
それはもう生物の域を越えていた、、、。
変化し終えたその体は最早人形ですらない。
颯真「気持ち悪い、、、。」
ベル「フハハハハッ!アァッハッハッ!」
颯真「良し、、、今から本気出す。」
ベル「ソノ体デ何ガデキルノデスカ?」
颯真「お前を倒せる。」
ベル「ホウ、、、?」(アスモから聞いた物とは違う返答をしましたね、、、これは
何か、、、隠されて居ますねぇ?)
颯真(オーバー、、、ドライブ!)
キュュュュイィィィィン!
颯真(前とは違う感触、、、行ける!)
ベル「フハハハハッ!アァッハッハッ!
この私に、、、勝てるとでも?」
颯真「そうだ、、、俺はお前に勝てる!」
ベル「なら、、、覆してみるのです!」
颯真(パーティクルブレード、、行けるか?)
エミカ(勿論!問題無いよ!)
颯真「ハァッ!」
手の甲と平行に刃が飛び出し、ベルの一部を
凄い力で切り付けて行くッ!
ジュウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!
両刃のダガーと水平にサンドスター粒子を
超高速で噴射して通常の切れ味よりも、
倍以上の切れ味を発揮する!例えるなら、、ウォーターカッターの原理と同じである!
ベル「ウァッガァァァァァァァッ!」
颯真「どうだ!」
ベル「中々、、、ッ!ぐっ、、、。」
肉塊が博士の姿に戻って行く、、、。
颯真「良し!それじゃあ、、、俺自身の能力である、、、あの技、、、行くぜ!
ベル「何をッ!!」
ピカァァァァァァァァァァァァァン!
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~精神世界~
颯真「、、、よし、、、上手く行った。」
ベル「ここは、、、ッ!」
颯真「ここは精神世界、、、全てを理解する為に創られた神ですら立ち入れない世界だ。お前はここで、懺悔をして貰う、、、。」
ベル「一体何を、、、ッ!」
颯真?「私は時の指針、、、クロノス。」
ベル「クロノス、、、まさかッ!?」
クロノス「私の居る意味を知っているか?」
瞳が金色に、、、二色の翼が生えた、、、
右が白く、、、左が黒い、、、。
クロノス「私は彼の過去であり未来だ、、、私が生まれた理由、、、それは懺悔をさせて魂を清め、、、神国に還す事にある。」
ベル「それが、、、どうしたと言うの
ですか、、、私には何一つ、、、」
クロノス「いや、、、関係はある、、、
お前はどうしてセルリアンが生まれると
思うか、、、分かるか?」
ベル「、、、。」
クロノス「答えは、サンドスターロウと言う物質は所謂エーテルと呼ばれる魂の永続的なエネルギーを混沌に染め上げる。エーテルはサンドスターロウに抗った結果、セルリウムしか残らずセルリアンとなる、、、だが、
大罪者は違う、、、自身をサンドスターロウの媒体とする事で、自身の消滅を回避した。
美徳者はその逆、サンドスターロウに抗い、完全に闇を打ち払った者だけが美徳者と
成れるわけだ、、、これがアルビノと
メラニズムの違いでもある、、、。」
ベル「、、、。」
クロノス「さて、、、そろそろ時間だ。
お前も、、、潮時ではないか?」
ベル「私は、、、ッ!」
クロノス「滅せよ、、、邪悪なる力よ!」
そう唱えた瞬間、、、ベルの体から、、、
黒いオーラが抜けて行くのがはっきり解る。
ベル「グァッ!アァァァァッ!、、、ッ!」
ドサッ!
クロノス「良く頑張ったな、、、。」
精神世界が、、、元に戻る、、、。
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~未来が、、、変わった~
颯真「、、、。」
ドサッ!
カカオ「大丈夫!?」
颯真「何とか、、、なった、、、。」
オレンジ「お~い!大丈夫!?」
カカオ「オレンジ!この人?かな、、、
この人が、、、僕を助けてくれたんだ!」
オレンジ「それは僕も同じ、、、颯真に
助けられた、、、。」
カカオ「え?この人、、、颯真っていうの?初めて聞いたよ、、、オレンジ。」
オレンジ「あれ?聞いてなかった?」
カカオ「うん。エゾオオカミって言ってた。でも、、、それならあんなに強いのも、、、納得出来る気がするよ、、、。」
オレンジ「颯真ってどの位強かったの?」
カカオ「僕達じゃ到底敵いそうに無いね。
この人は、、、心も体も強い、、、。」
オレンジ「そっか、、、。」
助手「今回に限らず、、、彼には何度も
助けられたのです、、、。」
カカオ「助手!まだ傷が、、、って、、、
え?、、、傷口は?、、、右腕は?」
助手「私でも未だにわからないのです。
彼の力は、、私達の知り得ない事なのです。
彼から直接聞いてみたいですね、、、。」
オレンジ「取り敢えず、、、図書館の掃除をしなくちゃ、、、血だらけだね、、、。」
カカオ「そうだね、、、。」
助手「私は彼を寝かせて来るのです。」
オレンジ「わかった助手。」
カカオ「じゃあ、、、掃除しようか。」
オレンジ「うん、そうしよう。」
斯くして、、、颯真は大罪者から二人を
守った。次は誰が来るのだろうか、、、。
次回に続くッ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~後書き~
まぁ、、、こんな物か、、、颯真って、、、強すぎた感が否めない、、、。
まぁこの感じだと、、、わかるよね?
そんな訳で、、、次回に続くので、、、
応援をどうぞお願いしますッ!
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