第9話 やっぱりプリンセ号に帰ってしまう。検査は大事。

クラスター連鎖潰しが行われている。とざされた空間で感染対応が行われていない(濃厚接触)環境、まさにクルーズ船(救援機での帰国者も)ではないか。

無症状者を含めた『全員検査』が行われた稀な例である。貴重なデーターとなる。下船後の精神的な部分を含めた健康予後、社会的状態等の把握に努めて欲しい。下船した女性が自宅待機期間を過ぎて出社しょうとしたら再検査結果を求められた。当局はこれを断った例が報道されていた。

コロナ感染症、死亡率が低いとされる割には、社会的不安感、恐怖感が払拭されていない。武漢の衝撃的な場面がインプットされてこともあるが、一つにPCR検査体制への疑惑がある。発表される感染者数を見て本当にこれだけ?と思ってしまう。

この数で全校一斉休校措置とか、自粛規制とか・・。そういう意味で検査拒否、検査拡大に抑制的な当局の姿勢の影響は強い。いらぬ勘繰りもしてしまうのである。

検査は治療ではない(そんなの分っているわい)、治療薬がないから、検査はおざなりでいいわけではない。かかりつけ医が必要と認めたら検査が受けられると思っただけで、どれだけの安心感がもたらせるのか。早期に武漢縛りや濃厚接触者ばかりでなく、軽症者や感染が疑われる人たちの検査が行われていたら、もっと早目の対策や対応が取れたはずである。積極的に行うことによって体制は作られるのである。

医療崩壊は防がねばならないが、組織防衛が先行した論理では、経済崩壊に繋がってしまいかねない。クルーズ船、貴重な体験である。適切とした当局には辛いだろうが積極的な情報公開をして欲しい。何故ここまで世界的な流行を発してしまったのか。スタートは情報統制である。


*民間医療機関(検査が出来る、希望するクリニックに拡大)から、民間検査会社にスムースにの流れを作ること。


*外国人帰国者(乗組員を含む)のその後も追跡して欲しい。

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