あの日あの時

RI-NO

時間と共に…

休みの前の日で

実家でテレビを見ながら

つい寝てしまってた。

着信音が鳴りスマホを見るも

また眠りについた…


昼前に起きスマホを見ると

夜中の貴方からの着信と

もう1つ着信があった…

えっ!!下4桁に驚きどこの

警察からか分からないから

ネットで調べ折り返す。

向こうが電話出た時は

自分自身軽くテンパってて

何を言われたかは覚えてないが

担当の課へ電話を回された。

「〇〇…さんの彼女の〇〇…さんですか?」

「はい。そうですが…」

「今朝詳しい内容は言えませんが

逮捕し留置されてます。スウェット、

下着、歯ブラシ、可能であれば現金を

持ってほしいのですが…」

何でそうなったのか聞いても

全く教えてくれず取りあえず向かう事を

伝えすぐにお姉ちゃんに電話し

ついて来てくれる事に。

彼の家に行くと彼からの置き手紙

だけがあって捕まった時間、

だいたいどれくらいかなど書かれてた。

行く前の少しの時間で書いたのだろう…

彼の先輩に連絡すると朝電話があり

しばらく仕事に行けない事だけを

伝えられ切られたとの事。


警察署につき留置の差し入れする所に行き

差し入れを警察に渡しそして

書類記入しそこでも理由を聞いたが

教えてもらえず…

もし前の日電話に出てたら

何か聞けたかもしれない…

そうじゃなかったとしても

声は聞けてたよね…

こんな事になるなんて

想像もしてなかったよ…


夕方先輩から電話があり

彼の家賃などの支払いのお金の事は

気にしなくていいからこっちで

するから大丈夫。

また警察から連絡きたら

それをまた教えてとの事だった…


電話切った後、

急に涙が出てきて無気力だった…

まだ警察からは何の連絡もなく

いつになったら面会出来るのかも

全く分からない…

早く顔が見たい…早く声が聞きたい…

今は何もできないし、

どうしていいか分からないから

無気力の日々…


貴方は今この時何を思ってますか?

ただただ貴方に私は会いたいです。


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あの日あの時 RI-NO @niko8niko

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