メンタルを病んだという話

 近況ノートに書くというのも筋違いな気がして、なんやかんやつまらないことを考えた結果、独り言を復活させて書くことにした。 

 そのうち非公開に戻してしまうかも知れないけれど。


 結論から先に伝えると、どうにも精神を病んでしまったらしく、近々休職をしようと動いている。

 その記録を、大人になった今だからこそつけてみようかと考えた次第だ。

 ……と、決めてから早くも二週間くらい経ちつつあり、早くも風化しつつもある。


 何から語ればいいかというのは難しい。

 きっかけ、経緯、etc...

 楽しい話には絶対にならないので、そういうのを求める方はここで回れ右していただきたい。


 ――メンタルが弱い。すぐ音を上げる。我慢が出来ない。

 

 社会人になりたての頃から、わたしはその評価に縛られている。


 ITというのは所属会社から、外部へと出向し常駐すること(業界用語かは知らないが、SESという)が多いようだと経験上認識しているが、その常駐先であれが辛い、これが嫌だ、といった不満は当然出てくる。

 例えば、プログラムを書きたいのに違う仕事を任されるといったことから、契約前に受けた説明と実情が違うということ。

 セクハラ、パワハラ行為や、炎上(名前くらいは聞いたことあるかと思うが、いわゆるデスマーチというやつ)を察知して撤退など、理由は実に様々だ。

 

 そうした何かが生まれた時にどうなるかというと、まずは所属会社に相談して、妥当だと見られた場合には契約(派遣・常駐)先に相談。それでも解決しなければ、現場から脱退という流れになる。相談

 所属会社への相談は、自分の直属の上長や、会社の方針に左右される印象が強い。

 何に対してもそうだが、納得できる理由が必要になる。当然のことだ。


 わたしの場合、その多くが、

「言ってる意味は分かる。……分かるけど、考え過ぎじゃないか。上手くストレスを解消したり、気にしないようにした方がいい」

 と、渋い顔をされる。事実、そうなんだろう。

 言いたいことは、相談をした方々が変だということではなく、おかしいのは恐らくはわたしだと理解していて、その都度相手の表情から「こいつはメンタルが弱いなぁ」と声にならない声が聞こえてしまう。

 いつも、大変申し訳なく思う。

 こんな自分消えてしまえばいいのに、と何度思ったか分からない。


 わたしは、人の言葉や評価、印象にとかく振り回されてしまう。

 これは悪いことだ、と自分の中では結論づけている。

 何が悪いかの説明は難しいが、とにかく悪い。

 全て自分が悪い。

 いつからか、そう思うような人間になっていた。


 常に他人からの見え方に怯え、自分を否定する。

 わたしの基本的な思考は、


・自分の役割の代わりはいくらでもいる。いなくなっても仕事に支障が出ることはない。

・自分は嫌われている。好かれることはない。わたしと話した誰かは、あとでわたしのことを批判している。

・特に異性に対しては、存在が気持ち悪い、近づかれたくないと思われている。

・他人からの好評は、全てお世辞。


 大体、こんな感じで回っている。9割方ネガティブ。

 だって嫌われているんだもの。


 なぜそうなったかとかは横に置いて、故に非常に生きるのがしんどくなる。

 子供の頃に発症したうつ状態がこの頃悪化してしまった。

 わたしのうつについて、次は語ろうと思う。


 何もオチはないが、所詮独り言だし。

 電車が駅に着くのでこれに留めておく。

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