第185話 消えた軋轢

 近代の科学の進歩によって、魔導士の生命エネルギーの回復には十分な睡眠と食事が最適であると立証されている。

 人間の三大欲求である食欲・睡眠欲・性欲の中では比較的簡単に取りやすく、質のいい睡眠と食事は通常の倍以上の回復の効果が得られると証明された。

 中でも食事はお弁当のように前もって作っておいた食事ではなく、出来立てかつ作り立ての方が食事の回復による差は圧倒的だ。


 ……さて、先も述べたように、魔導士の魔力の源たる生命エネルギーの回復で一番効果的なのは食事だ。

 たとえばチェーン展開されているファミリーレストランやファーストフードのような前もって加工済みされている食事による回復の効果は半々だが、作ってまだ五分も経っていない食事が回復率八割を超える結果になる。


 そして現在、バッキンガム宮殿の食堂では四人の男女が夢中になって食事をしていた。

 できるだけ素早さかつお手軽さを求めた結果、最適として選ばれたのはサンドイッチだ。

 手早く調理が済ませられるが、たまご、シーチキン、ハムレタスなど定番ものが揃えててんこ盛りの山となって、それも各種サンドイッチ自体も象の足の裏を思わせて加重積載。さらに追加で出されたその隣の皿にはバゲット一本丸々使っており、お相撲さんの腕みたいな分厚さで皿の幅を超えて突き出してる。


「みんな、すごい食欲だね……」

「そんだけ腹減ってたってわけだろ」


 時間がお昼時ということもあり、日向も悠護もご相伴に預からせてもらい、メイドによって運ばれてきたバケットサンドを頬張っていた。

 向こうと違い四分の一の長さしかないバケットサンドは、ベーコンとチーズをレタスやトマトと言った生野菜で挟んでいる具合。汁気の多い新鮮なトマトが、肉やチーズにとても合う。


 前世では新鮮な葉菜類はあまりなく、どちらかというとにんじんやじゃがいもといった根菜類が多かった。肉も塩と胡椒だけのシンプルな味付けかつ調理方法も焼くだけで、そう考えるとやはり時代だなと変に生まれた老婆心の影響で感慨深くなる。

 もぐもぐと夢中になって食べている日向の横で、紅茶で喉を潤した悠護が話を切り出した。


「で、お前らあの部屋で何やってたんだ? 行き倒れるまで魔法使うとか普通だったら魔力切れで死んでるぞ」

「ああ……まあ、軽く三途の川渡ったな。俺、三途の川があんなに綺麗なんだって初めて知ったわ」

「知るなそんなこと」


 冗談抜きで本気で死の一歩手前に行った親友の言葉に、さすがの悠護も苦い顔をした。

 満腹になって各々が紅茶やコーヒーを飲む中、脳が糖分を欲しているのか角砂糖をごりごり噛み砕いてストレートティーを一気飲みしたアレックスが一息ついた。


「いやー、魔核マギアの修復作業なんて前代未聞だもんね! そりゃ行き倒れて当然っていうか~」

「えっ?」

「はっ?」


 アレックスの口から出た言葉に、二人が険しい表情を浮かべた。

 彼の隣に座るノエルが「おい」と声をかけて制止しようも、ペラペラと部屋で起きたことを語り出す。


「俺もイツキと同じ精霊眼持ちでさ、改造した視覚共有の魔導具を使って、この二人の視覚を給させたんだよ。で、あのジークって人にかかった魔法を解呪したのはいいんだけど、修復には砕かれた魔核マギアを直すだけじゃなくて、足りない部分を彼の魔力を魔核マギアとして物質化させるのは本当に難しいよ!

 というか、魔力を魔核マギアにさせるとか、ほんとに常識の範疇外だよね! でも魔導士の魔力が魔核マギアの修復に使えるのはいい発見だよ。不測の事態で魔核マギアが壊れちゃった人のための魔導治療として実用化するのもいい手だね!」

「………………………ノエル?」

「お前…………」


 アレックスから語られるのは、本来なら普通の魔導士には為し得ない偉業。

 その主犯らしきノエルは、コーヒーを飲みながら二人からの非難の眼差しを必死に目を逸らす。

 一歩間違えれば死ぬ可能性のある作業を、彼らの友人にも手伝わせたのだ。怒るのは当然だ。


(……だが、修復が上手くいったのは俺だって予想外だったんだ)


『レベリス』として活動を始めてしばらくした頃、ノエルは無魔法によって九割失われた魔核マギアを直すために試行錯誤を繰り返していた。

 ちょくちょくと現世に赴き、日に日に発展する魔法技術に関する書物を買い漁り、魔核マギア修復という神業の工程を何度も何度も書いては捨て、書いては捨てを繰り返した。


 異位相空間にいる間は年も取らず、空腹もあまり感じない。

 好きな時に食べては寝て、日常使いできる薬や修復方法を作る日々。それが形になったのは、ほんの数ヶ月前だ。

 理論上は修復可能なその業には、二つの要素が必須だった。


 その要素こそが、魔法と魔力を目視できる精霊眼とノエルと互角の腕を持つ生魔法の魔導士。

 そして、運よくその要素を兼ね備えた少年少女達が存在した。


 精霊眼持ちの魔導士候補生、真村樹。

 同じく精霊眼持ちの第三王子、アレックス・フォン・アルマンディン。

 学生の域を超える生魔法の使い手、神藤心菜。


 ノエルにとって喉から手が出るほど欲していた人材、そして彼ら個人の実力が予想よりも上だった。

 誰もが顔色を悪くし、脂汗を流しながらも、諦めることはしなかった。途中で自分でさえ意識が飛びかける魔法を使っても、三人は舌を噛んででも意識を保とうと心がけた。

 自分より年が下の子供達の心意気を前に、ノエルも死ぬ気で作業の手を止めなかった。


 結果、自分達は魔力枯渇で行き倒れるも、その直前に見たジークの魔核マギアが純白に輝く美しい宝玉になっていたのを確かにこの目で見た。


「…………作業を終了してから、もう二時間は経っている」

「?」

「そろそろ起きると思うぞ」


 ノエルの言葉に日向が一瞬だけ首を傾げるも、すぐに察したのか日向は椅子を倒す勢いで立ち上がると、そのまま食堂を出る。

 途中でメイドの小さい悲鳴を上げるのが聞こえる中、ノエルは悠護の方へ視線を向けた。


「……いいのか? 恋人が別の男の方に向かったぞ」

「それくらいいいよ。それに……」


 ノエルの言いたいことを察した悠護が、小さく苦笑しながら言った。


「俺は、あの二人の仲だけは邪魔したくない。それに……俺も話したい相手がいるからな」



 走る。走る。走る。

 通り過ぎるメイドの悲鳴も、侍従からの非難の声も無視して、日向は一心不乱に走る。

 荒くなった息と乱れた髪を軽く整え、顔から首筋まで伝う汗を乱暴に拭いながら、ジークの部屋の前に立ち止まる。


 まだ寝ていることを危惧し、ノックをしないまま扉をゆっくりと開ける。

 そろそろと扉の隙間から部屋を覗いた瞬間、ふわっと涼しい風と薔薇の芳しい香りが日向の肌を撫で、鼻腔をくすぐる。

 そして、視界の端で揺れた純白を見て、無意識に部屋に入った。


 全開にした窓から風が入り、香も何もない部屋が外から漂う薔薇の香りが広がる。風でカーテンが揺れ、目の前の人物が羽織っているベージュ色のカーディガンも軽くはためいている。

 ふと、目の前の人物がゆっくりと振り返る。

 背中まで流れる緩やかな純白の髪、タンザナイトを嵌め込んだような綺麗な双眸、白皙の肌より白いシャツと黒いズボンを穿き、大きめのカーディガンが彼の細身を教えてくれる。


 ――ああ、いつ見ても綺麗な人だ。


 初めて会った時から目が離せなくて、頼りがいがあって、でも隠し事が上手で。

 悠護とは違う愛情を抱いた、取り戻したかった人。


「――日向……」

「ジーク」


 部屋に入ってきた日向を見て、ジークは軽く目を見開くもすぐに苦笑し、窓際の丸テーブルの前に置かれた椅子を引く。


「座れ。話があるんだろう?」

「……ありがとう」


 引かれた椅子に座ると、彼は反対の椅子に座る。

 こうして対面するのは、まだジークが『レベリス』の長だった頃に狭間でお茶をして以来だ。

 話したいことも、聞きたいこともあるはずなのに、口が上手く動かない。


「…………私は、生き延びたみたいだな」

「そうだよ。ノエルやあたしの友達が、あなたを生かした」

「そうか……まったく、私の周りには物好きが多い」


 再び苦笑を浮かべるジークの瞳が日向を映す。

 青や紫に色を変えるあの瞳には、何かを期待するような色が宿っている。

 そして、彼が何を望んでいるのかも、日向はすぐに理解する。


「……悪いけど、あたしはあなたが望む罰は与えないよ」

「………………」


 日向の言葉に、ジークは「やはりな」と言って肩を竦める。その様子に日向はゆっくりと目を閉じる。

 この男は、アリナが死んでから、ずっとずっと罰を望んでいた。死よりも辛く、重い罰を。

 だが――今の日向なら、彼の望むのとは違う罰を与えられるかもしれない。本人は納得しないだろうが、それでもこの罰しか思いつかない。


「ジーク。あなたには――あたしのそばにいてもらう」

「………………」

「カロンを止めるには、あたし達じゃまだまだ実力不足。陽兄も怜哉先輩も強いけど、それでもまだ足りない」

「だから、私達元『レベリス』と手を組む……と?」

「そうだよ」

「それしか、思い浮かばなかったのか?」

「うん」


 真っ直ぐに自分を見据える日向を、ジークは無言で見つめ返す。

 日向の言い分は正しい。カロンはこれから戦おうと考えると、彼女達の戦力は他の魔導犯罪組織と互角かそれ以上だ。

 だが、あのカロンのことだ。それよりも強力かつ凄腕の人材を手に入れるに違いない。

 ならば、自分達と手を組むという考えは理解できるが……。


「……何故だ」

「何が?」

「私は、前世でお前を殺した。たとえお前の意志だったとはいえ、私はずっとお前を殺したことを後悔した」


 ジークの手が左胸のシャツを握りしめる。悔恨の情を浮かべる双眸から、日向は目を逸らさない。

 当時の状況が状況であったとはいえ、アリナはジークに殺しを強要させた。どちらかが死ななければ抗争が終わらなかった。


 もちろん、日向も当時のことを思い出すと後悔ばかりが押し寄せる。

 あの時こうしていれば、ああしていれば、と結果論が頭の中で渦巻いてしまう。

 だが、アリナだった頃の自分は死に、今は豊崎日向として生きている。それは覆せない事実だし、ジークだって頭の中ではもう嫌というほど理解しているはずだ。


「分かっている、こんなのは所詮私の戯言だと。私には何かを選ぶ権利も断る権利もないことくらい。だが……それでも私は……!」

「ジーク」


 彼の名を呼びながら椅子から立ち上がると、徐々に苦しげな表情を浮かべてシャツ越しから血を滲ませるジークの右手に自分の手を重ねる。

 ジークは驚いた顔でこちらを見るが、日向は優しく微笑む。その笑みが、アリナだった頃と重なった。


「前世の恨み言も後悔もぐちぐち言っても意味ないし、今の人生が超絶ハッピーになるわけじゃない。というか、今も十分幸せだから無意味ってだけかもしれないけど」

「………………」

「でも、だからって今の幸せを奪われてもいい理由にならない。あたしは……もう二度と、周りの望み通りに死ぬつもりはないし、死ぬ気もない」


 あの時死んだのは、疲弊する兵士達と愛する者達を失った国民が心の奥底で願っていた望みを叶えただけ。

 でも、今の自分には死よりも生を望む者達がいる。望む者達がいる限り、日向は前世と同じ過ちを選ぶつもりも犯すつもりもない。


「それでも、あたしは魔法に造詣が深いからって強いわけじゃない。誰かの手を借りないとあっさり死んじゃう」


 だから、と言いながらジークの右手に触れていた手を離し、そのまま差し伸べるように向ける。


「ジーク、もう一度あたしのものになって。今度こそ、あたし達が幸せになるために」


 堂々と、それでいて毅然とした態度で手を差し伸べる日向の姿に、ジークは目を瞠るもすぐに眩しそうに目を細める。

 ああ、彼女はそういう人間だ。

 未来を怯えるよりも、先を見据えて前に進む女。たとえその先に悲劇があろうとも、選んだ道を引き返さず真っ直ぐに突き進む。


 ――そんな彼女だからこそ、ジークは一生の忠誠を誓ったのだ。


 僅かに血臭がする指先が、彼女の差し伸べられた手に触れ、優しく包み込む。

 その手を掴んだまま跪き、そっと手の甲に唇を落とす。

 手の甲へのキス。敬愛と尊敬の意味が込められているその場所への口付けは、彼の中に残っていた忠誠心を思い出させる。


「――誓おう。私、ジーク・ヴェスペルムは、再びお前に一生の忠誠を捧げることを。そして、お前達の幸せを守りぬくことを」


 この誓いがあの質問への答えであることくらい、日向でも分かっている。

 嬉しそうに口元を緩めながら、長い年月を経てやっと取り戻した従者に向かって微笑んだ。


「今世でもよろしくね――ジーク」



☆★☆★☆



 異位相空間で作られた偽物ではない、本物の太陽を長時間浴びるのは久しぶりだと、イアンはメイドに頼んでもらった手の平サイズの木材と彫刻刀を使い、ガリガリと丁寧かつ正確に彫っていた。

 形はどこにでもあるテディベアで、日本でよく見る木彫りの熊よりは愛嬌がある。


 手慰みでこういったものを彫る癖は、数百年前から変わっていない。

 左頬の刺青を刻まれてからは、特にその癖が顕著になった。クロウと出会ってからは彼の手伝いや世話で回数は減ったが、『レベリス』に入ってからはこの癖が再び蘇った。

 時に植物、人物と様々なものを彫ってきたが、やはり動物の方がしっくりくる。


 削った木片や樹皮が丸テーブルの上に散らかり、台座にちょこんと乗っかったようなテディベアが完成したのを満足げに頷いた時だった。


「……やっぱり、木彫りに関してはお前の方が上だな」


 ノックもせず入り込んできた闖入者ちんにゅうしゃに驚いて軽く肩を震わすも、相手の正体を知るとすぐに緊張を解く。

 部屋に入ってきたのは、黒宮悠護――【創作の魔導士】クロウ・カランブルクの生まれ変わりである少年。敵だったヘレンを連れ出して逃げた『落陽の血戦』で、ジークを守ろうと自国の兵士によって斬り殺された、友だった男。


「クロっ……いや、悠護か」

「ああ、そうだな。今の俺の名前はそっちだ。久しぶりだな、イアン」


 思わず前世の名を呼びそうになり、すぐに訂正するも悠護は苦笑しながら注意する。

 だが、イアンは気まずい顔をしたまま目線をテディベアの台座に向ける。最後に見た同じ顔が目の前にあると、あの時に犯した罪を思い返してしまう。


「なんで、俺に会いに来たんだ」

「んー? いや別に、お前が俺に何か言いたいことがあるかなっと思って」


 目を逸らすにはちょうどよかった木彫りのテディベアを奪われ、手の平でコロコロと転がしている悠護の言葉に、イアンはぐっと息を詰める。

 だが、言いたいことがあったのは事実だ。彼が死んでからずっと、たとえ叶わないと思っていたことがある。


「悠護…………お前は、怒っていないのか?」

「………………」

「俺は……逃げたんだぞ? ヘレンのことが他人と思えなくて、逃げたいと泣き叫ぶ彼女と一緒に戦場を離れた。その間にお前が死に、アリナもジークに刺され死んだ。本来なら俺はあの戦場に逃げ出す権利はなかったのに……俺は逃げてしまった」


 戦場において、逃走が一番の罪。全てを捨てると同義の行為だ。

 イアンは家族に対してなんの情も抱いていなかったが、自分を地獄から救ってくれたクロウや世話になったアリナ達を裏切った。彼によって救われた自分にとって、絶対にしてはならないことだったのに。


 何百年経っても償えない罪を告白するイアンを見て、悠護はきょとんとした顔を浮かべる。


「あー、そのことか。んー、正直に言うと……お前が逃げたこと、別にそこまで怒ってねぇんだよ。というか、正直羨ましかったよ」

「羨ましかった……?」


 非難ではなく羨望を滲ませた言葉を聞いて、イアンは驚きのあまり目を瞬かせる。

 自分とは予想が違う展開に呆然とするイアンを、悠護は小さく苦笑しながらも、コトンとテディベアを丸テーブルの上へ置いた。


「俺もさ、本音を言うとすっげぇ逃げたかったよ。抗争とか反勢力とか関係なく、誰も殺したくなかったし、死なせたくなかった。逃げようとも何度も考えたけど、俺の立場じゃ逃げることは許されなかった」

「………………」

「それにさ、今だから言うけどあの抗争で逃げたのはお前だけじゃねぇよ」

「え、そうなのかっ?」

「まあ何時死ぬか分からなかったから、別に何人消えても誰もが死んだってイコールにされてた。その中には逃げた奴も意外といるんだよ」


 前世を思い返しながら、消えていった仲間達を思い浮かべる。

 誰もが死んだのだと思っていても、自分はどこかへ逃げたのだと察した。愛国心よりも命が大事な人間は山ほどいたし、クロウもその一人だった。

 誰だって死ぬのは怖い。戦場から逃げて、平穏に暮らしたいと願う者はいてもおかしくはない。だからこそ、悠護にはイアンを責める気もないし、当時の自分にはできなかった選択をした彼に純然たる羨望を抱いている。


「だからさ、そこまで思い詰めるな。逃げたことなんて俺は一切気にしていないし、だから……もう気にするな」


 あっけらかんと、数百年も抱き続けたイアンの葛藤を笑い飛ばした。

 まさかの展開に流石のイアンも呆れ果て、思わず彼の脛を軽く蹴りつけた。


って! なんだよ!」

「別に。昔と変わらんへらへら笑顔に殺意湧いただけだ」

「なんで笑顔を見て殺意湧くんだよ! コラ、木彫りに逃げんな!」


 理不尽を訴える自分を無視し、再び木彫り作業に入ろうとするイアンを止めようと躍起になる悠護。

 イアンは彫刻刀と新しい木材を手に持ちながら、なんとか逃げようとする。


 数百年の間にあった軋轢がなくなり、年相応に笑い合う二人の声が部屋中に響いた。

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