【ミステリーの王道ネタ!!青酸カリで人は……殺しにくすぎる!?】



みんなはミステリーとかサスペンス好きか?



私はそこそこ好きだな。



国産のより、北欧サスペンスとかが好き。



国産のは人情もの過ぎてるからなあ。



北欧サスペンスはファンタジーっぽさとか、社会性と混ぜてくれたりするから好き。



残酷さとかも丁度いい。



日本のは残酷さやクレイジーさが、演技臭すぎる気がして、乗れないところもある……。



変人すぎてて、一般人ぶれないから、クレイジーな犯人にほしい、身近な殺人鬼の雰囲気が足りない。



規制があるのかもしれないけどな。



フツーにしか見えないオッサンがド酷いキャラクターだったりするのが面白いんだが。



中年太りしてたりハゲてたり、愛嬌あるぐらいのオッサンがメチャクチャなドS殺人鬼って方が、クールで美形の殺人鬼より、『いそうで怖い感』があると思うんだけどな。



あんまり怖く作りたくないのか、カッコいい犯人作るべきってのが先走るのか。



まあ。



趣味の問題だから、色々あるだろーな。



個人的には稲垣吾郎さんに冷蔵庫開けて、その中身に「ただいま」って、いつもの笑顔で言ってみて欲しいなー。



悪役似合うとおもう。



さて。



本題だ。



青酸カリによる殺人ネタって、ミステリーでは王道だよな。



そのおかげで、変な知名度のある化合物じゃなかろーか。



この青酸カリ、毒殺ネタでよく使われてきたけど。



割りと毒殺に使いにくい……。



まず、毒性がすこぶる高いほどじゃないな。



フグ毒とかに比べるとはるかに弱毒だ。



タバコに入ってあるニコチンよりも、弱い……。



タバコ、からだに悪いなー、青酸カリより毒な成分が入ってるとか思うと、怖く聞こえるな。



吸わない方が、圧倒的に健康によいのだぞ。



さて。



弱い毒だから、殺人で使うときは、そこそこたくさん使用する必要がある。



でも、青酸カリってアルカリ性がスゲー高い。



お口に入れると金属っぽい味がしちまうし、口のなかに痛みが生まれる(毒物の主観的な印象は複数ある。試しに飲んでみるわけにもいかないしね♪)。



何かに混ぜて使用すると、まずいし口のなかに痛みが出る説もあるな。



食べ物にそんなもの混ぜてたら、吐かれたりしそうだよな。



少なくとも、食べた直後に「うぐ!!」って言いながら死んじまうことにはならん。



胃袋から肺に運ばれんと死なないしな。



そこそこ時間もかかるんだ。



じゃあ。



どーして青酸カリとかが有名な毒殺アイテムなのかと言うと。



自殺用アイテムとして有名だったからだ。



たくさん青酸カリを自ら飲んで死んでいった。



まず毒として有名になり。



新聞記事に載ってることで緊張感というかサスペンス感が出てきたわけだな。



そこから毒殺アイテムとして有名になっていったぞ。



いろんなサスペンスで使われたからってのもある。



現実的には毒殺に向かないポイントもある意味では使いやすい点だよな。



効果的な毒殺方法なんて宣伝しにくかろう。



あの辺りは規制されそーなポイントだ。



コンプライアンスは気にするからなー。



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