第8話 A man in the mirror
A man in the mirror
心のどこかにある
一部屋で
来客のベルがなるたび
震えている
眠れない夜に 触れてみよう
沈没船の宝箱
届かないなら 描いてみよう
でも何度書いても
モナリザは模倣にしかならなくて
胸の鼓動と同じ速さで
心が進んでく 沈んでく
いつでも戻れるあの場所に
あなたのいるあの場所に
心の何処かにある
涙の堤防
どうか揺らさないで
きっと破れてしまうから
それは遠く 近く
ずっと きっと
やまびこのように
繰り返していく
水たまりの中の星空に
かかる霞と朝焼け
そして波紋
心の景色を映している
僕の詩(うた) @daitch
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕の詩(うた)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます