第四章 異世界荒らし
過去編あらすじ
主人公の真の名はエルシー・クロフォード。
貧しい男爵家の一人娘で、優しい両親と領民に見守られて幸福な子供時代を過ごすが、父の死により、生活はさらに貧しくなる。それでもエルシーは母ミュリエルと二人で楽しく暮らしていた。
十歳の時、母の再婚によってエインズワース公爵家に引き取られるが、家中の者が前妻の娘アイリーンを溺愛し、エルシーを嫌っていた。
アイリーンは本当は良い人らしいがエルシーに冷たく、仲良くなれないまま五年が過ぎた。
アイリーンの婚約者である、ガーランド侯爵家の次男ブライアンが留学先から帰国。
ブライアンは並外れた美貌の持ち主だが、頭は良くなかった。しかしいい人でアイリーンを大事に思っている。
アイリーンも素っ気ない態度を取りつつブライアンを気にしている様子だったので、エルシーは二人の仲を取り持ってアイリーンと和解しようと努力するが失敗。
外国の貴族シミオン子爵はアイリーンの取り巻きで、エルシーを敵視する。アイリーンへの狂信的な態度と不可解な発言にエルシーは恐怖を覚える。
ブライアンとの仲を疑われ、孤立するエルシー。アイリーンは婚約破棄してロッドフォード帝国の皇帝と結婚することになった。
母を亡くした後、エルシーは公爵家を追い出される。
そこにルビィが現れ、エルシーは聖女となって物語の舞台から消える。
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