頼りなさすぎる女と三本足のフェレット

増田朋美

頼りなさすぎる女と三本足のフェレット

頼りなさすぎる女と三本足のフェレット

その日は特に暖かく、四月の初め並みと言えるくらい暖かかった。こんなに暖かくて、夏はどうなるのか、心配だといわれるくらい暖かった。こんなに気候がおかしくなっては、これから先、地球の未来はどうなるのか、不安でたまらなくなるくらい、おかしな天気が続いている日々だった。

その日も、杉三は、自宅でカレーを作っていた。その日は、いつも通り、華岡さんが風呂を借りにやってきたのだが、その日はなぜか、もう一人の人物が来ていた。聞けば、華岡さんの部下である、杉本由紀恵さんという名前の女性だった。彼女の相手は、杉ちゃんのカレーができるのを待っている、伊能蘭がした。次いでに、小さなフェレットの正輔が、テーブルの上で、蘭から与えられたイチゴをおいしそうに食べていた。左前足が欠けている、正輔は、ほかのフェレットがするような、家じゅうをバタバタ歩きまわることは一切しないから、テーブルの上に乗せておいても、そのままでいいるのだった。

「いやあ、びっくりしたでしょう。華岡さんにこちらに連れてこられて、何処へ行くかと思ったら、こんなところ何て。」

蘭は、由紀恵さんにそういうことを言った。彼女は、何を言っていいのかわからないという顔つきで、

「ええ、正直に言えば、、、。」

といった。

「まあ、図星ですよねえ。僕たちは、悪いようにはしませんから。杉ちゃんのカレーは、栄養満点でものすごくおいしいんです。」

蘭は、そういうことを言った。

「でも、お二方とも、着物を着ていらっしゃるから。」

「はああ、女の人が、着物を着ているのはよく見るが、男が着物を着ているのは見たことが無いか。でも、世界の半分は男だし、男は着物を着てはいけないという法律はどこにもないぞ。」

由紀恵がそういうと、ルーを割入れながら、杉三が、そういうことを言った。蘭はそれを聞きながら、杉ちゃんのその、やくざの親分みたいなしゃべり方に、怖がっているのではないか、なんて思ってしまった。

「まあ、確かに着物を着ているとなると、極道のように見えますが、僕たちは、そういうことはありませんので。気にしないで、カレーを食べてください。」

と、蘭は、にこやかにそういうことを言った。小さなフェレットの正輔もそれを聞いていたのか、そっと、由紀恵にほおずりするようなしぐさをした。

「お湯のなかーでー、もうこーりゃー、はながーさくよー、ちょいなちょいな。」

何て華岡さんが、でかい声で風呂場で歌っているのが聞こえてきた。

「全く、気持ちよさそうに、風呂に入っているよな。」

蘭は、呆れた顔をして、風呂の方を見た。

「まあいいじゃないの。華岡さんは、狭い風呂ばっかりで、たまには、家の風呂に入りたくなるんだよ。」

と、杉三が、カレーを盛り付けながらそういった。そして、カレーの皿を、車いすに乗っているトレーに乗せて、テーブルまで運んでいく。

「ほい、出来たぞ、今日のカレーは、時間短縮を兼ねてキーマカレーだよ。」

と、杉三は、由紀恵の前に、カレーの皿を置いた。続いて隣の席に、もう一皿カレーの皿を置く。警視と隣の席で食べるのか、と、由紀恵はちょっと嫌そうな顔をするが、

「まあ、風呂に入ってきれいになっているから、たばこの匂いはしないよ。大丈夫だ。」

と、杉ちゃんに言われて黙った。まあ、華岡さんは、喫煙者ではなかったのだが。

「おーい、出たぞう!あーあ、いい湯だった。おかげで、一週間分の垢を落とせたよ。ありがとうな、杉ちゃん。」

風呂場の戸がガラッと開いて、華岡さんが風呂から出てきた。一週間分の垢と聞いて、由紀恵は、一寸呆れてしまったが、いつもの小さな風呂では、赤を落とせないんだよ、と杉ちゃんが言った。

「よし、カレーを食べよう!杉ちゃんのカレーはおいしいからな。よし、いただきます!」

華岡は、カレースプーンを受け取って、カレーにかぶりついた。由紀恵も、杉ちゃんに食べてみろと言われて、しぶしぶカレーをくちにする。そして、

「す、すごいおいしいじゃないですか!」

と思わず行ってしまった。レトルトカレーとは、偉い違いのおいしさだった。何処かの高級なホテルで食べているような、そういうカレーだった。

「ほら、これで極道とは思わないでくれるかな?極道が、こんなうまいカレーを作って食べさせるなんて、あり得ない話だろうが。」

と、華岡が、そういったので、由紀恵はやっと、カレーを食べるという気がした。彼女は勢いよく、カレーをとって、急いで口に運んだ。

「其れで、今日はどうしたんだよ。若い女の刑事迄連れてきて。一体何があったんだ。何か重大な事件でもあったの?」

蘭が華岡にそう聞くと、

「いやな、蘭たちもニュースで見たと思うけどさ。此間、用水路で、人間の腕が出たという事件を知っているよなあ。」

と、華岡が答える。

「ああ、知っているよ。ワイドショーで、ずいぶんうるさくやっていたし。確か、あの後すぐに、胴体が出て、その二三日後に頭部が出て?」

蘭がそういうと、

「其れで、その事件を、俺と彼女が担当しているんだけどさ。先ず、遺体の性別は男性だ。それは、はっきりしている。最近の行方不明者捜索願を調べてみたが、その中に書かれている人は年寄りばかりで、遺体と年齢が合致しない。それでは、この富士市に住んでいる者ではなかったのかもしれない。」

と、華岡が言った。

「そうか、死因は分かっているのかな?」

蘭が聞くと、

「ああ、死因は、その頭部を鈍器で殴られたことが致命傷になっていた。だから、後頭部を鈍器で殴って殺害し、そのあとおそらく証拠隠滅のために、遺体をバラバラにして、用水路に捨てたんだろう。そこまでは分かっているんだけどね。」

と、華岡は答えを出した。

「まあ、そこまでは分かるんだけど、なんでまた今日、ここへ来たんだい?そういう時だから、忙しくてこれないと思うんだけど?」

杉三がそう聞くと、華岡は、

「ああ、もうちょっとで、犯人逮捕まで行けるかなと思ったんだけどさ。こいつがな、女性にそんな残忍な殺し方はできるはずないって言って、その間に、やいほいと逃げられちまった。」

と言って、由紀恵を見た。

「という事はつまり?」

「だからあ、この事件はちゃんと報道されていなかったが、殺された若い男の過去をちょっと調べてみたんだけど、東北の宮城県であった、四歳の女の子が殺されたという事件の、犯人だったんだ。その時は、犯人が未成年者だったため、報道もなにもされなかったんだけどね。」

と、華岡は話し始めた。

「確かに、今の刑罰は、少年法ってものがあるからねエ。なかなか報道もされないよね。」

蘭は、そう相槌を打つ。

「そうなんだよ。それで、その四歳の女の子の母親に、俺たちは目を付けた。その宮城県の事件の犯人が、こっちに引っ越してきたのとほぼ同時に母親も引っ越してきている。そして、その犯人の通っていた、フリースクールのすぐ近くのスーパーマーケットで、レジ打ちをしていたんだ。」

「なるほどねえ。つまり復讐の機会を待っていたのか。」

と、杉三が、そう返事を出す。

「そういう事だと思っている。それで、俺たちは彼女を引っ張ろうと思ったんだが、この杉本由紀恵が、無理に疑うのはやめろといった。それで、引っ張るのを延期しようとか、ああだこうだ言っているい間に日付がすぎちゃって、俺たちがもう一回女の家に行ってみたら、家はもぬけの殻だったという訳!」

と、華岡が、彼女の肩をポンとたたく。

「そういう事だったんです。あたしが、犯人の女性を取り逃がしてしまったばっかりに。もしかしたら、また別の事件が起きるかも知れないって、みんなに言われて、もう私、どうしたらいいのか。」

と、杉本由紀恵は初めて返事をした。

「なるほど。つまり犯人がどっかに行ってしまったわけね。」

と、杉ちゃんが、彼女に言った。

「そういう事なんです。いくら、娘さんを亡くして、犯人に復讐しようと、いう気持ちは分かりますよ。ですけど、彼女だって、本当にやってしまったら、やってはいけないことをしたことになるのは、わかってたのに、なんで私、あの時、もう少し待ってと言ってしまったんだろう、、、。」

と、由紀恵さんは、テーブルに顔をつけて泣き出した。

「まあ、女性だからよ。直ぐにこうして落ち込んでしまうのは、仕方ないことだと思うよ。まあ、今回の失敗は失敗だから、二度と繰り返さないように、気を付けてやるようにしよう。そう考えるしかないじゃないか。」

と、杉ちゃんが、由紀恵さんにそういうことを言う。

「まだ、新米の刑事さんなんだろうか?」

蘭が聞くと、華岡さんは、ああといった。確かに、新米の刑事だから、そういう失敗をしてしまうのは、しょうがない気がした。

「まあ、新米刑事という事で、一寸捜査を間違えただけだ。それくらいにしておきな。もうそういうことはな、いつまでも根に持っていると、これから先の行動にも影響がでちまうぞ。かといって、忘れろと言われても、そういうことは出来ないだろうから、とにかく二度と同じことはしないようにって、教訓にするのが一番なんだよ!」

杉三はそういうことを言った。杉ちゃんだけが、いつでもどこでも明るく楽しく話せるのだった。他の人であれば、ちょっと暗い表情になって、気にするなとか、そういうことを、口に出して言うはずである。杉ちゃんだけが、一人にこにこしていた。

「で、その犯人の女性はどうしたの?まだ捕まっていないの?」

蘭が聞くと、

「ああ、一生懸命他の刑事と一緒に探しているが、まだ見つかっていない。どこかに潜伏先のアジトでもあるのか、それとも髪を切って変装でもしているのか、よくわからないんだ。」

と、華岡は言った。

「そういう事ですから、あたしどうしたらいいのかわからくなって、もう自分を責めて悲しくて、どうしようもないんです。あたし、もうこれで、刑事はだめなのかと落ち込んでしまったんです。」

と、いう由紀恵さん。

「まあまあ、要するにだなあ。その犯人の女性が見つかればいいんでしょ。それなら、その女性を探すのに全力を挙げろ。それしかないじゃないか!」

と、杉ちゃんは、由紀恵さんの肩をたたく。小さな正輔までも、彼女を心配そうに見ていた。

「テレビドラマ見たいに、すぐにどうという訳にはいかないけどさ。必ず、どっかで道は出てくるよ。そう思ってやっていくんだな。」

「杉ちゃんすごいこと言うね。」

蘭は、はあとため息をつく。

「なんだか哲学者みたいだなあ、杉ちゃんは。そういう強い事言えるの、杉ちゃんだけだよ。」

「まあいい、今日は、そういう事で、少し楽になれるように、陽気にパーっと行こうぜ。よし、ほらほら、カレーを食べて、元気に行こうな。カレー、まだまだ作ってあるから、なんぼでもお代わりしてくれていいよ!」

杉ちゃんは、にこやかに笑って、彼女によかったらこれもどうぞ、と紅茶の入った湯飲みを渡した。

その数日後の事である。また華岡が、杉本由紀恵を連れて、杉三の家にやってきた。今度はなんだか華岡までもが、一寸落ち込んだ顔をしている。

「どうしたの華岡。また何かあったのか?」

蘭は、心配そうに華岡に聞いた。

「い、いやあ、こういうことだ。どうしても、捜査が進まないもんでな。ほら、あの女の捜査だよ。彼女が、変装しているかという情報もないし、どこかに似たような顔の人がいるという情報もない。これでは指名手配のポスターなんてなんの役にも立ちはしないよ。」

と、華岡はいう。

「はあなるほど。県外にでも逃げたのかなあ?」

と、蘭は、そう返したが、

「いえ、もう全国に指名手配を出したのに、いまだに情報も何もないんです。やっぱり今回の事は私が悪いんだって、すごく自覚しました。」

と、由紀恵さんは、また涙を流した。

「いやあ、自分を責めちゃいかんよ。今は何もできないかも知れないけど、辛抱辛抱。人間辛抱が肝心だよ。」

と、杉ちゃんが、彼女を励ますが、

「まあ、そういう時にはないてもいいか。どうしても泣きたい時だってあるわな。いいよ、泣いても。その代わり、隣の家に聞こえてしまうような泣き方はしないでくれよ。近所迷惑もあるからな。」

と、すぐに態度をかえて言った。彼女は、これを待っていたのか、両手で顔を覆って、しずかにしくしくと泣きだした。

「おいおい、杉ちゃん、刑事なんだから、甘やかしちゃだめだろう。」

と蘭が言うと、

「いやあ、誰でもそういう事はあるよ。だからそういうときは、ちょっとだけ泣かしてやろうぜ。そのほうが、早く立ち直れるような気がするんだよね。」

と、杉ちゃんは、にこやかに笑っていた。

「まあ、此間も言ったけど、こういう時は、二度と繰り返さないように、気を付ければいいんだ。忘れるなんてことは絶対できっこないだろうからな。お前さんのような泣き虫さんにはなおさらだ。だけど、それを逆手に取ればな、いつまでも覚えていられるから、お前さんは、二度と繰り返さないように努力することだってできるだろうが。ほら、最近は、違法薬物やってた罪を、ころっと忘れてさ、また捕まっちまう芸能人も多いよな。そういうやつらより優れていると思えよ。僕は、忘れろとは言わないが、二度と繰り返さないように努力しろとは言う。」

聞いていて蘭は、何だかこの言い方、水穂さんが、製鉄所の利用者たちに、言い聞かせるときのセリフと似ていると思った。水穂さんのやっていることを、杉ちゃんは、しっかり真似しているのだろうか。それなら、水穂さんが、しっかり伝授していることになる。そういう意味からも、蘭は、あいつにもっと長く生きていてもらいたいと思うのだった。

「じゃあ、お話の核となる部分に行ってみようか。一体なんで、お前さんは、女を引っ張ろうとしたときに、一寸待ってくださいと言ったの?」

と、杉ちゃんは言った。彼女は、一寸硬直して、話せないという顔をする。

「ダメダメ、ちゃんと成文化していってみろ。涙の理由を成文化できない奴は、いつまでたっても立ち直れんぞ。二度と繰り替えさないという努力も生まれない。そういう意味でもちゃんと言わなくちゃいかん。」

「俺がそばにいるからだめなのか?」

と、杉ちゃんの言葉に華岡がそう言ったが、

「いやあ、一番に謝るのは華岡さんにでしょ。直属の上司は華岡さんだもの。だから、ちゃんと理由を成文化して言ってみな。だれかに読み取ってもらおうというのが、一番悪いやり方だだぜ。」

と、杉ちゃんは、華岡の言葉を遮って言った。

「ほら、言っちまえよ。そりゃ、言う前はつらいかも知れないが、口に出して言うのは、教訓への第一歩だぞ。」

そういわれても、由紀恵は、発言できないらしい。華岡警視にこんなことを言っていいものかどうか、わからないのだろうか。

「ガブッ!」

不意に、正輔が由紀恵の手首にかみついた。蘭が、こんなことしちゃだめだろう、とすぐに正輔を離そうとしたが、杉ちゃんは、いや、そのままにしておけといった。

「ほら、正輔も甘えるなと言っているぞ。しっかり答えを出してみろや。」

杉ちゃんという人は、答えが出るまで質問し続けるのであった。それが杉ちゃんの特性だ。曖昧な答えでは決して容赦しない。

「あたし、あの女性が、本当に、犯人を殴って、バラバラにしたとはどうしても思えなかったんです。」

と、由紀恵は、小さい声で言った。

「はあ、どうして思えなかったんだ?」

と、杉ちゃんが聞くと、

「ええ、だって彼女は、とてもやさしい女性でした。だって、他のつらい思いをしている人たちに、講座を開いたりして、そういう人に対して、すごく優しい人だったからです。」

と、由紀恵は答えた。

「それでは、彼女はどういうことをしていたんですか?講座って、なにかやっていたんでしょうか?」

今度は蘭が聞くと、

「ええ、悩んでいる人の話を聞いてあげたり、悲しみとどう向き合うかとか、少人数のグループを作って話し合いをしたりしていたそうです。」

と、由紀恵は答える。

「つまり、そういう人は、一寸勘違いをしていたんですね。他人の悲しみを癒して、自分の悲しみも癒そうとした。でも、そういうことをしても、癒されるどころか、悲しみが増幅してしまうこともあるんですよ。人間って、わからないもので。」

「そうそう。それに、そういうやつは、もし具体的な成果が出ると、阿羅漢にもなりやすいよ。まあ、今回は、うわべだけしか犯人を見られなかったんだね。そうじゃなくて、今度はもっと深いところから、捜査ができるといいね。」

蘭と杉ちゃんは、相次いでそういうことを言った。

「まあ、もう一回言うが、これに懲りて二度と繰り返さないことだな。それしかできることもないのさ。それができるって思っちゃうと、今度は阿羅漢になっちゃうから、気を付けて。」

阿羅漢というのは、仏教用語で、見た目はすごく偉そうだが、実は釈尊の教えを間違って解釈し、おごり高ぶっている人たちの事である。現実世界でも、そういう人は山ほどいる。

「でもあたし、こういう失敗をやらかしてしまった以上、刑事には向いてないんでしょうか?」

と、由紀恵さんは、またそういうことを言った。

「いやあ、初めからできるやつなんか誰もいないよ。そうじゃなくて、順応するほうが大事なの。返ることが出来る事なんて、自分の意識だけさ。その意識を変えることが出来る事を、順応するというんだな。」

「そうそう、杉ちゃんの言う通り。始めっからうまくできる人なんかいないよ。でも、最近の若い奴らは、一回失敗したら、もうだめだという顔をする。」

杉ちゃんの発言に、華岡さんがそういうことを言った。

「よかったじゃないの。華岡さんが上司で。そういう事言ってくれるんだから、阿羅漢ではないよ。な、もうこれでできるだろ?二度と繰り返さないように努力すること。」

杉ちゃんはもう一回彼女の肩をたたく。彼女は、正輔に噛まれていないほうの手で、顔を拭き、

「ええ、わかりました。努力します。」

と、言った。

「もういいよマー君。手を離してやりや。」

と、杉ちゃんに言われて正輔は、由紀恵さんの手を離した。正輔は噛み加減を知っていたのか、由紀恵さんの手には、ちょっと歯形が付いていただけだった。それも数分で消えてしまった。





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頼りなさすぎる女と三本足のフェレット 増田朋美 @masubuchi4996

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