【アインシュタイン考案の冷蔵庫は理論的には水道水使ってマイナス100℃まで下がる!?で、でも、一台も売れんかったああああああ!?】


なあなあ、もちろんアインシュタインって知ってるよな!



……もし、知らなかったりしたら、本とか読む量を是非とも増やすべきだとは思うレベルには引くぞ……。



とにかく、あの有名なアインシュタインさまも、私のマストなアイテである冷蔵庫さんを、ひそかに考案していたんだ。



ていうか、作ってたーー!!



1927年だから、100年ぐらい前のハナシだな!



アインシュタインさまはアタマも良かったけど、善人なところもあったよーだ。



当時、多発していた冷蔵庫の死亡事故のニュースを知り、安全な冷蔵庫できんものかとクソ賢い天才頭脳を使ってくださったそーな。



ちなみに、死亡事故多発していたのは、冷蔵庫を冷やすために、猛毒のガスつかってて、それがときどき漏れていたからだ……。



何にでも苦労の歴史があるもんだな。



とにかく、アインシュタインさまは、こりゃいかん!と考えて、若手の研究者と手を組んで冷蔵庫の開発に乗り出した。



なお、すぐに出来た!



さすが、アインシュタインさまだよな!!



できたのは小型の冷蔵庫だが、水道水の流れる勢いを圧力の変化に使って、メタノールの蒸発を促進する仕組みだった。



かんたんに言えば、水道水さえつなげれば、その冷蔵庫はガンガン冷えた。



これ、なんと理論的にはマイナス100℃まで下がるけど、部品を完璧に隙間なく組み立てることは技術的に不可能だから、せいぜいマイナス10℃ぐらいが現実的な数字だった。



現代の冷凍室はマイナス18℃が基準だから、100年前に、しかも水道水なんかを動力にしてそこまで冷たくできれば十分すぎる。



この冷蔵庫、アインシュタインさまと若手研究者は売るつもりだったんだけども。



メチルアルコールも毒だけど、飲んだりしなきゃ即日ヤバイことにはならん程度のもんだから、普及すると死者は確実に減ったよな。



でも、当時のドイツの水道事情が条件に合わなかった。



なんというか水道から出る水の勢いが、まったくもって一定じゃなく、理論的に必要なレベルの数字に迫ることが出来なかった。



スゲー面白い発明だと思うけど、ザンネンなことに世の中には一台も出荷されなかった……。



そのあとはフロンガスが発明されて、それを主体にした冷蔵庫がメインになっていくわけで、アインシュタイン冷蔵庫なんか忘れ去られちまったんだ。



天才も色んなコトしてるよなーって、このハナシ聞いたとき、ちょっと引いちまった。



アインシュタインでもこんなだ。



世の中には上手いハナシなんてそーはなく、コツコツ働くしかねえっぽい。



……。



……。



い、いやだあ、楽して暮らしてえええええて!!



うう、私、鳥山明先生の養子とかになりたい!!



孫正義さんちでもいい!!



ゲイツさんとこのビルさんの養子でもいっこうにかまわんッッ!!



いくらでもゲイツって名字になりますうう!!!



……うう、でも、私、今日もゲームのシナリオ書く仕事もするううう!!



へ、へへ。



3日で一作つくるんだあああ……六万文字ぐらい書いてええ……アインシュタインさまあ、私に金くれえええ!!!




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る