Yellow 黄
第8話 黄
「黄色」は、正のイメージとして「希望」「幸福」「愉快」というものがある一方で、負のイメージとして「危険」「異端」「不潔」というものがある。
この色は世界的に見ても、評価が真っ二つに分断されてしまうほどイメージが極端な色で、しかもどの地域においても宗教との関りが強い。
例えば、インド、中国、マレーシアなどでは僧侶が黄系の服を身に纏っていることから、高貴な色とされているが、キリスト教圏では裏切りのユダが来ていた服の色だったとして忌み嫌われており、イスラーム教圏でも「死」を表すため不吉な色とされている。
しかし、「黄」は最初から嫌われていたわけではない。次に、黄色の歴史を紐解いていこうと思う。
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