番外編 給食

 今回はちょっと趣向を変えて、過去に軽くトラウマを植え付けられるくらい美味しくなかった給食メニューを紹介したいと思います。


 給食と言えばいい思い出が一番に思いつく方が多いのではないかと思います。世代がバレそうですが、当時私が好きだったのはソフトメンやカレーライスなどですね。


 そんな良い思い出の多い学校給食で、悪い意味で心に残ったメニューがひとつだけあります。


 その名も「ジャガイモのオレンジ煮」


 その名の通り、ジャガイモをオレンジの果汁で煮た料理でした。なんの工夫もありません。そのままジャガイモをオレンジで煮ただけです。


 食べる前から分かるオレンジの香り。それはいい、ですが問題なのは味です。ジャガイモの独特の風味はそのままに、オレンジ…というかオレンジジュースだったんじゃないかと思うのですが、その味がダイレクトに舌を刺激してくるのです。


 ジャガイモとオレンジが全く調和しておらず、口内で全力の不協和音を奏でるあの不快感は子供ながらに結構な衝撃だったのだと思います。


 フランス料理にでも触発されたのか、考案した理由などはさっぱりわかりませんでしたが、あの日の残食率は過去最大だったのではないでしょうか?


 あれ以来そのメニューは二度と出てきませんでしたが、未だときどき思い出す程度には心に傷跡を残したメニューだったと思います。



 皆さんも何かトラウマになりそうなほど美味しくなかった給食、料理などあれば、是非教えていただきたいです。皆で共有して笑い飛ばしましょう!

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