15:枕を持って相談へ

 アンネは仕事を終え、自分の部屋に戻っていた。


 時計の針は間もなく十の数字を超える。

 片付けをしていると時間はすぐに過ぎる。


 クライヴの世話係でもあるため、他にも仕事は山ほどある。だが他のメイドたちがやってくれていたようで、比較的今年は落ち着いて終わることができた気がする。


 アンネは寝間着に着替える。

 すでに寝る準備はできていた。


 メイドの朝は早い。だが明日は少しゆっくりできる。式典の次の日は、いつもより少し遅れて仕事を開始していいことになっている。クライヴがそう決めたのだ。城の者たちのことを考えてそう言ってくれた。みんなクライヴに感謝していたりする。


 だが体力のためにも寝なければ。

 早く寝ないとお肌にも悪い。


 さっさとベッドに入って近くの灯りを消そうとする。

 が、その時ドアが叩かれた。


(……こんな時間に?)


 夜間に仕事をしている人はいるが、女性は大体すぐに部屋に戻る。そしてこの時間に訪ねてくる人はいない。部屋は女性専用の宿舎にある。男性が来るわけはないが、それでもアンネは用心した。日頃嫌でも男性から声をかけられるからだ。


 そっとドアの近くに耳を当てる。

 できるだけ低い声を出した。


「誰?」

「アンネ~!」


 ぎょっとしてドアを開ける。


 するとそこには寝間着姿で枕を抱きしめているフィーベルがいた。湯にも浸かってきたのだろう。プラチナの髪は下ろしている。


ドレス姿で綺麗に髪がまとめられている姿も可愛らしかったが、こうして下ろしているのも大人っぽく見える。いつもは一つで括っているのだ。むしろ普段からそうしていれば女性らしいのに。


 それよりも相手の表情がいつもと違っていた。

 恥ずかしそうに枕を抱きながら口元を隠している。


 ……いつもより乙女っぽい。


「シェラルド様と何かありました?」

「えっ、な、な、ななななんで」


 な、が多い。

 明らかな動揺にアンネは苦笑した。


「先程シェラルド様と一緒にいたんでしょう? それ以外考えられないですよ」


 フィーベルは下を向いた。

 しばらく沈黙が流れるが、ゆっくり口を開く。


「…………の」

「え?」


 全く聞こえない。


「だ、だから、私、……したの」

「は?」


 言うつもりあるんだろうか。

 そんなツッコミを内心しつつまた聞き返す。


 するとフィーベルは「もうっ!」と言いながら音量を上げた。


「だから、キスしたのっ!」

「えっ」


 これには思わず目が飛び出そうになる。


 フィーベルは自分で声を大きくしたことに気付き、慌てる。確かにだいぶ大きい声だった。しかも内容が内容だ。アンネはすぐに部屋に入るように誘導した。


 部屋には小さい丸テーブルと椅子が二脚ある。

 とりあえず二人で向かい合って座った。


「……で」

「……で?」


 フィーベルが聞き返す。

 アンネは腕を組んだ。


「キスしてみての感想は?」

「感想!?」

「当たり前じゃないですか。だって、絶対シェラルド様からすると思ったのに」

「ま、まさか。シェラルド様はそんなことしないよ」


 眉を八の字にして相手は答える。

 アンネは思わず半眼になった。


 フィーベルとの付き合いは他の人より長めだと思う。その時から知ってはいたが、彼女は色恋沙汰にかなり鈍い。ついでに自分の魅力についてもかなり鈍い。制服にいつも隠れている胸が実は大きいとか、化粧をすると街歩く女性より実は綺麗であることも分かっていない。


 シェラルドが色々と苦労しているのもなんとなく分かる。


「そんなの分からないですよ。男は狼とよく言いますし」

「狼……」


 と呟いてから、フィーベルはどっと顔が赤くなる。


 アンネは目が光った。これはどうやら……キスだけの話じゃないらしい。フィーベルは今まで全く異性との関わりがなかった(クライヴとマサキは論外だ)。あったとしても彼女のことだ。鈍いし、何も起こらないだろうなと思っていた。だが、案外そういうわけでもなかったようだ。


 アンネは身を乗り出した。


「ね、何があったんです? どうしてキスしたんですか?」

「……う」

「?」

「ううううー!」


 フィーベルは持っていた枕に顔を突っ伏す。

 しばらく唸りながらその状態になった。


(これは、長くなりそう)


 アンネはふぅ、と溜息をつく。


 経験がないからこそ、フィーベルもどうしたらいいのか分からないのだろう。なんとなく予想していたので、のんびり相手が落ち着くのを待つ。


 すると案外早くに相手の口が開く。


「……危機感が足りないって言われて」

「ふむ」


 間違ってはないと思う。

 特に男性に対しては危機感が全くない。


「それで、その、力技に勝てなくて」

「力技?」

「…………」


 聞き返したら黙られた。

 先を促すようにすっと手を出す。


「動けなくなって、そのままでいたの」


 アンネはすぐに推理する。


 つまり壁に押しつけられたか、押し倒されたか、どちらかだろう。フィーベルならシェラルド相手にも反射的に痛めつけるくらいできそうだが。


「それで?」

「それで……怒鳴られた」

「はい?」


 今の流れでなんでそうなるんだろうか。

 ムードもへったくれもない。むしろつまらない。


 アンネは思わず眉を寄せる。


「え、押し倒されたんですよね? なんでそれでシェラルド様が怒鳴るんです?」

「え、なんで分かったの!?」


 やっぱり押し倒された方か。

 それに関してはスルーする。


「意味分からないですよ。そこまでしておいて」

「そんなの私が聞きたいよ!」

「ええいまどろっこしい! 一から説明して下さい!」

「ええー!?」


 アンネからすれば、部分的な説明だけでは全くどういう状況なのか分からなかった。質問をしてもフィーベルはなんだか恥ずかしがっているし、きちんとした言葉で話してくれないし、まどろっこしくてかなわない。このままじゃただ時間が過ぎるだけだ。


 フィーベルは「でも、あの」と言い訳しようとするが、アンネは即座に「早く吐いて」と命令口調で伝える。相手は唸りながらそれでも拒否しようとするが、そんなことは許さない。むしろここまで話したなら全て話すべきである。


 頑なに態度を変えないアンネに、フィーベルの方が遂に折れた。


「……つまり、善意でクリームを取ってあげたらシェラルド様がなに煽ったんだと押し倒し、口で分からないなら態度で示してやると言わんばかりに力を見せつけ、思わず見惚れ何も抵抗できなかったフィーベル様に対して怒鳴り、フィーベル様も腹が立ってキスで反抗した……というわけですね?」

「ちょ、ちょっと待って。なんか違くない!?」


 フィーベルは慌てて両手をぶんぶん動かす。

 だがアンネは平然とした顔で答えた。


「どこが違うんです。合ってるでしょう」

「わ、私、見惚れたの?」

「知りませんよ」


 自分のことなのに分からないのか。そういう意味も込めて淡々とツッコんだが、分かるわけがないか。フィーベルだもの。あと言葉の綾だ。本当に見惚れたのかは知らない。


 話を聞いていると、フィーベルはずっと心臓が鳴っていたらしい。それはおそらく恐怖や緊張もあっただろう。だが、抵抗せずにじっとしていた。普段ならあり得ない。どうにかして拘束を逃れようと、冷静に対処する。なんならシェラルドが言ったように、急所を狙うことだってできたはずだ。


 だがそうしなかった。

 いや、できなかったと言ってもいい。


 なぜなら、目が逸らせなかったから。


 フィーベルはどうやらそう思ったことに戸惑っているらしい。確かに状況的に恐怖を感じる場面だとは思う。最も相手がただの男・・・・だった場合ならだが。


「男らしいって思ったんでしょう? 本来シェラルド様はそういう方ですよ。厳しいし。でも花嫁中のフィーベル様に対してはすごく紳士的だと思いました。優しすぎるくらいに。気を遣ってくれたんでしょう。でも本来はそれくらいやる狼だったってことですよ」

「狼……」


 なんだかもごもご言っている。

 押し倒されたならもう狼で決定だ。


 おそらくフィーベルはギャップを感じているんだろうと思う。シェラルドは確かに怖いところもあるし厳しいところはあるが、フィーベルに対してはかなり慎重に、繊細に取り扱っているように見えた。


 ドレスだってそうだ。あんなにも魅力が満載のベージュ色のドレスを、最初から着させないなんて。律儀に胸元を隠すようなドレスを選んでいた。男であればずっと見ていたくなる程美しかったが、あまり凝視しないようにしていたし、それはフィーベルのためを思ってなのだろう。かなり気を遣っていたと思う。


 フィーベルが寝てしまった後も優し気に笑っていたし、実は女性に甘いんだろうかと思ったほどだ。だが会場で言い寄ってきた美しい令嬢たちには見向きもしなかった。あまりにも差が激しい。


 わざわざ押し倒したのは「警告」の意味もあっただろう。それほどにフィーベルは危機感が足りない。それを危惧したのもあると思う。そして――私意も入ってたのでは、と少し考えてしまう。


 それよりも、アンネは残念に思っていたことがあった。


「まさかキスがほっぺだなんて。あーあ。つまらない」

「つ、つまらないって、つまらないってなに!?」

「だって口だと思うじゃないですか。ほっぺとかそんなの小さい子供でもできますよ」


 キスをしたなんて言ったからかなり期待していたのに。だから感想を聞いたのに。やはりフィーベルはフィーベルだった、ということか。


 すると相手は少しだけ納得いかない顔をする。


「わ、私だって、するつもりは」

「衝動的にしたんでしょう?」

「……だって、意味の話されたって、そんなの、知らないし」


 確かにシェラルドの行動全てが正しかったかと聞かれればそうではない。フィーベルは意味を知らなかった。そしてただクリームを取ってあげようと思って唇に触れただけ。それをちゃんと言葉で伝えた。それなのに怒られるのは釈然としないだろう。


 が、正直フィーベルも悪いと思う。


 なぜならシェラルドからの質問の答えが納得のいかないものだったから。もし他の男、例えばヨヅカにも同じことをしたか、と聞かれて、「いいえ」と答えている。シェラルドからすれば納得できないだろう。なんで自分ならいいと思うのか、と憤慨している。


 怒るのも無理はない。そしてその理由をフィーベル自身よく分かってない。だがもし敢えて答えを出すとするならば、シェラルドを信用しきっているからだろう。大丈夫だ、安全だ、と思っている。


 確かにシェラルドは紳士だ。優しいと思う。だが同時に「男」として見られていないのでは、と思ったんじゃないだろうか。


(だったら唇を奪うくらいすればいいのに)


 押し倒すだけなんて中途半端だ。

 男ならリードしろよ、なんて心の中で言ってしまう。


 だがアンネはちらっとフィーベルを見る。


 少しは落ち着いたのか、持っている枕に顎を乗せて身体を左右に揺らしていた。色々頭の整理をしているのか、ぶつぶつ呟いている。


(それでキスするその行動力がすごいけど)


 フィーベルは鈍感だ。だけど大胆だとも思う。


 いきなりキスをするなんて相手も予想しないだろう。シェラルドがどんな反応だったのかとても気になる。聞けば酒をかなり飲まされたらしいし、もしかして雰囲気に呑まれたんじゃないだろうか。それで理性がぐらついたんじゃないだろうか。想像するだけで楽しくなる。


 まぁ、フィーベルに言うつもりはないが。


 色々茶々は入れるものの、邪魔をするつもりもわざわざくっつけるつもりもない。せいぜい悩んでくれ。あわよくばシェラルドも悩んだらいいと思う。


 フィーベルはううう、とまた唸り出した。


「明日からどうしよう……」

「ああ、まだ花嫁ですもんね」

「え、なんで知ってるの?」

「クライヴ殿下から先に聞きました。花嫁、続行するんでしょう?」


 一応クライヴのお世話係であるし、なによりフィーベルとの付き合いが長いこともあり、先に教えてもらった。だからこそ今後もサポートするように言われている。同じ女性として、何かしらできることがあれば、もちろん手伝うつもりだ。


 そう伝えれば少しだけ嬉しそうにしてくれる。

 だがすぐにまた顔を歪ませた。


「でも、シェラルド様はまだ知らないし……」


 そういえばクライヴが自分で伝えると言っていた。


「多分知らないからあんなことしたんだと思うし……」


 なるほど。これからは一人だから気を付けてくれ、という意味も込めてだったか。そんなことしなくても守ってあげたらいいのに。敵に関しては自分でなんとかするだろうから、男共からは守ってあげてくれ。


「どうしよう。どんな顔で会えばいいの……」


 さっきから顔が赤くなったり青くなったり、もじもじしている。普段の落ち着いてきりっとしている姿からは想像もつかない。少し可愛らしいなぁと思いながら、アンネは忍び笑いをしてしまう。


「いっそ口にキスしたらどうです?」

「なんでそうなるの!?」


 ぎょっとするように叫ばれる。


「恥じらいがなくなりますよ。ハグはしてるんでしょ?」

「なんで知ってるの!?」

「いやむしろ隠せてると思ったんですか」


 前日の夜も、ドレスに着替えた後も、抱きしめ合っているのは知っている。ガラクがハグはいいぞ、ハグはいいぞと周りに言いまくっているのだ。あと声が大きいため、こそこそ話でも色んな人の耳に入る。城で働く人は多い。案外見てる人は見ているし、なによりフィーベルはものすごく分かりやすい。


「で、でも、さすがにそれは」

「あ、やっぱり相手からしてほしいですか」

「そうじゃなくて……!」

「ハグはけっこうしてるからもう慣れたんじゃないですか?」

「それは……あ、夜の分してない……!」

「いやもういいでしょ」


 呆れてしまう。


 ガラクが朝と夜にするのがいいとか言っていた。

 本当にそうするとか律儀か。むしろこんな状態でできるのか。


 そう言えばしゅんと項垂れた。


「どうしよう……明日謝って」

「フィーベル様から謝るんですか?」

「だって、嫌だったと思うし」


 嫌だったら払いのけるよあの男なら。


 フィーベルからすれば嫌がらせのつもりでしたようだ。しかも長めにしたとか。……どう考えてもそんなことないと思う。


 やはりシェラルドの反応が気になる。


 にしても、心配するところはそこじゃない。

 なのにフィーベルは相手の心配ばかりしている。


 怖い目に遭ったわけなのに自分のことはもうお構いなしだ。お人好しというか、本当に自分のことはどうでもいいらしい。フィーベルらしいといえばらしいが、もっと怒ってもいいと思うのに。


「ごめんなさいってまたほっぺにキスするとか」

「しないよっ! アンネ面白がってるでしょ!?」

「あ、バレました? だって面白いから」

「もー!」


 思わずくすくすと笑ってしまう。

 歳は彼女の方が上なのに、からかってしまう。


 それほどフィーベルで遊ぶと面白い。

 散々遊んだので、助け船を出してあげる。


「少し待ったらどうですか。きっとクライヴ殿下も早めにシェラルド様に伝えると思います。命令ならシェラルド様も聞かざるを得ません。それから謝るか決めたらいいと思いますよ」

「そ、そっか」


 ようやく納得するような顔になる。

 少しは落ち着いたようだ。


 フィーベルは頬を緩ませた。


「話を聞いてくれてありがとう」

「どういたしまして」


 時計を見ればもう日が過ぎる時間になっていた。

 話すと時間はすぐに過ぎる。だが別にいい。これくらい。


 フィーベルなら、傍にいてもいいと思えるから。







 次の日。

 シェラルドは早朝に起き、制服に袖を通す。


 いつもの濃い藍色の制服だ。昨日の式服は真っ白だった。色んな意味で目立ったに違いない。やはりこっちの方が落ち着いていい、と思った。


 ふう、と息を吐きながら身支度を整える。


 昨夜のことはあまり思い出さないようにしている。思い出せば出すほど、何もいいことがない。むしろ何やってるんだと自分を叱責するばかりだ。だからあえて考えない。


 部屋を出れば周りはしん、と静まり返っていた。


 当たり前だ。今日はいつもより起床を遅らせていいことになっている。使用人もいつもよりゆっくりしていることだろう。元々、誰にも見つからないように来い、と言われたのだが、逆にありがたかった。今は他の誰とも会う気になれない。


 廊下を歩きながら言われた場所に向かう。

 すると部屋の前でマサキが待っていた。


「シェラルド様。おはようございます」

「マサキ殿。おはようございます」


 いつもと変わらない細い目に丸いメガネ。彼が笑った姿はあまり見たことがない。いかにも王子の傍仕え、といった風貌だ。今日も柔らかい長い髪を左肩に垂らしている。


 昨日あの後、すぐに部屋に戻った。

 すると部屋の前にマサキがいた。


 そして言われたのだ。


『明日の早朝、クライヴ殿下の部屋に来て下さい』


 クライヴの命令だから、と。


 あの後だったので変な顔になっていたんじゃないかと思って焦ったが、マサキはいつも通りで、態度も変わらなかった。それだけが救いだった。


「殿下がお待ちです」


 すっとドアの前から離れる。

 疑問に思って聞いた。


「マサキ殿は」

「今日は二人だけで話したいそうなので」

「なぜ?」

「それは殿下に聞いて下さい」


 すぐにその場から歩き出す。

 本当に二人きりにさせるようだ。


 マサキと言えば、いつもクライヴの傍にいる。むしろ傍にいない方が珍しい。それなのに、なぜ今日は二人きりにさせるのだろう。一体なにを言われるのだろう、と思いながら、一瞬冷や汗が流れる。


 ……まさか、フィーベルのことだろうか。


 だがここで立ち止まってもしょうがない。

 行かなければ騎士の名が廃る。


 シェラルドはドアをノックし、部屋に入った。


「おはよう、シェラルド」


 今日も美しい笑顔で出迎えてくれる。


 昨日忙しかったであろうに、目の下にくまもない。隙もない。余裕だ。いつも激務をこなしているのに、それを周りに見せることもない。完璧な王子がいるとするなら、それはクライヴのような人のことを言うのだろう。立場は違うが、一応同い年だ。同じ人としても尊敬する。


 挨拶を返せば、少しだけ静かになる。

 二人きりは初めてだ。どことなくいつもと空気が違う。


 すると、クライヴはゆっくり口を開いた。


「フィーを押し倒したらしいね」


 すぐに眉を寄せてしまう。

 喉の奥で変な音が出る。


 だが相手はただ楽しそうに、あはは、と笑った。 

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