第98話 役者が揃う

 魔導士というのは、総じて情が深い生き物だ。

 神秘の術を使う神に選ばれた者と奉られても、人としての心を失うわけではない。


 魔導士として生まれた者は、魔導士ではない普通の人間――ここでは非魔導士と称しよう――よりも家族や友人、恋人に対する情が深い。

 何故、と問われても、私もその理由がまだ推測までしか至っていない。それでも構わないならば、快く語ろう。


 私が思うに、魔導士は人とは違う存在に至ったために、己を大切にする者達を庇護する気持ちが強くなったからではないか。

 人間というのは周囲が決めた『枠』の内側にいる者を普通、『枠』の外側にいる者を異端として見る。

 誰もが異端を排斥する者がいるが、中には異端を理解し手を取る者もいる。


 異端の象徴たる魔導士が情に深いのは、己を理解し共に歩んでくれると本能で察するからだ。

 それがたとえ同じ魔導士でも、非魔導士でも、たった一度でも心をも救ってくれる言葉をかけてくれたら、拒絶のない手を差し伸べてくれれば、良き友良き隣人としてそばに居続ける。


 ただし、情が深すぎて大切な者が害された場合、魔導士は同族でも止められないほどの災厄と化す。

 地面を裂き、波を狂わせ、風を荒ぶらせ、一国すら焦土にすることも厭わない非情さと残酷な無慈悲を露わにするだろう。


 魔導士の怒りを買う、それ自体が逆鱗に触れる行為であることを我々は忘れてはいけない。絶対に。



                       (古びた一冊の手記より抜粋)



☆★☆★☆



  走る。走る。走る。

 綿のような雪が舞う灰色の街を。息を切らし、頬に汗を滲ませ、足が棒になるまで。

 そうしなければならない使命感が、今の日向を襲っていた。


 誰もが笑い、幸せな時間を送るはずのクリスマスなのに、煌びやかなイルミネーションやリースが飾られている街は静寂に包まれている。

 どの建物の窓とドアには魔法だけでなく物理的攻撃にも耐性がある分厚いシャッターが降ろされ、道には飲みかけの缶ジュースや名前の知らない誰かの忘れ物とゴミがあちこちに散乱している。


 こうなってしまった原因は、自分を追いかける変わり果てた同級生。

 見たことのない氷槍を持ち、地面から巨大な氷柱を生やす。この氷柱を数えるのはもう二桁でやめた。

 新たに出した氷柱は、近くに止めていた自動車に突き刺さり、そのまま爆発する。


 爆風が吹き荒れ、オレンジと赤の炎が頭上で生まれる。爆発はこれまでに何度も経験しているおかげでパニックにはならなかったが、それでも微かに伝わる衝撃で態勢を崩してしまう。

 なんとか持ち直して走り直すと、背後で希美が哄笑を上げる。


「うふふっ、あははっ、あっはははははははははははっ」


 まるで獲物として肉食動物に追われる草食動物みたに逃げる日向が、彼女の目には道化のように見えているのだろうか。

 おかしそうに笑う彼女の姿は、今の惨状のせいで不気味に見えてくる。


(どうしよう……あの槍、絶対にヤバいヤツだ。桃瀬さんの様子がいつもよりおかしいし、これ以上街に被害が出るのはよくない)


 クリスマスは国内外問わず、誰もが待ち望んでいたビックイベント。

 せっかく綺麗に飾りつけした街並みを、こんなことで壊してはいけない。

 できるだけ遠くに逃げようと思い至り、魔導士の身体能力の限界に辿り着くまでひたすら走った。


 走って。走って。走って。

 背後で轟音と破壊音、それから哄笑を聞きながら辿り着いた場所は――レインボーブリッジだった。

 都内で住む者ならば知らない人はいない吊り橋の上で立ち止まり、手を両膝に乗せる。


「はぁっ……はぁっ……」


 いくら魔導士の身体能力が高いといえ、ショッピングモールからレインボーブリッジまで全力疾走するのはキツかった。

 顔から落ちた汗がコンクリートの上で灰色の染みになるのを見ていると、コツンと固い靴音が響く。


 息を整えて体を後ろへ向けると、先ほどと変わらず涼しい顔をした希美が数メートル範囲の場所で立っていた。

 ドアが半開きの自動車があちこちに止められている吊り橋の上で、二人は互いの目を見つめあう。

 希美の目から見る日向の瞳には困惑と警戒を宿しているが、日向の目から見る希美の瞳は憎悪と愉悦が混じっている。


 宝石のように綺麗な希美の桃色の瞳には、コーヒーにミルクを注いだ時にできる渦が出来ていた。

 渦の色は黒。その目を見て、以前授業で習った内容が頭の中で思い出す。


(目に黒い渦がある場合、それは呪いを受けているサインだって陽兄が言ってた。でもその場合はどこかに傷があったり、アクセサリー型の魔導具をつけている場合があるけど……十中八九あの槍だよね……)


 彼女の身の丈より長い氷槍。見た目は美しい槍だが、そこから溢れ出す冷気は希美の周囲を氷で包み込む。

 それに最初に見たより色が濃くなっており、槍は精霊眼を持っていない日向でも、あれが危ないものであることは確信している。


(何より、あの氷柱の威力は異常。これ以上あの槍が手元にあるのは危険すぎる……!)


 なら日向が最優先すべきことは、氷槍の破壊。次に希美を無力化させる。

 頭の中で考えながら《アウローラ》を構えると、希美はくすくすと笑う。


「そんなに警戒しなくてもいいじゃない。おかしな子ね」

「それ、こんな惨状を生み出した張本人に言われたくないんですけど?」


 彼女が歩いた道を今も周囲を凍らせる氷柱で埋め尽くし、破壊の爪痕を深く残している。二次災害を防ぐために魔導犯罪課と行動を共にしている消防車のサイレンが遠くから聞こえる。

 もしシェルターがなかったら、あの場にいた無関係の人達を巻き込んでいたかもしれないとぞっとする。


「なぁに? もしかして私のせいだって思ってるの? こうなったのは、全部あなたのせいなのに?」


 くすくす、くすくすと笑う。本当におかしそうに、面白そうに笑う。

 何度か見たものではない希美の笑みは、日向の背筋を凍らせていく。


「私だって、本当はこんなことしたくなかったのよ? でも……どうしても許せなかった」


 ふっと表情が切り替わる。

 憎悪と嫉妬が魔女の鍋で煮込まれたどす黒い液体みたいに、どろりとした感情が美しい顔に塗り潰される。

 希美が憎悪と嫉妬で歪む顔は何度も見たが、今見る顔はどんな顔よりも恐ろしく見えた。 


「あなたの顔を見るたびに、イライラが収まらなかった。あなたの声を聞くたびに、何度耳をそぎ落としたくなった。あなたのことを考えるたびに、頭がおかしくなりそうになった」


 槍を持っていない左手で前髪をぐしゃりと掴む。


「でも、そんなことしたらゆうちゃんの顔を見ることも、声を聞くのも、考えるのも出来なくなる。だから、私は我慢したわ。我慢して、我慢して、我慢して、我慢して――」


 左手が前髪から離れる。

 その手には、掴んだ時に抜け落ちた髪が数本絡まっていた。


「――でも、やっぱりダメだった。我慢なんてできないわよ。目の前に殺したくて堪らない相手がいるのに。今すぐこの手で存在を消したいって思った」


 でもね、と言葉を続ける。

 憎悪と嫉妬で歪んでいた顔は、恍惚とした笑みを浮かべていた。


「それを叶えてくれる優しい人が現れたのよ。そのおかげで魔法の腕が今までのがウソみたいに上がったわ。それに……こんなに素敵なものをプレゼントしてくれた」


 そっと氷槍を撫でる。

 慈しむように、愛しむように。頬を紅潮させながら、うっとりと微笑む。


「これを貰ってから、気分も魔力も最高潮なの。ふふっ、今なら出来そうね」

「……多分聞くのも野暮ってものだけど、一応聞くね。……何が出来そうなの?」


 頬に冷や汗を流しながら問いかけると、希美はにっこりと微笑んだ。

 全ての悪感情を無理矢理混ぜ込んだ、ドロドロとした笑みを。


「――もちろん、あなたを殺すことが」


 瞬間、絶対零度さえ下回る冷気が襲いかかった。



☆★☆★☆



「はあぁっ!」


 魔導人形を斬り倒す。エネルギー源である魔石ラピスごと破壊すると、魔石は一瞬で砂に化した。

 心菜が契約している白百合の修道女の魔物・リリウムが一刀両断し、樹が魔導人形の左胸を拳で穴をあける。最後にギルベルトが雷を操って一掃。


 第三者が見ていれば、今の悠護達の戦いぶりはいっそ清々しいものだろう。

 だが現場に急行した魔導犯罪課と混じって戦うも、数は一向に減らない。それどころか徐々に増えてきている。


「だぁあクソッ! わらわら湧きやがって、ゴキブリかこいつらッ!」

「いや、あれよりは性質が悪いぞ。そもそも、一体どこから……!」


 氷魔法をぶつけようとしてくる魔導人形を竜化した腕の爪で切り裂く。

 心菜が土魔法で地面から槍に見立てた土が盛り上がり、魔導人形の胴体を貫いた。


「それより、この氷柱……ずっと冷気が放ってる上に全然溶ける気配がない……」


 近くに火があるのに、氷柱は溶けるどころか逆にその冷気で火を消している。

 自分達が立つ地面は、コンクリートが見えなくなるほど分厚くなり歩きにくくなっているが、樹が近くのリサイクルショップで即席魔導具を作ってくれたおかげで滑らず歩けるようになった。


「それにしても桃瀬の奴……ついに犯罪に手を染めるほど堕ちちまったか」

「まあ、あいつが事を起こすのが時間の問題とは思ってたけどよ……それにしたってなぁ……」


 樹は呟きながら辺りを見渡す。

 無造作に生えた氷柱は、建物や自動車を貫き、爆発によって火事が起きている。消防士達が必死に消火活動に当たっているが、この近辺を鎮火するにはしばらく時間がかかるだろう。


「………………………」


 無言で幼馴染みが引き起こした惨状を、険しい目で見つめる悠護。

《ノクティス》を握る手が強くなるのをギルベルトが横目で見るが、すぐに視線を樹に戻す。


「樹、貴様の目ではあの槍はそれほど危険なのか?」

「遠目だったから確証はないが……あれは危険だ。いつから持ってるか知らねぇけど、あれ以上持ち続けたら桃瀬の精神が壊れる確率は高い」

「ふむ……ならば早急に桃瀬と日向の元に向かわねばならない。幸い、氷柱こいつらのおかげで場所を伝えてくれている」


 氷柱は無造作に生えているが、道なりに沿っている。

 ギルベルトの言う通り、このまま氷柱が続く道を行けばおのずと希美だけでなく日向にも出会うだろう。


「そうと決まれば、早速行くぞ。が、その前に――」


 そう言うや否や、ギルベルトはツカツカと靴音を鳴らしながら悠護に近寄る。

 悠護は氷柱を睨んだまま立っていたが、指が食い込むほど肩を掴まれて体の向きを強引に変えさせられてようやく我に返る。


 自身の目の前にはギルベルトの精悍な顔があり、普段見ているはずの顔が急接近したことで一瞬息を呑む。

 ギルベルトは表情一つ変えないまま悠護の胸元を掴むと、そのまま顔ごと首を軽く後ろに引き――


 バカンッ!!


 そのまま、頭突きが炸裂した。


「――っだ!!?」


 見事な頭突きかつギルベルトの石頭のせいで大ダメージを負った悠護は、額を抑えながらその場で転げまわる。

 心なしか彼の額から煙が出ているような気がする。


「~~~~ってぇな! 何しやがんだ!?」

「喝を入れただけだ。まったく、なんともだらしない顔しているな」


 痛みに耐えながら立ち上がる悠護が吼えると、ギルベルトはしれっとした顔で言った。

 突然の行動に心菜と樹が目を点にする中、ギルベルトは悠護の額を指で弾いた。


「痛っ」

「確かに桃瀬のことも、日向のことも心配している貴様の気持ちは分からんでもない。気にするなとは言えん。だが、今貴様が最優先するべきはこの場の鎮圧だ。日本を守る家の人間として生まれたならば、自国の安全を一番にしろ」

「それはっ……そうだけどよ……」


 ギルベルトの言ったことは正論だ。それくらい悠護だって理解している。

 自分は七色家の一つ『黒宮家』の次期当主、未来の当主としてこの事件を解決させる義務がある。

 だが、今の悠護には一刻も早く日向を助けたい気持ちと希美を止める気持ちが生まれていた。


 日向も希美も、簡単には切れない縁を持っている。もし自分のせいで日向が傷つき、希美が犯罪に手を染めたのならば、自分はその責任を取らなくてはならない。

 己の責任と次期当主の義務、同じなのに相反する気持ちが悠護の中で揺れ動いていたのを、この王子は見逃さなかった。


 イギリスという国を治める後継者として生まれたギルベルトは、その責任も義務も悠護に比べたらずっと重い。

 幼少期より帝王学を学び、本来ならばこんな極東の島国で学生生活を謳歌でできる立場ではなかった。

 日向を妃として娶るというふざけた留学理由だったが、王位に継げば永遠に学生生活を味わえない。だからこそ、彼は今を大切にしている。


 ここ数ヶ月でそれを知ってるせいで気まずい顔で黙り込む悠護を見て、ギルベルトはバシッと彼の背中を叩いた。


「って」

「まあ、今のはイギリス第一王子としてのオレが言ったものだ。友人として言ったならば、うじうじ悩むよりも、まず貴様の心に従って動け。希美を止め、日向を救う。それくらいしてから悩め、話はそれからだ」


 そう言ったと、ギルベルトはため息をつきながら悠護の頭をくしゃりと撫でた。

 たったそれだけの仕草で、胸の中にあったモヤモヤした気持ちが悠護の中から消える。


(そうだ、悩むのはいつでもできる。まずはやるべきとをやろう)


 頭突きされ、デコピンされ、背中を叩かれて、ようやく頭の中がスッキリした。

 先ほどよりもいい顔つきになった友人を見て、ギルベルトはふっと小さく笑う。


「行くぞ」

「ああ」


 たった一言交わした二人を見て、心菜と樹は嬉しそうに顔を見合わせるとそのまま二人の後を追った。



「ふふっ、未熟な人間の成長する姿というのは、いつ見ても楽しいわねぇ」


 そんな彼らのやりとりを、ビルの屋上にいるフォクスは幻覚魔法で姿を消しながら見ていた。

 椿の絵が描かれた金色の扇を口元で隠しながら、妖艶にくすくすと笑う。

 自分にはない未熟さは、いつ見ても余興として楽しめる。いつもなら自身の部屋で、遠見の鏡を使って眺めているのだが、こればかりは自身の目で見たかった。


「それにしても、あの子も上手くやっているようね。まあ、それくらいしないとあの槍を送った意味がないわ」


 フォクスが希美に送った氷槍《ブリュンヒルデ》。

 魔法と身体能力を強化させるだけでなく、彼女の精神を汚染し嫉妬と憎悪を増幅させる魔法を付与させた、フォクスのお手製魔導具。

 今の希美より、あの槍を手にする者はいないだろう。


「……でも、そう上手くいないのが世の常。少々、私も手を出しましょうか」


 そう呟くと、フォクスは優雅な足取りでビルを後にした。



 ところ変わって、『レベリス』本拠地。

 アヴェムは一人、頭を抱えて廊下をうろちょろ早歩きで回っていた。


(くそ、クソクソクソ! あの女狐、勝手な真似しやがってぇぇ……!?)


 フォクスが『駒』と選んだ桃瀬希美が、現在日向を負って犯罪を起こしている。

 主からの命令がないのに勝手な真似をした『駒』を見過ごした挙句、勝手に組織の魔導人形を大量に持ち込んだ肝心の狐女は、アヴェムが部屋に訪れた時にはすでに姿がなかった。

 いつもなら遠見の鏡でカウチに寝転がって見ているだけだったのに、よりにもよって今回は現場に出向いている。


 このことをすぐに主に報告したいが、報告したら自身に何か恐ろしい目が合うのではないかと思い込んでしまい足が思うように動かない。

 もし万が一、日向が死んでしまえば、『レベリス』は活動を中止し、時が来るまで身を隠し続けるだろう。


 一刻も早くこんな組織と縁を切りたいアヴェムにとっては、それだけは避けたい事態だ。


「あああでも、ここで迷ってるのは時間の問題だよな……。よ、よし、半殺しされる覚悟で主のところへ――」

「アヴェム」

「ぎゃああああああっ!!?」


 突然名前を呼ばれて悲鳴を上げるが、聞き覚えのある声にアヴェムはゆっくりと首を後ろに向ける。

 予想通り、主が紅いローブを着た姿で立っており、全身からは純白の魔力が僅かだか溢れ出ている。


(――あ、これ怒ってる)


 顔が見えなくても、ビリビリと感じる魔力のおかげで主が起こっているのを察する。

 ダラダラと汗を流しながら、「何かご用でしょうか……?」と震えた声で訊ねると、主は普段と変わらぬ態度で言った。


「ただちにレインボーブリッジに幹部全員を向かわせろ」

「えっ? それって……出動ってことですか?」

「そうだ」


 てっきりフォクスの行動について訊きに来たのかと思っていたために、今の命令はアヴェムにとっては予想外だった。

 だが主は平然とした態度で続ける。


「だが、相手にするのは魔導犯罪課ではない。あいつにつきまとっている連中だ。それ以外の戦闘は禁止する」

「で、でもたかが学生ですよ? 俺達にとってそんな強敵では……」

「――私の命令が聞けないのか?」


 ブワッ、と主の魔力が倍に溢れ出る。

 針どころか剣を全身に突き刺さる痛みを感じて、ひぃっとアヴェムは情けない悲鳴を上げた。


「いっ、いえいえいえいえいえいえ!! 今すぐ命令を果たします出しゃばり過ぎまてすみませんでしたぁぁぁぁぁ!!」


 後半涙目になって叫んだアヴェムは、足をもつれさせながら去っていく。

 慌ただしく走り去る部下の後ろ姿を最後まで見ないまま、主は顔を外に向けると小さく呟く。


「さて……今のお前達の力、どれほどのものなのか見せてもらうぞ」


 主が見つめる外は、相も変わらず美しい星々と三日月が出ていた。

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