学校の裏にあるのは異世界ですか

第3話 前世と夢

「どうしてわかったの、アキちゃん？」私はアキのアイデアの出所を少し疑っている。

「えっと、夢に」

「うん……ゲームをすぎでしょう？」

　夢を理由にすれば、誰でも信じることができるような気がするのだが、時には真実でもあり、偽でもある。

「ちっ……違うよー」

「じゃあ、漫画？小説？」

　そうでなければ、コスプレでしょう？とにかくあまり信じられない。

　もしかして本当に異世界とか……その言葉は「夢で知らせる」と呼ばれ、あるいは、「召喚」との方がいいのか。

「いやいや。ノコが何を言っているのかわからないー」アキの頭は振って、「て、これはあたしの『前世の記憶』が活性化された！」

「へえー、『前世の記憶』聞いている方が『怪談』みたいでしょうね？何この設定は？」

「ノーコー！いやだよ。あたしもよくわからないから、ここに来たんだよ」

　嫌だと言いながら、抱きついてきて……何かを証明しようとしているのか。

「ウヴヴ……」少し怒ったような意味が、でもそれは甘えに近い。

　こんなに復讐するつもりだったのか……

「以前は感じてたけど、最近はどんどん……」アキが付け加えた。

　うん、確かに。まったく、前からこの子の考えがわからなかったんですね。

　でも、アキちゃんと一緒に、面白いなぁ。大事なのは、甘えた精霊が萌え萌えること。

　圧が少し痛くて、ちょっと息が切れた。

「うん……夢の中で、ここがつながりの場所って、地球と異世界？」

　アキは手を離した。「教えてあげない！ふん！」アキは顔をそむけ、横顔だけを見せた。「ノコはまたっ、『これは何の設定だ』と言われるんでしょうね！」

　精霊には尖った耳が二つありますが、でも目の前のアキの耳には尖った角がありますが、精霊のように尖っている印象はありません……もっと、可愛らしい丸い形だった。

「そうか……では、花も青も呼ぶべきでしょう」

「いや……もっと抱かせて」アキはまた抱えてきた。「ちょっと寒いだけっ」

「うん……そうか」アキは確かに今の体は少し寒い。

　寒いのも無理はありません。もともとここには人が来ていないし、植物が日光を遮っているので、午後なのに、暑くないで、かえって涼しいです。

　だから、ここに長くいると寒くなるに決まっているし、しかも、前にいる精霊の服も涼しそうに見える……

　でもアキにそんなに抱かれた私は暑かったでしょうね。ふ、ちょっと損しましたな。

　しかし、そういえば、アキが精霊だという設定を私も少しずつ受け入れてきたような気がします。ただ、その中には疑問もある。

「そうー。アキちゃん、服はどうしたの？そして……」

「て、これを聞くつもり？」

「うん……ポイントはこれではない……アキ、精霊になったとしても、制服を着た精霊だと思った。それでどうしたの？」

　服が精霊の部分ではない、そのままにしておくべきだでしょう

と思います……もしかしてそれまでにアキは着替えていたか？

　でもね……変身した時に服が消えると、どうしても私はそうは思わない。

　いやいや、どうして私は自然に変身を考えるの。考えれば考えるほど混乱する。

　でも、もちろん、ポイントは精霊の要素……

　そのことを説明する理由が思いつかなかったので……必要があるのかどうかもわからない説明だ。

「魔法（★★）です。て、ノコの短所は何も考えりこだわるのー」

「……うん、……魔法？」私は少し後の言い方に腹が立った。

　実は、私は用心深い人……と思い……ましょう。

「もつれているのではなく、はっきりしなければならない。でも何かあったら……」

　ただ、魔法なら、いい理由だ。しかし、これは了解していないことに相当するな。

　アキはずっと自分の内面を持っていたけど……幻想に満ちていて、それがかわいいです。

　でも私は地球上の魔法は信じられない。幻想の世界の設定ならともかく、ただ……

　あまり理解できないので、「魔法」と呼ばれています。それはそういうものです。

「うん、アキ、魔法っていう言い方で信用できると思う？」

「えっと、て……具体的には謎だ！」アキの声は自信に満ちていた。「ノコはその理由を聞くと、問い詰めてこないです」

「ずるいー。魔法なんて、謎なんて、きっとアキちゃんは知らないんだろうー」

　なにしろ、精霊とか、異世界とか、魔法とか、そういうのは、私、一人の地球人には理解しにくいー。

　だから「謎（＠）」——いわゆる謎に帰結する。

「て、実はあたしは知らなかったんだ……その時、制服を着ていたのに、ここに入ってきたらこんなことになっていた……」

「うん……？じゃあ、発光の特殊効果（キ～ラ～キ～ラ～）も加えるんじゃないか、アキ？」その意味で、アキは突然こんなことになったのか？

　花がそんなことをどう説明したのか……なんとなく、そこを知っていることと関係があるのかもしれない。