25日目 発熱
コタンは朝から発熱していた。
会社に連絡したいが、
いや、正確なところを言えば、働けないほど発熱しているわけではない、というか、発熱している気がする、というか、このままいけば熱が相当上がってしまうのではないかという予感がする、というか。
コタンはベッドの上でごろごろしながら、時間が過ぎていくのをなすすべもなく時計をちらちら見ながら過ごしてしまった。
コタンが休みなので、ここで登場人物と用語の再確認をしておこう。
※1~11話まで
・コタン
魔法使い志望の若者。
・アムラト
コタンと同じ支社の上司。2
・ナトーク
どこかの支社の社員? 発言順が早いので、おそらく北の地方。
・本社の女魔法使い
・ムリエラ
コタンの隣に座っている
・ベレサ
コタンと同じ支社の事務員。中年女性。
・プロスペロ
ポイタイン支社のデザイナー。男。イケメン。
・トート・アモン
コタンが勤める会社の社長。いつもテンションが高く、声も高い。マイペースで気分の浮き沈みが激しい。サイコパス。
・ザルトータン
本社の
【
呪文書の写本(量産)が専門の職業。魔法は使えない。魔法使い志望の若者が多い。
【2
魔法使い。初級よりも上で、1級よりも下。新たな魔法を作り出すことができる者も多い。
【水晶玉】
コタンたちが仕事で使う
【魔筆や魔墨汁】
写本の道具。
【
魔術に関する道具。水晶玉もこれにあたる。
【
魔法の仕組み。簡単なものから大きなものまで存在する。
大がかりなものは複数の魔術師・
【
死霊術を得意とする魔法使い。ちゃんとした会社に勤めている者から野良のフリーランスまで王都に多数存在している。実力もピンキリ。
【
死霊術。魔道学校での正式な学問には存在しない。
【ネクティとSIJ】
どちらも【
【
社内で最高の魔道師・
【
呪文書を1から執筆できる能力を持つ職業。魔法が使える者も多いが、魔道の階級と直接の関係はない。
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