オタクが教える雑学ネタ！生物・科学・歴史、なんでもだあ！！

【若鶏って孵化して××日で出荷されちゃう！？ろ、ロリ過ぎるっ！？】

みんなはニワトリ好きか？

私は大好きだな。

可愛いし！

美味しいし！

安いもんなあー。

低カロリーなので、ダイエットにも良かったりするっ！！

プロテインは高いから鶏肉を摂るといい。

アミノ酸まで、分解されて摂取されるから。

どんな高級プロテインも鶏肉と栄養学的には全くもって効果は変わらんぞ。

宣伝は嘘ついてるだけだから気にするな。

何の効果もない。

まあ、ステロイド(筋力増強剤)入れちゃってるヤツもあったりするけどな！

コラーゲンで美肌を目指したいヤツも鶏肉を食べろ。

コラーゲンもアミノ酸まで分解されて吸収することになるから。

どんな高級コラーゲンも鶏肉も効果は変わらん。

コラーゲン信者は、コラーゲンよりは安いプロテインを摂るといい。

よりアミノ酸の量は多いし安価だし、栄養学的には全く同じものだぞ。

健康食品は非科学的な迷信だらけだから、どーかと思うものはたくさんある。

法律で禁止すれば良いのにと思いもするが。

それでメシ食ってるヤツもたくさんいるから、なかなか難しいんだろーな。

医学的な効果があれば、内科で処方するっつーの……。

医学的に効果が全くもって期待できない範囲の成分じゃないと、健康食品として売れないっていうルールがもうカオスってるよなー。

さて。

本題だ。

愛すべき食品である鶏肉だが。

若鶏のナニナニって商品が並んでるよな？

若鶏って。

何歳だと思う？

ちょっと切なくなるハナシだが。

ゼロ才だったりする。

若鶏にも色々と種類はいるが、孵化してから7週間ほどだ。

卵から出てきて一月半には、私たちに食べられてしまっているぞ。

何だかかわいそーじゃあるかもな。

家畜なんてものは、どうしたって切ない定めではある。

若鶏はどーしてこんなに早く出荷できるか？

品種改良と飼育環境の成果だな。

昔はエサに抗生物質を使っていた。

抗生物質ってのは、細菌をぶっ殺してくれるお薬だな。

ウイルスには効かんが、大腸菌とかにはとても有効に作用する殺菌の薬である。

これをエサに混ぜると？

腸内細菌が絶滅する。

腸内細菌は腸内に入ってきた栄養を、勝手に横取りして食べてる。

こいつらを消すとだ。

腸内細菌が消費してしまう栄養が、家畜の栄養になるため。

より家畜を早く太らせることが出来るわけだ。

だが、お肉に抗生物質というお薬成分が入ってることがあるから。

基本的に使わなくなりつつある。

効果的なんだが。

薬混じった肉なんて、ちょっとアレだろ？

気持ち悪がられる。

だから。

エサというより、飼育場所の殺菌用にそこら中に抗生物質をばらまいたりする。

中がダメなら外に使えばいいんだよって発想だな。

抗生物質は代表的なお薬だが。

じつは医療用で消費されるよりも、農林水産業で使用されるほうが多いんだよ。

林業にも使うぞ。

木についちゃう細菌をぶっ殺してくれるからだ。

細菌を排除すれば、家畜も野菜も杉さんも。

育ちがよくなる。

魚のエサにも混ぜると、腸内細菌の排除および病気予防になるため。

生産的には大きなメリットがある。

家畜は集団で飼育するから。

病原体の管理は重要なテーマであり。

抗生物質は家畜の生産に対して、非常に効果的だ。

とはいえ。

抗生物質に対するダメージそのものも家畜に与えることがある。

そのため。

それらをも排除すると、より有効に家畜を育てられるんだよ。

無菌空間を作り上げ。

そこで家畜とかを飼うと。

さらに早くなる。

抗生物質さえ使わないクリーン環境なら、最良だな。

高級養殖魚あたりは、無菌水槽で飼育して。

強力な成長速度を実現したりもしている。

そういう水槽で、温度や光などの刺激を与えて。

バカ食いさせてもいるからな。

なかなか、それはそれで残酷だったりもするよーな気がするんだが。

人類の食料問題を解決するためには、そういう方法も有効だな。

家畜の飼育方法ってのは容赦なくシステム的なんだよ。

そういう方針の努力により。

若鶏さんは一月半で出荷されていて、お安いのだ。