第三話 名前ふざけすぎた

ストーリー通りに進むのはいいけど…ここ最初の村か…?

とりあえず辺りを見回してみると、なんかお腹の腰あたりにメニューがあった。

装備やアイテム欄、ステータスとか目標なんかもあった。

(本当にゲームの世界に入ったのか…)

目標には…

ギルドに行ってよう!

と書いてあった。

(なるほど、ギルドか…)

歩いていると、でかでかとギルドと書かれている看板があった。

中に入ってみると、鎧を着た戦士っぽい人や、法律的にやばそうな武器を持った人ばっかりだった。

目標には…

受付に行って冒険者登録をしよう!

(冒険者登録か…)

受付の行くと、受付人は

「こんにちは!冒険者登録をしに来た人ですか?」

元気な声で話しかけられ、

「あ、はい、そうですね、はい…」

ビビりつつ、何とか話すことが出来た。

受付人は「分かりました!」と言うと、カウンターから水晶を持ち上げた。

「これに手をかざすとステータスが表示されますので、お願いします。」

よく分からないけど、手をかざす事にした。

水晶が光を放つ。怖くなって目を瞑ると

パキ…パリパリ…バリイイィン!!!!

割っちゃった?いや違う。左から聞こえる。

目を開けてみると、装備をきちんと整えた…イケメンだ。金髪の。割るってことはステータスが表示出来ないってことか?

「ちょっと!割らないでください!弁償ですよ!?」

(クソワロタ‪やんざまぁwwww)

「あのー、こっち向いて下さい…」

あっ忘れてた。

ステータスは…全部5か…よっわ!

「では、他に登録する為の手順が…」


「はい、では終わりました。これで冒険者ですよ!✝︎The漆黒✝︎さんも!」

えっ!?

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