【魚の目は良いらしい!釣糸なんて全部見られてるんだってよおおお!?】
目は大切だな!
PCとかスマホとか見まくってるせいで、私は自分の目玉のことが心配だ。
プルーベリージャムを食パンにつけて食べることも好きだぞ!
さて。本題だー。
魚って、とんでもなく目が良いんだぞ。
ものすごく細かいドット絵とかでも『違い』を見切る能力が人間よりも高い。
人間が区別できないレベルの似た絵でも、魚は区別しちゃえるわけだな。
さらには紫外線とかも感覚として捉えることが可能だ!
つまり、魚が見てる世界は、私たちが見れる世界よりもずっと色彩が豊かだと考えられている。
見える色も多く、細かな差も把握できるぐらい細部まで見えているわけだ。
その結果、魚釣りのための釣り糸って、魚からはモロバレしている。
エサには糸がくっついていることなんて、魚には最初から見破られているんだぞ。
だから、釣り針に引っかかり生き残った経験を持つ魚は学習して食いつかなくなる。
糸がついてるものは怪しげなエサだと分かるからだ。
……もしかすると、釣られる仲間の魚を目撃するだけでも学習しているのかもしれんな。
撒き餌によって来て、ためらうことなくバカ食いする魚たちも、怪しい糸つきのエサには全くかからない。
その時点で釣り針つきのエサはおかしいとモロバレしてることの証拠な気もする。
確かめる実験を作るのが難しそうだが、仲間の悲惨な末路から学習することがありえてもおかしくはない。
見えているし、記憶力も少しはある生き物だ。
さて。
糸がついていることが分かっていても食いついてくる理由のひとつは、怪しかろうともお腹が減っているからだな。
よほど空腹なのか、食いしん坊かアホな魚しか釣れていないのかもしれん……。
だが、食欲だけを狙うのが釣りじゃないのだ。
鮎の友釣りも有名だな。
友って書いてあるけど、仲良くないハナシだから注意だ。
囮の鮎に針つけて、他の鮎がいる場所に離す。
そうすると自分の縄張りに侵入して来たと勘違いした鮎が、追い出そうと尻尾の近くを攻撃しにくる。
その結果、そこらにつけていた針に引っかかって釣れるわけだ。
友釣りは友情なんかゼロの罠だな。
不法侵入者を攻撃しに行ったら罠にかかるという、高度な罠だというデザインに気づいたら、サド気の強い子は鮎釣りに目覚めるかもしれんな!
食欲ではなく、敵意を利用した罠なのだ……背徳的だな!!
罠の針も見破られているだろうが、怪しさよりも攻撃性が勝つ。
あるいは縄張りにある卵を守ろうとするアットホームな愛情かもしれないけども……( ;∀;)
生物の本能を利用したタイプの興味深い釣り方だから、興味がわいた人は試してみるとよいと思うぞ。
罠とは何たるかを知れるな。
狙うのは理性による理論武装の防御を越えたトコにある本能だ。
最高の罠とはバレているのに機能するものなのだと学べるぞ!
ちなみに。
私は釣りにも鮎にも、それほど興味はないから別に友釣りに興味はない。
魚については、食べることよりも習性の方にワクワクを感じるタイプの子だ。
でも、ツナマヨは好きだぞ!
好きなエサのことだから、何度だって言う!
私はトロよりツナマヨのおにぎりに釣られやすいのだ!
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